パブリッシャーのNeverland Entertainmentは5月26日(月)、『偽猫物語』のSteam版を定価1700円のところ、50%オフの税込850円で購入できるお得なセールを開始した。
『偽猫物語』は猫を主人公とする“重めなストーリー”が特徴的なアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは自分にそっくりな野良猫に居場所を奪われてしまった家猫として、オーストラリアの豊かな自然環境を探索しながら、家に帰る方法を探していくことになる。
主人公の猫・ドーンは保護猫として、かつてのペットを失い、悲しみに明け暮れていた老婆に引き取られるところから、物語ははじまる。ドーンは飼われるよりも、野良猫としていたいという気持ちが強かったが、やがてお互いの傷付いた心を埋めながら絆が育まれていった。
しかしある日、ドーンは自分とそっくりな野良猫・コピーキャットに居場所を奪われてしまう。作中では見ず知らずの猫が、大好きな飼い主に愛されている嫉妬や寂しさに耐えながら、帰宅を目指していくことになる。
ただし、帰られたとしても飼い主が「本物」と「偽物」を見分けられるかは分からない。



そんな本作はリリースすると大きな話題となり、Steamストアページ上では1815件のレビューのうち84%のユーザーが好評を示す「非常に好評」、直近のレビューでは112件のレビューのうち95%が好評を示す「圧倒的に好評」のステータスを獲得した。
レビューでは「感情移入させられるストーリー」や「猫らしい要素」などが高く評価。一方で、あまりに重いストーリーが、多くのユーザーに刺さり、否定的なレビューも挙げられている。一部を紹介すると、「猫好きは絶対にプレイしない方が良い」「猫を操作できるのは楽しいが…嫌な気持ちになる」等のレビューが寄せられている。

『偽猫物語』を50%オフの税込850円で購入できるセールは6月9日までの期間開催中。物語冒頭が遊べる体験版もストアページからダウンロード可能だ。