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初音ミクさん、なんと「ヤマハ発動機」のテーマソングを担当。作詞・作曲には「Bad ∞ End ∞ Night」のひとしずく×やま△も参加

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ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)の公式Xアカウントは、自動車などの展示会「Japan Mobility Show 2025」(以下、ジャパンモビリティショー2025)のヤマハブースオリジナルテーマソングのミュージックビデオ「Feel. Move. – Performance Music Video」を公開した。同テーマソングの歌唱は初音ミクが担当しており、その背景も含めて話題となっている。

初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下、クリプトン)から発売されたバーチャルシンガー・ソフトウェアのキャラクターの一人。その人気は社会現象と称して良いレベルであり、さまざまなクリエイターを生み出した「ボカロ」と呼ばれるジャンルを築くきっかけとなった存在だ。

ソフトウェアとしての初音ミクはこれまで何度も発売されているが、過去に発売されたソフトウェア『VOCALOID2「初音ミク」』は、YAMAHA株式会社(以下、ヤマハ)によって研究開発された技術を用いている。

また、ヤマハ発動機は、1955年にヤマハの前身である「日本楽器製造株式会社」から独立して設立された会社であり、どちらも同じヤマハブランドを使用しているものの、現在は別々の会社である。

そのため、今回の楽曲はヤマハブランド両社のコラボ的な意味合いもある作品となっている。そのような背景も意識してか、ヤマハ発動機はミュージックビデオ公開時のポストにて、「ヤマハの工場で生まれる精緻なものづくりの音と初音ミクの歌声が融合する”音と歌声”をお届けします」としている。

また、今回の展示会に際して公開されたヤマハ発動機のコンセプト映像や、報道関係者向けのプレスブリーフィングの映像にも初音ミクはエバンジェリスト(伝道師)として出演しており、BGMでは初音ミクが歌う楽曲「Tell Your World」が流れるなど、今回のヤマハブースの展示全体を通して初音ミクが強く関わっていることがわかる。

くわえて、今回ミクが歌う楽曲の作詞作曲には作曲家ユニット「ひとしずく×やま△」(読み:ひとしずくかけるやまさんかっけー)が携わっている。同ユニットはYouTubeチャンネル上での楽曲総再生数が2億回を超え、代表的な楽曲の「Bad ∞ End ∞ Night」は記事執筆時点でYouTubeにて1800万再生を超えるなど高い人気を誇る。

「ジャパンモビリティショー2025」は、11月9日まで一般公開中だ。同展示会のヤマハブースでは、今回のミュージックビデオの元となっている初音ミクが出演するメッセージショーも行われるため、ファンにとっては見逃せない内容となっている。

ライター
ゲーム、リアルイベント、アイドルものをこよなく愛する。休日は大抵アリーナかホールと名前がついている施設近くで座席位置をお祈りしている。好きなゲームは『アイドルマスター シンデレラガールズ』『メタルギアソリッド』『ブルーアーカイブ』

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