任天堂は8月29日(木)、35年ぶりのシリーズ完全新作となるアドベンチャーゲーム『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』の発売を開始した。価格はダウンロード版が6500円(税込)、パッケージ通常版が6578円(税込)、パッケージ・コレクターズエディションが9878円(税込)。また、ニンテンドーカタログチケット対象作品である。
同日、『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』のオリジナルグッズが任天堂公式ショップとマイニンテンドーストアにて発売開始した。作中に登場する「笑み男」をモチーフにした「トートバッグ」「ラバーマスコット」が販売される。
『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』は「ファミコン探偵倶楽部」35年ぶりのシリーズ完全新作となるアドベンチャーゲーム。以前、任天堂は「笑み男」という謎の動画をウェブサイトを公開し話題になっていた。
物語は、ある朝地元の男子中学生の絞殺死体が発見されたことから始まる。彼の亡骸には、不気味な笑顔が描かれた紙袋が被せられていた。その姿は、18年前に起きた「連続少女殺人事件」の被害者と同じだった。
そしてこれらの事件は「笑み男(えみお)」という都市伝説によく似ているという。空木探偵事務所は総力をあげて、この奇怪な事件に挑む。
プレイヤーは、「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの操作コマンドを選択してストーリーを進めていく。豊富なアニメーションやフルボイスの会話シーンなどによる没入感のある演出がされている。
なお、体験版である「事前合同調査」も配信されている。こちらはソフトの発売に先駆けて、全3章が日時を分けて配信されたもので、体験版のデータを製品版に引き継ぐことも可能だ。
今回発売された『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』のオリジナルグッズは、作中に登場する「笑み男」をモチーフにした「トートバッグ」「ラバーマスコット」の2種類。どちらも「笑み男」の怪しい微笑みが特徴的だ。また、「笑み男」と子供らしき人物のシルエットがデザインされた「Tシャツ」を近日販売予定とのこと。