DeNAは、2月7日(金)に開催した2025年3月期 第3四半期の決算説明会にて、2024年10月に配信した『Pokémon Trading Card Game Pocket(以下、ポケポケ)』の影響でゲーム事業のセグメント利益が前年同期比で約8126%増の210億2600万円になったと伝えた。
発表によると、2025年3月期 第3四半期(2024年4月~12月)におけるDeNAの売上収益(IFRS)は前年同期比で12%増の約1167億円となった。また、前年同期に約276億円の損失を計上していた営業利益(IFRS)については、約210億円の利益を計上している。
内訳として、ゲーム事業では2024年10月に配信された『ポケポケ』がリリース約2ヶ月で全世界累計6000万ダウンロードを突破。月額制サービス「プレミアムパス」についても従来の取り扱いタイトルと比べて継続率が高く、今回のセグメント利益の大幅増にもつながったようだ。
上記を含む各セグメントの推移を受けて、2025年3月期の連結業績に関する見通しは「合理的な数値の算出が困難であるため」開示を見合わせている。
一方ゲーム事業では、第4四半期に新規タイトルの予定はないものの「前期比で大幅な増収・増益」の見通しとなる旨を伝えているようだ。