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子猫を操作して建設中の高層ビルから地上を目指すアクションゲーム『Only Way is Down』開発中。繊細なミスが命取りになる、こころ「アッたまる」タイプの『Only Up!』ライクな作品

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デベロッパーのJilted Generation Productionsは、猫として建設中の高層ビルから下降し、地上を目指すゲーム『Only Way is Down』を開発中だ。

本作の体験版はインディーゲームの体験版が一挙に公開されるSteamのイベント「Steam Nextフェス」にあわせて公開されている。配信期間は不明だが、イベントが終了する6月18日の午前2時までに配信が終了する可能性もある。

『Only Way is Down』は建築資材のうえで昼寝をして建設中のビルの最上階に取り残された猫となり、地上を目指すアクションゲームだ。プレイヤーは滑らかに動くモフモフとした猫を操作し、ジャンプ、ダッシュを駆使して巧みに足場を渡り歩いていく。

なお、操作する子猫は一定以上の距離を落下すると力尽きてしまう。そのため、猫が力尽きない高低差を上手く選択する必要がある。また、猫の動きや胴体の当たり判定が繊細であるため、ふとしたタイミングで落下する危険性もある。愛猫家の方、微調整が命運を定めるタイプのアクションプラットフォーマーが苦手な方は注意されたい。

いっぽう、本作では力尽きてしまってもスムーズに再挑戦できるため、サクサクとゲームをプレイすることもできるだろう。マップ内には足場にできるクレーンなども存在し、ユニークな足場を活用したアクションもできる。

ステージ外の景観も3DCGで表現され、連続して失敗した際にはビル街を眺めて一度落ち着くこともできそうだ。また、トレーラーでは子猫の見た目が黒や白などに切り替わっている描写が確認でき、実際に公開されている体験版でもスタート画面で猫のビジュアルを変更できた。いわゆる『Only Up!』を踏襲したシンプルな作品だが、上質な猫のアニメーションをはじめ、ゲームとしての基本的な設計を充分に用意した作品として期待したい。

興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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