OpenAIは日本時間1月17日、新たな低価格プラン「ChatGPT Go」を、日本を含む全世界で提供を開始した。価格は月額1500円(税込)である。
また、AIへのアクセスを広げる取り組みの一環として、米国において今後数週間以内に広告表示のテストを開始することも発表された。広告は無料版および今回の「ChatGPT Go」が対象となり、これによって低価格でのサービス提供を維持する狙いがある。

今回グローバル展開される「ChatGPT Go」は、2025年8月にインドで先行導入され、その後170カ国以上に拡大していたプランだ。最新のフラッグシップモデルであるGPT-5.2へのアクセスを、無料版よりも余裕を持って利用したいユーザー向けに設計されている。
無料版でもGPT-5.2は利用可能だが、Goプランではメッセージ送信数、ファイルアップロード数、画像生成、そして高度なデータ分析の利用上限が引き上げられている。無料版では利用できなかったカスタムGPTの作成や共有が可能になる点も大きな違いだ。
くわえて、より長いコンテキストウィンドウとメモリ機能が提供されるため、会話の文脈を長く保持し、中断した作業をスムーズに再開するといった使い方がしやすくなっている。
In the coming weeks, we plan to start testing ads in ChatGPT free and Go tiers.
— OpenAI (@OpenAI) January 16, 2026
We’re sharing our principles early on how we’ll approach ads–guided by putting user trust and transparency first as we work to make AI accessible to everyone.
What matters most:
– Responses in… pic.twitter.com/3UQJsdriYR
広告の導入にあたっては、同社はユーザーのプライバシー保護と回答の中立性を重視する姿勢を強調している。会話データが広告主に販売されることはなく、AIが生成する回答内容が広告主の影響を受けることもない。広告は通常の回答の後に明確に区別して表示され、ユーザーは自身の判断でパーソナライズ設定を無効にすることも可能だ。
また、18歳未満のユーザーや、健康、メンタルヘルス、政治といった機微なトピックに関する会話では広告が表示されないよう配慮される。
なお、既存の上位プランである月額3000円の「ChatGPT Plus」および月額3万円の「ChatGPT Pro」には、引き続き広告は表示されない(価格はすべて税込)。

これにより、日本の個人向けプランは3段階の構成となった。手頃な価格で制限を緩和した「Go」、高度な推論モデルや動画生成機能Soraなどが利用できる標準の「Plus」、そして無制限の利用や最上位モデルへのアクセスを提供するヘビーユーザー向けの「Pro」から、ユーザーは用途に合わせて選択が可能となる。
