作家・シナリオライターのにゃるら(nyalra)氏は12月30日、新作ビジュアルノベルゲーム『妹、他者、パラノイア』を発表した。
本作はシナリオ・ディレクターのにゃるら氏をはじめ、アートワークの「お久しぶり」氏、音楽は「Aiobahn +81」氏など、『NEEDY GIRL OVERDOSE』に携わったスタッフが贈るとされているダーク・ビジュアルノベルだ。
人の思考が読めるようになった主人公は、引きこもって投稿したライトノベルが新人賞を取り、嫉妬と羨望で被く少ない人間関係さえも嫌になってしまう。ゲーム内では主人公の唯一の癒しである妹とのふたり暮らしを中心に、いびつな共依存関係を描いていくという。
ヴィジュアルノベルゲーム
— nyalra (@nyalra) December 30, 2025
『妹・他者・パラノイア』
Visual Novel
Sister, Other, Paranoia
いもうと以外、ぜんいん死ね。
Everyone else should die,
except my sister. pic.twitter.com/k2cTxUtzIm
ゲームシステムは古風な王道ビジュアルノベルで、ストアページにはテキストを読んで物語を進めていくこと、右クリックで文字を消してアートのみを鑑賞できることが記載されている。
また周辺人物との軋轢が続き、相手のあさましい思考に殺意すら湧いた瞬間、プレイヤーは心理を読み取る能力を駆使し、相手の強烈なコンプレックスをついて自殺に追い込むことができてしまうという。
ただしストアページには「どうせ自分で殺すわけじゃないのだから捕まらない。悪いのは美意識の欠片もないまま社会に従うだけの大衆どもだ!」という過激よりな文言とともに、「でも、本当にそれでいいのかな?」、「人間の幸せって、なんだっけ?」といった問いかけも記載されている。

『妹、他者、パラノイア』の発売日や価格などについては、記事執筆時点では明らかにされていない。
