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とにかくやれることが多いMMORPG『The Quinfall(クインフォール)』2025年1月24日に早期アクセス版が配信決定。マップは約2016㎢と意味のわからない広さで期待大。戦闘、海戦、採取、建築、ギルド、ダンジョンにワールドレイド、キャラバンや酒場などの店舗経営まで楽しめる

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12月14日(土)、トルコを拠点とする開発会社Vawraek Technologyは、フィールドの大きさが合計2016平方キロメートルと謡われるMMORPG『The Quinfall(以下、クインフォール)』の早期アクセス版が2025年1月24日(金)にPC(Steam)に向けてリリースされることを発表した。また、同日にゲームプレイ映像も公開された。

Steamストアページによると、早期アクセス版としてリリースする理由としてプレイヤーからのフィードバックをもとにコンテンツを改善し、新たな要素を追加したいとのこと。早期アクセス期間は約6カ月を予定しており、期間中にコンテンツや新機能が追加されるにつれて価格が引き上げられる可能性もあるという。

本作は、広大な大地「クインフォール」の運命を握る「呪われた王冠」を巡るメインストーリーが用意されたオープンワールドサンドボックスMMORPGだ。プレイヤーは自身のキャラクターを作成し、四季に適応した異なる環境をもつ5つのフィールドを舞台に自由に冒険できる。

以前、開催されたクローズドβ版に筆者が参加した際の体験を一部紹介すると、最初にキャラクターを作成してチュートリアルが終わると、メインクエストを受注してフィールドを先に進む以外は全ての行動が自由となる状態だった。

この手の自由度の高いゲームで気になる点といえば対人戦要素だが、本作はPVEエリアとPVPエリアが点在しており、マップで確認しながらPVPエリアを避ければ不要な争いは避けられるという仕様だ。もしくは、サーバーそのものが全てPVPという仕様のものも用意されているので、むしろ戦いたいという人も楽しめるようになっていた。

スタート地点は平原、荒野、ジャングル、北国などいくつかある場所から選択可能で、自身に永続的にかかる経験値やダメージ上昇バフを選ぶこともできた。選べるバフは戦闘、採取などさまざまで、自分のプレイスタイルに合わせて選ぶとよいだろう。

また、本作はMMORPGの中でもとにかく「やれることが多い」点が特徴だ。筆者が体験したものを一部挙げると、ギルドの設立、戦闘、水泳、採取、採掘、料理。搭乗できるマウント・ペットの飼育。家屋の設計、建築といった生活要素だ。

また、専用エリアでのPVP、定期的に発生するアリーナでのPVPイベント(報酬付き)、街では定期的に更新されるデイリー・ウィークリークエストも受注でき、自分の手に入れたアイテムの販売、もしくは購入も可能だった。

クローズドβ版だとしても本作はあまりにもボリュームが多く、体験できなかった要素を挙げるとすれば船を用いた海戦、キャラバンでの交易路システムや装備品クラフト、自身で酒場などの店舗を経営し、スタッフを雇用して経営する要素や、カードゲームなどのミニゲーム、攻城戦などが挙げられる。

PV映像にあるような、ダンジョンアタック、クラーケン(のようなクリーチャー)との激闘やワールドボスを相手にした多人数参加型PVEには参加できなかったが、早期アクセス版では遊べることを願うばかりである。

『The Quinfall(クインフォール)』2025年1月24日に早期アクセス版配信決定。とにかくやれることが多いMMORPG_009
(画像は『The Quinfall』のSteamストアページより)

なお、本作で使用できる武器は多彩で、剣と盾、両手剣、斧(デュアルアックス)、ダガー(デュアルダガー)、ウォーハンマー、弓矢、クロスボウ、杖(魔法攻撃型)、回復杖の9種類だ。

それぞれの武器に大きく分けて2つのスキルツリーがあり、使い込むことでさまざまなスキルを習得できる。使用感を挙げるとすれば、クローズドβ版で筆者は弓矢を使用したが、先んじてトラップを仕掛けて敵を弓矢で引き付け、爆弾罠にしかけることで戦闘開始から大ダメージを与えてアドバンテージを得られる戦闘スタイルが確立できた。

もし、仲間と冒険するのであれば、それぞれ違った武器を使用して個性を出していくのもおすすめだ。

『クインフォール』の早期アクセス版は日本時間で2025年1月24日(金)にPC(Steam)に向けてリリースされる予定だ。本作が気になった方は、ぜひストアページからウィッシュリストに追加してみてほしい。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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