日本時間9月16日、Battlestate Gamesは、同社が開発を手がけるPC向けオンラインFPS『Escape from Tarkov』のSteamストアページを公開した。
先日より同社の代表によって予告されていたものであり、ウィッシュリストへの登録が可能となっている。リリース日は「近日登場」購入できるエディションや価格については明らかになっていない。
11月15日に正式リリースを予定している『Escape from Tarkov』は、PvPvEの要素を持つ多人数参加型のハードコア・サバイバルFPSである。2017年よりクローズドベータ版が提供されてきたが、約8年にわたるベータ期間を経ての正式版リリースを控えている。
(画像は『Escape from Tarkov』Steamストアページより)
ゲームの舞台となるのは、政治的混乱によって封鎖された架空の都市「タルコフ」である。プレイヤーはPMC(民間軍事会社)の一員となり、ひとりもしくは仲間と共にこの危険地帯へ降り立つ。マップ内で装備やアイテムを収集し、敵対的なNPCや他のプレイヤーと戦闘を繰り広げながら、指定された脱出地点からの生還を目指すことがゲームの目的だ。
道中で死亡した場合は、保険を適用したものを除き、持ち込んだ装備やアイテムのすべてを失うというハードコアなシステムが最大の特徴となっている。
これまで本作をプレイするには、公式サイトから各エディションを購入し、独自ランチャーを介してプレイする必要があったが、今後はSteamプラットフォームからも入手・プレイが可能となる見込みだ。
Big news – official Escape from Tarkov page is now live on Steam!https://t.co/5MqYATfOTC
— Escape from Tarkov (@tarkov) September 16, 2025
The page supports 17 languages, and we’re opening wishlists today.
We’ve been working hard to bring this to you, and your support means the world to us. Wishlist now and see you all at… pic.twitter.com/dPbVi6iq8H
また、ストアページの公開にあわせて、公式サイトではSteam版に関するFAQが掲載された。それによると、すでに公式サイト版を所有しているプレイヤーであっても、Steamでプレイするためには再度ゲームを購入する必要がある。
ただし、既存のBattlestate GamesアカウントをSteamアカウントに連携させることで、これまでの進行状況やキャラクターデータはすべて引き継がれる。もし所有するエディションが異なる場合は、自動的に上位のエディションが適用されるとのことだ。
サーバーは公式サイト版と共通でプラットフォームを問わず一緒にプレイでき、Steam実績にも対応。これまで取得した実績も同期される。ほか、正式リリース前の事前ダウンロードは予定していないとのこと。
ほか、本作の最低・推奨のシステム要件もストアページにて公開されている。
最低:
OS: Windows 10
プロセッサー: AMD Ryzen 5 3600 or similar
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: GTX 1660 or similar
DirectX: Version 11推奨:
OS: Windows 11
プロセッサー: Intel Core i7-14700F or better
メモリー: 64 GB RAM
グラフィック: RTX 4070 or better
DirectX: Version 11(Steamストアページより引用)
なお、Steamでリリースされるのは正式版のバージョン1.0であり、すぐにプレイしたい場合は、引き続き公式サイトで提供されているベータ版を利用する必要がある。