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水彩画でちょっとグロくて不気味な“グリム童話”を描くホラーゲーム『Gretel & Hansel』Steam体験版が配信開始。罠が仕掛けられた道や不気味なパズル、奇妙な生き物を退けて弟を家へ導く

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12月9日より、手描きの水彩画で描かれたPC向けホラーゲーム『Gretel & Hansel』の体験版がSteamで配信開始された。体験版では、本作の冒頭となるパートを実際に触れ、独特の美術と雰囲気を確かめることができる。

本作は、森の奥深くに取り残されたグレーテルと弟ヘンゼルが、家へ帰るために呪われた森を進んでいく探索アドベンチャーだ。プレイヤーは、罠が仕掛けられた道や不気味なパズル、奇妙な生き物が潜む暗い森を慎重に進みながら、この姉弟を導いていくことになる。

キャラクター、木々、影、魔法の描写にいたるまで、数百枚のアナログ水彩画をもとに描かれた2.5Dの空間は、本作を特徴づける要素となっている。紙の質感や筆跡がそのまま画面に残り、美しくも不穏な空気を帯びた世界が広がる。

背景の微細な動きや光の揺らぎも水彩特有のタッチで描かれており、童話の絵本をめくるような感覚と、そこに潜む得体の知れない気配が同時に立ち上がる。

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(画像は『Gretel & Hansel』より)

ゲームプレイでは、“死”が本作ならではの役割を持つ。50種類以上のアニメーション死が用意され、滑稽なものから背筋が凍るものまで多彩だ。死に至る過程は単なる失敗ではなく、時に秘密の発見や別ルートの開放につながることもあり、探索の一部として機能する。

さらに、コスチュームやスリングショットのバリエーション、フェアリートークンなど、探索の幅を広げる仕掛けも用意されている。

スリングショットで窓を割ったり、森の小動物をちょっかいで困らせたり、うっかり“起こしてはいけないもの”を起こしてしまうなど、環境への干渉が細部まで反応する作りになっている。

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(画像は『Gretel & Hansel』より)

『Gretel & Hansel』は、12月9日よりSteamにて体験版が配信された。

ライター
ゲームの好きなところは、誰でも主人公になれる公平さ。 子供の頃よりも現実に直面する場面が多いから、束の間にゲームをする。 お気に入りのゲームは『UNDERTALE』

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