任天堂は5月8日、2025年3月期の決算を発表し、公式IRサイトにて決算説明資料を公開した。
資料によれば、2025年度の売上高は、前年比30.3%減の1兆1649億円、営業利益が46.6%減の2825億円となった。一方で2026年度の業績予想は、売上高を63.1%増の1兆9000億円、営業利益を13.3%増の3200億円と発表。6月5日発売予定のNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)について、本体1500万台、ソフトウェア4500万本の販売数を見込んでいる。


売上高のうち、Switch本体とソフト、周辺機器などを含む「ゲーム専用機」セグメントは 1兆835億円(▲30.9%) と前年からほぼ3分の1縮小し、全体減収の約9割を占めた。


2026年の連結業績予想については、売上1兆9000億円(+63.1%)、営業利益3200億円(+13.3%)と発表 。6月発売の「Nintendo Switch 2」と大型ソフト群が牽引すると見込んでいる。
2026年の予想販売数量は、Nintendo Switch 2本体が1500万台、ソフトウェアは4500万本。一方で、前世代Nintendo Switchについては、本体が58.3%減の450万台、ソフトウェアが32.4%減の1億500万本を予想している。
なお、米国でトランプ大統領が4月2日に発表した相互関税の影響については、「2025年4月10日(米国東部時間) 時点で課された税率が通期にわたって維持される前提で連結業績予想および予想販売数量を作成しています」としている。