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高評価RPG『バルダーズ・ゲート3』に12種のサブクラスが追加される大型アプデが配信決定、2025年1月にストレステストを実施予定。Steamでは20%オフのセールも開催中でお得にプレイ可能

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11月28日(木)、『バルダーズ・ゲート3』のSteam公式コミュニティの告知にて、今後のアップデートでクロスプレイやフォトモード、12個の新たなサブクラスが実装されることが告知された。公式SNSの投稿によると、2025年1月ごろにパッチ8のストレステストが実施される予定のようだ。また、Steam版はDLCも含めて20%オフのセールも開催中だ。

配信が決定したパッチ8の中でも特筆すべきは、既存のバード、バーバリアン、クレリック、ドルイド、パラディン、ファイター、モンク、レンジャー、ローグ、ソーサラー、ウォーロック、ウィザードの基本クラスに新たに12個のサブクラスが追加される点だろう。

パッチノートによると、バードの新たなサブクラス「College of Glamour」では、バードが仲間を癒やす力と敵を操る能力が得られるという。また、「Mantle of Inspiration」を用いて仲間に一時的にヒットポイントを与え、敵が攻撃してきた場合には魅了してコントロールすることもできる。

バーバリアンのサブクラス「Path of Giants」では、巨人の力を手に入れてほかのプレイヤーキャラクターや敵を投げ飛ばすことができるようになる。また、筋力とサイズが著しく増加する。

クレリックのサブクラス「Death Domain」は、死をつかさどる神に仕える特殊なクラスとなり、死者にまつわる魔法に特化した呪文が使用できる。一例として、付近の死体を爆発させて敵にダメージを与える能力が追加される。

ドルイドのサブクラス「Circle of Stars」は、星々の力を借りて3つの形態を使いこなし、ドラゴンに変身することもできるようになる。それぞれのスタイルが異なる能力をもっている。パラディンのサブクラス「Oath of the Crown」では、仲間の支援したり、ダメージを吸収しつつ仲間のHPを回復することができる。

ファイターはのサブクラス「Arcane Archer」は、主に近接攻撃を主体に使われているファイターを魔法と弓の使い手にすることのできるクラスだ。敵に精神的なダメージを与える新たな攻撃能力を獲得できる。

モンクのサブクラス「Drunken Master」は、酒を飲んで気力を回復させたり、キャラクターは酔っ払いながら敵にさまざまな物理・魔法ダメージを与える能力を持つ。酔っぱらうことでスキルを放つ、いわゆる“酔拳”のような戦い方が可能なのかもしれない。

レンジャーのサブクラス「Swarmkeeper」では、3種類のスウォーム(Cloud of Jellyfish、Flurry of Moths、 Legion of Bees)を使いこなすことで、戦闘で有利な位置についたり、テレポート能力を駆使して戦える。

ローグのサブクラス「Swashbuckler」では、キャラクターが海賊スタイルで戦うことができるようになる。敵を目潰しするといったヒールプレイや、敵の武器を解除させる能力を持っている。

ソーサラーのサブクラス「Shadow Magic」は、影の中を歩く能力や暗闇にまつわる強力な魔法を使えるようになる。Hound of Ill Omenを召喚して敵を追い詰める能力も有している。

ウォーロックのサブクラス「Hexblade」は、Shadowfellの存在と契約を結んだキャラクターが魔法武器を駆使して敵の魂を使用して召喚を行い、戦闘を有利に運べる。また、ウィザードのサブクラス「Bladesinging」は、剣術と魔法を組み合わせたクラスで、敏捷性を高めたり、耐久力を強化する新たな能力を獲得できる。

また、アップデートされる内容の中にある他機種とのクロスプレイの対応もはずせない。パッチ8が配信されたら、PS5、Xbox、PC版などそれぞれのユーザーがクロスプラットフォームでのプレイに対応する。

さらに、パッチ8ではキャラクターに50以上のポーズをとらせたりしながら自由に写真撮影ができる「フォトモード」も実装される。画面のズームインやアウトも可能で、指定したキャラクターのみ見えなくするような細かな設定もできるようだ。

フォトモードでは、カメラの位置を決定したらレンズ設定で「視野」「露出」「焦点距離」などを調整可能で、キャラクターにポーズをとらせたりアニメーションを設定してお気に入りの一枚を撮影可能となる。

『バルダーズ・ゲート3』は、Divinity: Original Sin IIなどプレイヤーの選択により展開が変化する自由度の高い作品を手がけた実績のあるLarian Studiosが開発したRPGだ。

収録されたテキスト数はリリース時でも600万文字(英語版)を超え、エンディングは1万7000通りにものぼる圧倒的なボリュームを誇る作品で、プレイヤーの選択ひとつひとつがその先の展開に影響を及ぼす大河ドラマ的な作品となっている。

本作の世界設定はTRPGの先駆者的な存在である『ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下、D&D)』第5版が基になっており、プレイヤーが作成できる主人公はエルフやドワーフなどファンタジー世界特有の種族から選択し、性別、見た目、クラスなど細かに設定することが可能だ。また、フィールドではダイスロールを用いた判定などの演出も含め、『D&D』に準拠して制作されている。

本作は最大4人までのマルチプレイで遊ぶことも可能で、ひとりは前衛でメンバーを守る戦士、ひとりはローグとしてトラップや鍵開けの達人として、ひとりは多数の呪文を操る魔法使いなど、それぞれが役割分担をしてゲームをプレイすることもできる。

ストーリーとしては、主人公は他者の精神を操る危険な種族「マインド・フレイヤー」の幼生を脳内に埋め込まれるシーンから始まる。主人公は脳内に埋め込まれた幼生を除去するため、壮大な冒険へと出発する。

道中で知り合ったキャラクターは仲間としてメンバーに加わることもあり、選択次第では恋愛(肉体)関係になったり、時に敵対することもある。

『バルダーズ・ゲート3』の大型アップデートであるパッチ8は2025年1月ごろにストレステストが実施される予定だ。PC(Steam)版は20%オフのセールも開催中なので、本作が気になっている方はぜひストアページをチェックしてみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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