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「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」はDLSSとレイトレーシングに対応とNVIDIAが正式発表。専用のRTコアとTensorコアを備えたNVIDIA社製GPUを搭載し、Nintendo Switchと比較したグラフィックパフォーマンスは10倍に

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NVIDIAは日本時間4月4日、公式サイトを更新し、任天堂の次世代ゲーム機「Nintendo Switch 2」 搭載のカスタムプロセッサーに、専用のRTコアとTensorコアを備えたNVIDIA社製GPUを搭載していることを発表した。

これとあわせ、RTコアによるリアルタイムのレイトレーシングと、TensorコアによるDLSSへの対応も明らかにされている。

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(画像はNVIDIA公式サイトより)

発表によれば、Switch 2に搭載された新しいRTコアにより、リアルタイムのレイトレーシングに対応。リアルな照明、反射、影によって、より没入感のある世界を実現するという。

またTensorコアは、Deep Learning Super Sampling(DLSS)などのAIによる機能を支え、画質を損なうことなく解像度を高め、より鮮明に細部を表現する。これらの技術が搭載されたNintendo Switch 2は、Nintendo Switchの10倍のグラフィックパフォーマンスを備えているという。

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(画像はYoutube「ゲームチャット 紹介映像」より)

さらにTensorコアは、ビデオチャットなどにおいてAIを活用した顔の追跡、背景の除去も可能にしているという。

おそらくこれは、先日の発表の中であった「ゲームチャット」機能のこと。公開された映像の中では、カメラで撮影した人物が綺麗に切り抜かれているのが確認できた。NVIDIAが提供するTensorコアのパワーは、こうしたSwitch 2の目玉機能にも活用されているということだろう。

さらに発表の中では、本機の携帯モードにも言及。NVIDIA G-SYNCによる可変リフレッシュレート(VRR)により、非常にスムーズでティアリングのないゲームプレイが保証されるとのことだ。

ライター
物心ついたころからFFとドラクエと共に育ち、The Elder Scrolls IV: オブリビオンで洋ゲーの沼にハマる。 ゲームのやりすぎでセミより長い地下生活を送っていたが、最近社会にリスポーンした。 ローグライクTCG「Slay the Spire」の有志翻訳者。
Twitter:@Gre_zzz

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