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『マーベル・ライバルズ』ゲーム・レベルデザイン専門の米開発チームがレイオフされたとの報告。ディレクターがSNS上で対象になったスタッフの新たな職を求める

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日本時間の2月19日(水)、話題の人気作『マーベル・ライバルズ』(Marvel Rivals)の開発ディレクターらが、自身と米国にある彼のチームがNetEase Gamesにより解雇されたと職業特化型SNS「LinkedIn」にて報告した。

レイオフの対象になったと見られるタデウス・サッサー(Thaddeus Sasser)氏は、2023年1月から『マーベル・来バッルズ』の開発に参加。米国シアトルに立ち上げられた、ゲームとレベルデザイン専門のチームを率いて、2年2ヶ月にわたりNetEase Gamesと制作を続けてきたという。

サッサー氏は開発ディレクターのひとりであり、表立ってゲームの顔役としてファンと接してきたわけではないが、好調だった本作における突如のレイオフのニュースは驚きを持って、海外のSNSコミュニティや「ResetEra」などのフォーラムで受け止められている。

記事執筆時点では、NetEase Gamesや『マーベル・ライバルズ』公式アカウントが表立って本件について触れている様子はなく、サッサー氏もレイオフの理由については語っていないため詳細は不明。サッサー氏はLinkedInで仲間のスタッフたちをひとりずつ紹介し、新たな求人に繋げようとしているようだ。

サッサー氏はLinkedInにて、「この業界は本当に変だ」とコメント。『マーベル・ライバルズ』が非常に成功していること、自身のチームが才能にあふれた人員ばかりであることを説明した上で、「まあ仕方がないね!どこも厳しい時代だ!」と続けた。レイオフに関してはそう納得した上で、新しい職を見つけて「食べていかないとだよね? :D」と仲間を紹介している。

またサッサー氏だけでなく、レベルデザイナーのジャック・バロウズ(Jack Burrows )氏も「LinkedIn」で同様のコメントを投稿。NetEaseにより『マーベル・。ライバルズ』の開発チームがレイオフされた件に触れ、仲間たちたともに働くことができて嬉しかったと続けている。

海外メディアKotakuは、過去にRockstar Gamesやセガ、Naughty DogやRespawn Entertainmentで開発経験があるベテランデザイナーのDel Walker氏のコメントに触れた。氏は「理解できない」とした上で、現在もっとも成功しているLIVEサービス型の作品でなぜレイオフが起きるのかと疑問を呈している。

編集者
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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