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小説『撲殺天使ドクロちゃん』全10巻を1871円で買えてしまうKindleセールが実施中。カオスすぎる設定と血みどろギャグ展開で00年代ラノベ界を震撼させた衝撃作を、この機に読もう

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Amazonが展開する電子書籍サービス「Kindle」において、小説『撲殺天使ドクロちゃん』各巻が通常よりも値引きされ、シリーズ全10巻を税込1871円で購入可能となるお得なキャンペーンが実施中だ。

ちなみに、DMMブックスBOOK WALKERなどKindle以外の電子書籍サービスでも同様のセールが実施されている。割引率や価格などは各サービスによって異なるため、詳細については各ストアの情報を確認してほしい。

『撲殺天使ドクロちゃん』は日本の小説家・おかゆまさき氏が執筆し、イラストレーターの故・とりしも氏がイラストを担当。電撃文庫より2003年から2007年にかけて出版されたライトノベル作品である。

作中では、主人公・草壁桜くんと、桜くんを抹殺するために未来から来た“撲殺天使”ドクロちゃんを中心とした、個性的なキャラクターたちによるラブコメディが描かれる。本作の特徴として、登場する天使たちをはじめ作品全体はおおむね可愛らしいデザインで彩られつつも、物語の随所に挿入されるギャグがやたらとスプラッターである点が挙げられる。

一例としては、ドクロちゃんが自身の有する釘バット様の魔法のアイテム「エスカリボルグ」を用いて桜くんを“撲殺”してしまい、謎の擬音「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」とともに桜くんを蘇生するという展開が存在する。この展開は本作におけるある種のお約束として、頻繁に描かれている。

本作が2005年にアニメ化された際には、ドクロちゃんの発する擬音を大胆に使用したオープニング主題歌が公開され、当時のアニメ視聴者やライトノベル読者のあいだで大きな反響を呼んだ。

ちなみに、アニメ版『撲殺天使ドクロちゃん』は記事執筆時点でAmazonが展開する有料会員向けの映像配信サービス「Amazon Prime」上で視聴可能となっているので、興味のある方はこちらもチェックしてみて欲しい。

なお、おかゆ氏を始め『キノの旅』で知られる小説家・時雨沢恵一氏やアニメ版『撲殺天使ドクロちゃん』の監督を務めた水島努氏らが執筆したトリビュート作品『撲殺天使ドクロちゃんです』は2025年5月現在、電子書籍化はされておらず、今回のセールにも含まれていないようだ。

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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