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「宮崎駿監督に怒られた」あの“ゾンビ”を元に再開発した人工生命の進化シミュレーションゲーム『ANLIFE』が2月12日に配信決定。「よちよち歩きを学習」する生物たちを創造主として見守り、進化の軌跡を観察する

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仮想生物の世界を研究開発しているアトラクチャー株式会社は2月5日、仮想生物の進化を実験するゲーム『ANLIFE: Motion-Learning Life Evolution』の発売日が2月12日に決定したと発表した。

対応プラットフォームは、Steam(Windows)で、価格は税込1600円となっている。なおリリース後1週間はリリース記念セールとして20%オフの税込1280円で購入が可能だ。

『ANLIFE』は自身のモーションを自己学習していく「仮想生物」の進化を見守るシミュレーションゲーム。プレイヤーは創造主として自然を操り、生物の学習や進化の手助けを行いながら「進化の実験」を行うこととなる。

ゲームプレイは気候の変化、遺伝子の調整、食物供給といった要素を操作し、生物がうまく食事にありつけるように進化を促すことを中心としている。

自身が施した設定や生物たちが置かれた状況による変化を実験し、検証していくことが醍醐味だ。いわゆるビデオゲームらしいクリアの概念は存在せず、水槽を眺めるように楽しむ作品となる。

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本作は、2009年に現アトラクチャー株式会社代表の中村氏が開発した人工生命シミュレータ『anlife』をベースとしており、2018年には再開発され、本作とは異なるコンセプトのサービスとしてリリースされていた。

プレスリリースによると、中村氏が開発していたシミュレータのゾンビがNHKのドキュメンタリー番組で取り上げられ、有名アニメーション監督がコメントをきっかけに大きな話題を呼んだことが明かされている。

この紹介における「NHKの番組」とはおそらくNHKスペシャルで放送された「終わらない人 宮崎駿」であり、中村政義氏が手掛けた技術を「ゾンビゲーム」に使用するデモ映像に対し、宮崎駿氏が激怒した場面が話題を呼んでいた。

以下、プレスリリースの全文を掲載しています


生命体の進化観察シミュレータ『ANLIFE』を2026年2月12日(木)にSteamで配信開始

本作は東京ゲームショウ2024「センス・オブ・ワンダー ナイト(SOWN)」のファイナリスト作品

人工生命の開発を手掛けるアトラクチャー株式会社(本社:東京都中央区、代表:中村 政義)は、2026年2月12日(木)に生命体の進化観察シミュレータ『ANLIFE: Motion-Learning Life Evolution』をSteamで配信開始することをお知らせします。

配信開始日: 2026年2月12日(木)
プラットフォーム: Steam
開発・パブリッシャー: アトラクチャー株式会社

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ゲームの特徴

目的もゴールもない。よちよち歩きを学習する生物の進化を、神の視点から眺める観察シミュレータ

『ANLIFE』は、物理エンジンで動くブロック生命体が「移動」をゼロから学習していく様子を、神の視点で観察・介入する進化シミュレーションです。生態系シミュレーションにありがちな複雑なルールはなく、箱庭を眺めるように彼らの変化をゆったりと見守れます。

攻略すべきミッションや倒すべき敵はありません。うまく動ける生命体が子孫を残し、世代交代を重ねることで体の形状が少しずつ動きやすく進化していきます。よちよちした動きから成長していく過程を楽しんでください。

■物理エンジンで動くブロック生命体
生命体はただエサを追いかけるだけ。でもその単純さが逆に愛らしくなります。赤ちゃんがハイハイを覚えるように、物理エンジンで懸命に動きを学ぶブロック生命体を応援しましょう。

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■神として自由に楽しむ
神として生命体を助けたり、隕石を降らせたり、ちょっぴり意地悪をしたり。あなたの意志で自由に世界を動かせます。

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■静かな癒しの時間
ストーリーや複雑な生態系、目標などはありません。ゆったりとした雰囲気の中で、生命体が懸命に生きようとする姿を楽しんでください。

■進化シミュレーション
エサまでの動きを上手に学習できた生命体が子孫を残し、世代交代を繰り返すことで体が進化していきます。

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ゲームシステムの詳細

自然淘汰と進化のメカニズム

プレイヤーは神となり、生命体の進化の方向性に影響を与えます。

例えば、与えるエサの量を少なくすると、エサまで素早く効率的に動ける生命体だけが生き延び、動きが下手で無駄の多い生命体は淘汰されます。このように自らの手で「自然淘汰」を引き起こすことで、より強い生物へと進化させていくのです。

また、繁殖を促すエサには2つの種類が用意されています。

1つ目は、親の特性を受け継ぐエサです。これを食べた生命体は、親と同じブロック構成を持つ子供を産みます。ただし、各ブロックのサイズや位置にはわずかな差異(ゆらぎ)が生じるため、現在の基本的な身体構造を維持しつつ、動きや形状の最適化が進みます。

2つ目は、突然変異を誘発するエサです。これを食べると、ブロック数がランダムに増減した子供が生まれます。身体構造が変化するため、動きを再学習する必要があり一時的に生存率は下がりますが、既存の枠にとらわれない新しい形態が生まれる可能性を秘めています。

これら3種類(通常・継承・変異)のエサを使い分け、さらにその供給量もコントロールすることで進化を導きます。あえて食糧難にして強い種族を選別したり、逆に食料を豊富にして「カンブリア大爆発」のように多様な種が生まれる余地を作ったりすることも可能です。

その他、自動給餌機を設置してエサ場を作ったり、「神の力」として生命体を物理的に掴んで移動させたり、物体をぶつけて干渉したりなど、進化に影響を与えるようなちょっかいを出したり、なんとなく生命体たちに絶対的な力を誇示して、人工生命たちを支配したつもりになったりなど、さまざまな観察、感じ方があるようです。

独自のAI技術について

生命体たちは、物理エンジンのなかで実際にゲームプレイ中に動きをリアルタイムに学習していきます。開発者が機械学習(AI技術)を専門に学んだ経験を活かし、独自のアルゴリズムをフルスクラッチで実装しています。

この1つのアルゴリズムで、海を泳ぐ、陸を歩いたりぴょんぴょん反動を使って進んだり、這いずったり、空を飛んだりとさまざまな動きになっていきます。

生まれた歴史

2009年、本作の前身である人工生命シミュレータ『anlife』を当時大学院生の中村(現当社代表)が開発し、生々しい生物の動きから、動画共有サイトを中心に注目を集めました。

※ニコニコ大百科: https://dic.nicovideo.jp/a/anlife

2018年、中村が新たに開発していたシミュレータのゾンビが、NHKのドキュメンタリー番組で取り上げられ、有名アニメーション監督のコメントをきっかけに大きな議論を巻き起こしました。動画共有サイトの運営会社とともに再開発され、別のコンセプトのサービスとしてリリースされました。

※ファミ通.com: https://www.famitsu.com/news/201810/25166484.html

2026年、原点に回帰するコンセプトで『ANLIFE』の開発が進められています。

基本情報

ゲームタイトル
ANLIFE: Motion-Learning Life Evolution(長いため「ANLIFE」としていただければ幸いです)
ジャンル
シミュレーションゲーム
開発会社 / パブリッシャー
アトラクチャー株式会社
プラットフォームとURL
Steam https://store.steampowered.com/app/2452130/
価格
通常価格1,600円(税込)※リリース記念セールとしてリリース後1週間は20%オフの1,280円(税込)
課金要素
買い切り型
対応ハード・OS
Windows 10以降
対応言語
日本語
トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=Nbrin5dr36o
公式HP
https://anlife.app/ja/
公式SNS
開発者のXで最新情報を配信しております。https://x.com/nakamuu_m

アトラクチャー株式会社について

社名
アトラクチャー株式会社
社名(英語)
Attructure Inc.
本社所在地(バーチャルオフィス)
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17番2号 兜町第6葉山ビル4階
代表取締役
中村政義
事業内容
仮想空間の進化シミュレータの開発や技術提供
設立
2019年2月12日
公式サイト
https://attructure.com/

ライター
曲を書いたり、プログラミングをしたり、動画を作ったりしていたら、なぜか文章を書くことになっていた人。アクション、探索、謎解き、考察、RTAなど、自分の能力を試せる系の要素はだいたい好き。『スプラトゥーン』シリーズをやりすぎて人生を棒にふりかけたことがある。

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