HoYoverseは8月6日、同社が開発・運営する『原神』について、PS4版のサービスを終了すると発表した。
公式Xアカウントによると、デバイス性能やプラットフォームにおけるアプリケーションサイズの制限などの理由により、今後のバージョンにおけるPS4版『原神』のサポートとアプデが順次停止するとのこと。
HoYoLABにて公開されている具体的なスケジュールでは、9月10日午前7時よりPS4版『原神』のゲーム配信停止、2026年2月25日午前7時より、PS4版『原神』のゲーム内アイテム販売の停止、2026年4月8日午前7時より、PS4版『原神』のアップデートが停止、以降PS4からログイン不可となることが明かされている。
【重要】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) August 6, 2025
日ごろよりPlayStation®4版『原神』をご愛顧いただきありがとうございます。
デバイス性能やプラットフォームにおけるアプリケーションサイズの制限などの理由により、今後のバージョンにおけるPlayStation®4版『原神』のサポートとアップデートを順次停止していく事となりました。… pic.twitter.com/CIoEy1zSGN
なお9月10日のゲーム配信停止後も、一度『原神』をダウンロードしたことがあるPSNアカウントはゲームを再びダウンロードすることができるほか、2026年2月25日のゲーム内アイテム販売終了時までは相手身の購入が可能となる。さらに2026年4月8日のPS4版『原神』のアプデが停止するまでは、通常どおりバージョンアップの通知が届く。
ただし、アップデートの停止後はPS4から『原神』にログインすることができなくなり、これにより、PS4にインストールされている『原神』はアプデの通知が届かなくなる。なおPSストアで購入したものの、未ログインによって受け取れなかったアイテムは、PS5版『原神』にログインすることでのみ受け取り可能だ。
また『原神』は、ほかデバイスとのログイン方法を紐付けすることが可能だ。PS4またはPS5でゲームにログインすると、「パイモンのメニュー画面—オプション—アカウント—カスタマーセンター」からほかのログイン方法と紐付けられるので、デバイスの移行を考えているユーザーはこちらの方法を参考されたい。

なお公式では、今後のバージョンにおけるコンテンツのアップデートや、ゲームパフォーマンスの安定性確保のため、「空月の歌」バージョンからデバイスの要求性能の引き上げを発表している。
最低スペックを満たしていないデバイスでもプレイは可能とのことだが、ゲームの安定性が下がるため、ラグやクラッシュなどが生じる可能性があるという。詳細なスペック情報はHoYoLABページをご確認いただきたい。
【お知らせ】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) August 6, 2025
今後のバージョンにおけるコンテンツのアップデートや、ゲームパフォーマンスの安定性確保のため、『原神』は「空月の歌」バージョンからデバイスの要求性能が引き上げられます。
これは対応可能スペックと推奨スペックの両方が対象です。
▼詳細はこちらhttps://t.co/y0njy7jGZ4… pic.twitter.com/jL5K5EpCy4
『原神』は2020年よりモバイル、PC、コンソール向けに基本プレイ無料でリリースされている新世代オープンワールド型のアクションRPG。アニメ調の美しいグラフィックで描かれる広大な幻想世界「テイワット」を舞台に、プレイヤーは離れ離れになった双子の兄妹を探す「旅人」として冒険を繰り広げる。バージョン5.0からは7つある国の内、第6の国「ナタ」での物語が描かれている。