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『GTA6』発売延期は“痛手”だが「完成度の高さを追求する」ため決断。Take-TwoのCEOが海外メディアに語る。「ロックスターが制限なく創造的なビジョンを達成するため」ともコメント

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5月16日(金)、米IGN『グランド・セフト・オート』シリーズを手がけるロックスター・ゲームスを子会社とするテイクツー・インタラクティブのCEOであるStrauss Zelnick氏にインタビューを行い、新作『グランド・セフト・オートⅥ(以下、GTA6)』の発売延期について質問を投げかけた。

Zelnick氏は、「延期は苦しい。苦しまないはずがない」としつつも、2026年に発売する理由として、「ロックスターが“制限なく創造的なビジョンを達成するため”である」と主張した。

IGNのインタビューの中で、Zelnick氏は「今回の場合、ごくわずかな追加の時間で、ロックスターゲームスが制限なく創造的ビジョンを実現できると判断しました。そしてもちろん、私はそのアプローチを支持しました。」とコメント。完成度の高さを追い求めた結果の延期であることを明かした。

IGNは、『GTA6』の発売がTake-Twoの現在の会計年度を超え、次の年度にずれ込んだことは短期的には同社の業績にとって痛手であると推測する。しかしゼルニック氏はGearboxの手がける『ボーダーランズ4』をはじめ、Hangar 13の開発する『Mafia: The Old Country』や、『NBA 2K』『WWE 2K』シリーズの新作など、今後登場する予定のタイトルに強い自信を持っていると語った。

なお、『GTA6』はロックスターゲームスの手がけるクライム・アクションゲーム『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作だ。プレイヤーは主人公のジェイソンとルシアを操作し、従来のシリーズにも登場した架空の都市「バイスシティ」をはじめとしたさまざまな場所で犯罪や陰謀に巻き込まれ、生き延びるために戦う。

5月6日に公開された第2弾のトレーラーの再生回数は記事執筆時点で1億回を突破しており、世界中のユーザーから注目されている。

『GTA6』は2026年5月26日にPS5とXbox Series X/Sに向けて発売される予定だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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