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『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が発売後わずか5日で「258万本」出荷されたと決算発表で判明。一方、『ティアキン』やマリオ映画が大ヒットした前年同期比では落ち着いた結果に

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任天堂は11月5日(火)、同社の2025年3月期における中間決算(2024年4月から9月)を発表した。本発表のなかでは、9月26日に発売された『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』について、集計期間内の5日間で258万本を販売したことが伝えられている。

【更新 2024/11/05 22:30】記事初版にて販売本数に対する経過日数を「発売から約40日で」と記載しておりましたが、今回発表された中間決算は「2024年4月1日から9月30日まで」を集計対象とするものであり、正しくは「発売から5日間」です。訂正のうえお詫び申し上げます。

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(画像は株主・投資家向け情報:決算発表・IRイベント 2025年3月期 第2四半期決算発表決算説明資料(pdf、ノート付)より)

発表によると、2025年3月期の中間における任天堂の売上⾼は5232億円、営業利益は4852億円となっており、いずれも前年の同期比では大きく減少している。

説明資料では、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の公開や『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売が影響した前期同期と比べて特殊な要因がなかった点や、Nintendo Switchが発売8年目を迎えたことを減少の主な要因として挙げている。

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(画像は株主・投資家向け情報:決算発表・IRイベント 2025年3月期 第2四半期決算発表決算説明資料(pdf、ノート付)より)

また、Nintendo Switchファミリー本体の販売台数も前年同期比で31.0%減となる472万台となっているが、同年度の第1四半期(4月から6月)と比べた際には、特別仕様の「Nintendo Switch Lite ハイラルエディション」やゲームソフト同梱版の販売によって前四半期の販売台数を上回ったようだ。

上記のほか、説明資料のなかではダウンロード・直販での数を含むセルイン販売本数として、9月26日発売の『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が258万本と記録されている。

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が発売後わずか5日で「258万本」出荷されたと決算発表で判明_003
(画像はゼルダの伝説 知恵のかりもの | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

加えて、5月に発売された『ペーパーマリオRPG』は194万本、6月発売の『ルイージマンション2 HD』は157万本を記録しており、2025年3月期の中間におけるミリオンセラータイトルは、任天堂ではないソフトメーカーの3本を含めて計9作品となったようだ。

なお、今回の決算発表にともない、任天堂は通期の業績予想とNintendo Switchファミリー本体・ソフトウェアの販売数予想を下方修正している。詳細情報に関心のある方は任天堂の公式IRサイトから目的の発表資料を参照されたい。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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