Amazonにて、Kindle版『ジャンケットバンク』1巻~17巻が50%ポイント還元となるキャンペーンを実施している。最新18巻も23%ポイント還元となっており、全巻購入で1万2381円のところ6001ポイント還元とお得に購入可能だ。期間は4月18日まで。
『ジャンケットバンク』は、「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の田中一行氏による作品。表向きは普通の銀行でありながら、その地下では巨大な賭場を運営しているという「カラス銀行」が舞台のギャンブルマンガだ。
主人公の一人は、銀行員の御手洗 暉(みたらい あきら)。書類を一目見るだけで経理ミスを発見するなど、類稀なる計算能力を持つ優秀な銀行員だが、ミスをしないように過ごすだけの毎日を、圧倒的に退屈と感じていた。
そんなある日、御手洗は突然、行内の賭場とそれに参加するギャンブラーを管理する「特別業務部審査課」、通称「特四(トクヨン)」への異動を命じられる。
人間の狂気と欲望が渦巻く銀行賭場。御手洗の前に現れたのが、もう一人の主人公である謎多き天才ギャンブラー・真経津 晨(まふつ しん)。彼の戦いに目が奪われた御手洗は、彼の「担当行員」としてより深くギャンブルの世界に足を踏み入れていく。

本作の魅力は、登場人物たちの強烈なキャラクターと、ギャンブルにおける心理戦だ。本作の序盤では圧倒的な強さを見せて登場した真経津だが、実は彼よりも読み合いに長ける対戦相手は数多く登場する。
そんな相手に対し、裏をかいて読みを外したり、ルールの穴を突いたりと、さまざまな盤外戦術も駆使しながら、真経津はギャンブルに辛勝していく。正面から読み合いで圧倒的に勝つ、というようなシーンはほとんど見られない。
ゲームのペナルティによる負傷や服毒も厭わず、時にはその姿をも布石にするなど、常軌を逸した戦い方をする真経津。ボロボロ・血だらけになりながら勝利することも多いため、読者からはその耐久性を指して「タフツさん」と呼ばれることもある。

また、本作の狂言回しである御手洗も、物語が進むにつれ、ギャンブラー達に負けない異常性を見せていく。信仰ともいえるほどに真経津に魅了されている彼だが、担当行員になった理由は、「彼の死に様を傍で見たい」という歪んだ欲望から。一部の読者からは、作中一番の狂人と推す声もあるほどだ。
(画像はYouTubeより)
くわえて、真経津の対戦相手として登場するギャンブラーたちも曲者ぞろい。真経津に敗北したあと、そのイジラレキャラと類まれなる成長で読者の人気を集めた獅子神敬一や、趣味の手術で文字通り腹を割いて人間を観察する医者、村雨礼二など、強烈な個性を持つキャラクターたちが続々と登場し、目が離せない。
Kindle版『ジャンケットバンク』の最大50%ポイント還元のキャンペーンは、4月18日まで。なお、予告なく変更・終了することがあるので、購入の際は最新のポイント還元額を確認してほしい。