Frontier Developmentsは10月15日(火)、『プラネット ズー』に「マヌルネコ」を始めとする7種類の動物が追加されるDLC「Zookeepers Animal Pack」を配信開始した。
これに伴いゲーム本編が65%オフの税込1662円で購入できるお得なセールも開催している。「Zookeepers Animal Pack」については税込1010円だ。
『プラネット ズー』は自然豊かな平原で理想の動物園を作ることが出来るサンドボックス形式のシミュレーションゲームだ。プレイヤーは土を掘って湖や川を作ったり、パーツを配置したりし、思い描く動物園を制作していくことになる。
本作は動物の作り込みが凄いことで知られており、ライオンやゾウなど登場する動物いずれも一頭一頭、見た目や性格が異なる。これらの動物をプレイヤーの手で好き勝手配置するわけだが、だからといってお気に入りの動物だけを配置していても「統一感のない動物園」として客足は減ってしまう。
本作では展示の配置で変化するパラメータなどもあり、集客率を意識した配置も重要になってくるようだ。
今回配信された「Zookeepers Animal Pack」については主にユーザーからの追加の要望が多かった「マヌルネコ」「マントヒヒ」「マーコール」「メガネグマ」「ケヅメリクガメ」「キルクディクディク」「コクレルシファカ」というユニークな動物を7種類追加。
さらに、ピクニックベンチや花の装飾、目を惹く旗飾りといった95種類以上の景観ピースが追加されたことにより、より華やかな理想の動物園制作が可能になった。
ちなみに今回追加された動物の中で最も馴染み深い動物を挙げるのであれば「マヌルネコ」だろう。マヌルネコは標高が高く岩場の多い草原やステップに生息し、約600万年から姿が変わらない「世界最古のネコ科」として知られている動物。
そんなマヌルネコには全世界にファンが多く、ふわふわしてそうなまん丸なフォルムとは裏腹にヌルっとした緩急のある動きで獲物を捕獲する様子がいわゆる「ギャップ萌え」として人気を博している。実際、日本では全国7箇所の動物園でマヌルネコを見ることができ、なかでも「那須どうぶつ王国」で飼育されているボルくんとポリーちゃんはアイドル的な人気のあるマヌルネコだ。
動物園の公式YouTubeでは「マヌルネコのうた」と呼ばれる楽曲も投稿されており、記事執筆時点では460万回再生を超える人気っぷりを見せている。
しかし、マヌルネコは高地という病原菌が少ない環境で生息しているため免疫力が低く飼育することは困難とされており、人工による繁殖も難しい動物としても知られている。
そのため、ファンの中でマヌルネコは「眺めて愛でる」という文化が常識となっており、このたびのDLC「Zookeepers Animal Pack」で自分の手でマヌルネコを飼育できることはファンにとって非常に嬉しいニュースであった。
現在『プラネット ズー』は10月29日までの期間、65%オフの税込1662円で購入可能だ。さらに、今回配信された「Zookeepers Animal Pack」を除くDLCについても各種セールを実施中なため、好きな動物がいれば本編と合わせて購入を検討してみてはいかがだろうか。