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3歳児気分で遊べるオギャバブ系マルチゲーム『ドロボー幼稚園2』運営も3歳児だったので大赤字に。「中途半端に上手くいってしまった」ため、ビジネスモデルがガバガバ。開発継続のためのクラファンを決定

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大人のための幼児退行おゆうぎゲーム『ぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園2』開発チームは、5月21日(水)21時より、同作の開発支援を目的としたクラウドファンディングを開催すると発表した。

同作は「社会人生活やガチな対戦ゲームなどで疲れた心を癒す」ために開発された、「世界で一番やさしいゲーム」。ねんどから生まれたドロボーキャラを操作して「おたから」を集めるオンラインゲームで、Nintendo Switch向けに基本プレイ無料で配信中だ。

『ぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園2』は「大人だってオギャバブ幼児退行したい!」、「FPSとかガチゲームはむずかしくて苦手!」、「もういっそのんびり積み木とかして仲良くするだけのゲームがしたい!」といったコンセプトのもと開発されたという異色のマルチプレイオンラインゲーム。

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(画像はぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園2 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

ゲームではチームの仲間(ともだち)と協力して制限時間内に多くの「おたから」(ガラクタ)を盗んでいく。ただし本作はガチな対戦ゲームではなく「やさしくして、やさしくされて、いい年した大人が3歳児みたいに遊ぶための、かわいさと許され感を楽しむ、ゆる~いゲーム」。

遊んでいる最中に泣いたり怒ったりしちゃったドロボーたちを「なでなで」することで、特別な「やさしさコイン」がもらえたり、他の「ともだち」とゆるっと繋がることに重きが置かれているようだ。また「ゲームすらしたくない」時のための「牧場」や「温泉」といったマップも用意されている。

Campfireのクラファンキャンペーンページによれば、「これからもず~っと無限に開発を続けて最高の世界を作りつづける」つもりだったものの「無限に続けるためには無限にお金と時間がかかる」ことに気が付いてしまい、そのための支援を目的としたプロジェクトを立ち上げたとのこと。

支援数の多かったものからコンテンツ開発の優先度を決める4つの「開発プラン」のほか、より高額の「VIPメンバープラン」や「オリジナルコンテンツ作成プラン」など、さまざまなプランが用意されている。各プランの詳細やリターンについては、公式のプロジェクトページをご確認いただきたい。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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