エレクトロニック・アーツ(以下EA)は、自社が提供していたPCゲーム用プラットフォーム「Origin」のサービスを、2025年4月17日に終了することを発表した。公式のサポートページで伝えている。
それに伴い、公式では同社の最新プラットフォーム「EA app」へ移行するよう告知されている。
「Origin」は、EAにより2011年から運営されていたPCゲーム用のプラットフォームだ。ゲームのプレイや自動ダウンロード・アップデートなど基本的なクライアント機能を備えるほか、EAが扱うゲームタイトルをOriginのストア上で販売していた。
その後は、Originよりも高速で軽量なクライアントを目指して開発された「EA app」が2022年より正式提供開始。Originとの置き換えが発表されていた。
今回のサポート終了について、公式では理由を「MicrosoftとAppleの32bitソフトウェアのサポート終了に伴うもの」としている。EA appは32bit版のOSに対応しておらず、ゲームをプレイするには64bit版のOSにアップグレードする必要がある。
なお、EA appへはOriginと同じアカウントでログイン可能。所持していたゲームやプレイ時間、クラウドに保存したデータなどがすべて転送されるとのことだ。まだ移行を済ませていない方は、これを機にEA appへの切り替えをしておこう。