ゲーム作家の木原共氏とアートユニットのPlayfoolは12月12日、『デヴィエーション・ゲーム』をSteamにて早期アクセス版として発売した。もともと『outdraw.AI』として発表されていたが、タイトルが変更された形となる。
本作は2~6人で協力して、AIを“騙す”という協力型のパーティーゲーム。プレイヤーは出された秘密のお題をAIには分からないように、しかし人間同士では伝わるようにイラストで表現しなくてはいけない。
イラストが完成したら、他のプレイヤーとAIは描き手が何を描いたかを予想する。AIが不正解かつ、人間チームの誰かしらが正解すればラウンド勝利。ゲームの参加人数分のラウンドが行われ、最終的な合計ポイントで勝敗が決まるという流れだ。
人間だけが分かる絵を描いて、AIを騙す協力型パーティーゲーム「デヴィエーション・ゲーム」がアーリアクセスにて発売開始されました!
— Deviation Game / デヴィエーション・ゲーム (@deviation_game) December 12, 2025
ちなみにこれはなんでしょうか…? pic.twitter.com/3OMF38PJqs
秘密のお題は「ネコ」や「資本主義」など多種多様で、そのカテゴリーは「生きているもの」から「観光名所」など全部で12種類からなる。
また本作は誰かひとりがSteam版を所持していれば、他のプレイヤーはQRコードを通じてスマートフォンなどからプレイ可能。年末年始の集まりなど、家族や友人が集まる機会にも遊びやすい。
なお、本作では画像生成AIを使用していない。ゲーム中にプレイヤーが描いた絵は同意がない限り削除され、AIの学習が行われない設定が適用されている。

『デヴィエーション・ゲーム』はSteamにて、12月12日より早期アクセス版が販売を開始した。
