【田中公平、Watch Dogs 2、RPGアツマール】電人☆ゲッチャ! | |||
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配信チャンネル | 電人☆ゲッチャ! | ||
配信日時 | 2016/12/1 21:00〜 | ||
備考 | タイムシフト視聴可能 |
<以下、番組の一部を書き起こしたものを、そのまま掲載しています>
柳原:
今日はですね、たくさんのアニメ作品で名曲を産み落とされてきましたあの方に、お越しいただいております。この方です、どうぞ!
田中:
田中公平“役”の田中公平です。
柳原:
最初からずっこけさせて! そういった役を演じながらの田中公平さんですね。
志倉:
大先生すぎて、どこまで厳しく突っ込んでいいのかわからないですね。
柳原:
ほんとほんと。
田中:
自由に突っ込んでください。
志倉:
自由でいいんですね。無礼講でいいんですね?
田中:
無礼講でいいんです。無礼講無礼講。
志倉:
言いましたね?
田中:
今日は無礼講、ブレイカーで。
柳原:
ブレイカーって、落としてるからそれ、カチャンって。
志倉:
音出なくなるわ。
柳原:
ということでございまして、『神が来る』といったコメントもいっぱいございましてね。
志倉:
それはアニソンファンにとってはねえ。
柳原:
どうですか、名人、田中さんのことは?
高橋:
ボクはね、田中先生と初めて会ったのは93年くらいですね。
田中:
そう、ハドソンでくすぶってるときにね。
柳原:
くすぶってたときがあったんですね、名人も。
高橋:
まあ、名人やっている間に。名人中に……(答えづらそうに)。
志倉:
名人中、何にくすぶってたんですか?
高橋:
あのね、えッとね、ちょっとなあ……。『天外魔境』というゲームのときにね、ちょうど『カブキ伝』ですかね、田中先生にお会いしたのは。
田中:
そうですね。
志倉:
名作じゃないですか。
田中:
知らんくせに。
志倉:
『天外魔境』、大ファンですから。
田中:
この人(志倉)、割と調子いいんでね。
志倉:
「CD-ROM」っていったら『天外魔境』は絶対はずせないですよね。
田中:
みんな、話半分に聞いといて。
志倉:
のっけからやめてください。
柳原:
ボクはちょっとお仕事で、『トップをねらえ』のお話とか一緒にさせてもらったり、とか。
田中:
なんか昔と比べてだいぶ太ってしまってさあ、ザリガニがなんか上海ガニみたいな。
柳原:
ラオチュウ持ってきて、あほ! それで、千代丸さんも?
志倉:
ボクもお世話になっていますよ。
田中:
最初は、NHKの「のど自慢大会」の審査員ですね。
柳原:
ああ、そうかそうか。
田中:
「初めまして、志倉千代丸です」と言われて私が言った一言。「キミ白いな。発泡スチロールみたいやな」。
志倉:
あのね、その瞬間、ぶん殴ってやろうかと思いましたね。
柳原:
やめなさい、大先生に。
志倉:
大先生とはいえ、キミ発泡スチロールみたいやね、って初対面で言う?
田中:
海水浴してたら、なんか発泡スチロールと間違えられてるのと違う?
柳原:
違うたとえがあるでしょ?
志倉:
その後ヘッドロックしときましたけどね。
柳原:
いや、やったらあかん……やったんですか?
田中:
(彼の話は)話半分で(聞いといてください)、すんません。
山本:
お二人といえば、N高校歌『代数Nの方程式』ですよね。
志倉:
そう、合作。公平さんに作曲していただいて、ボクが詩を書いて。(山本に)なかなかいいフリするじゃ〜ん。
田中:
(PVを)観させていただいたけど、感動した。「こんないい曲やったっけ?」って。
柳原:
自分の曲、自分の曲。
田中:
歌詞がええのよ。
志倉:
そんなことないです。
田中:
話半分です。
柳原:
え〜、我々世代だけではなく多くの世代がね、たぶん、田中先生の音楽、楽曲を耳にしているんですけれども、改めてちゃんとやっぱりプロフィールを。奇跡的に、今日初めて田中公平さんを知る人がいるかもしれないし。プロフィールいきましょう。
山本:
東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業したのち、ビクター音楽産業に3年間勤務しました。その後、アメリカ・ボストンのバークリー音楽学院に留学し、帰国後、本格的に作曲・編曲の仕事を始めました。
柳原:
今日はちょっとね、短いお時間ではございますけれども、あんまりできない質問とかも、ちょろっとしてもいいんじゃないかな、と。
志倉:
いやでも、生放送に、この先生は向いてない人なのでね。
柳原:
だから、基本的な内容から、ありふれた質問ではないものもいろいろと。
山本:
一応、音楽学校行っているってことは、いつから……(音楽をしてたんですか?)
志倉:
“一応”じゃないから、バリバリやから。
山本:
志倉さんは、工場のバイトとかしていたんですけど。
志倉:
流れ作業ね、ベルトコンベアのあるところで。
柳原:
いまでは考えられへんような仕事もイロイロしてますよね。
山本:
いつから音楽をやろうと思ったんですか?
田中:
ほとんど生まれたときからやってますね。小学校1年のときに作曲した作品がありますよ。
柳原:
それはお父さんお母さんの影響とかですか?
田中:
ぜんぜん。親戚一同、音楽家は誰もいない。
志倉:
お医者さんですよね、なんかね。
田中:
(私には)なんか変な霊が憑いている。音楽家の霊が。
柳原:
それ、最高じゃないですか。
山本:
モーツァルト的なね。
志倉:
この人、本当に適当なことばっかり言うんですよ。
田中:
すみません。大阪人なもんでね。
柳原:
では、もう物心ついたときには音楽に関わってたんですね。
田中:
そう。男の子やから、ピアノを男の子が習うような世代ではなかったけど、いきなり「ピアノ買って」って言ったらしい。それで買ってもらったんです。お金持ちやから。
柳原:
それは幸せなことですよね。
志倉:
ほんと、そうですよ、実際、金持ちの息子なんですよ。
山本:
ピアノなんてものは、無理矢理習わされるイメージがあるじゃないですか。それを自分からやろうというのはやっぱりねえ(すごい)。
志倉:
コメントもっと書いてやって、「ボンボンめ」とか。おうちが金持ちって知らなかった人も多いでしょう? おうちが金持ちだからって、金かかる経歴だよ、コレ。
田中:
ほんとだよね。クラシックの音楽を勉強するのって、本当に金がかかるんですよ。高校のとき、東京の先生に習うために、日曜ごとに新幹線で通っていたんですよ。
志倉:
ボンボンで、作曲家で印税もバンバン入ってきて。
田中:
ボンボンバカボンバカボンボン。
志倉:
ばかやろう。
柳原:
今、勇気を持って言ったね。え〜、もっと基本的な質問とかしようか。
山本:
最初に買ったレコードとかは?
田中:
『帰ってきたヨッパライ』。
(みんなで『帰ってきたヨッパライ』のサビを歌う)
田中:
2曲目は、『悲しくてやりきれない』。今、映画『この世界の片隅に』で歌われています。名曲ですね。
柳原:
おもしろいですね。
田中:
でも元来は、クラシック少年なんで。ベートーベンとかワーグナーとか、小学生が聴かないようなやつばっかり聴いてたんですよ。
柳原:
やっぱりご自身のベースにあるのはクラシックですか。
田中:
『帰ってきたヨッパライ』かなあ。いや、ちがうて。
柳原:
ということで、ちらっと田中先生のことを垣間見れたところで、まずは、数々の作品ございますけれども、代表作を抜粋してご覧いただきたいと思います。
志倉:
何曲作ってます?
田中:
1万くらいですかね、35年やってるんで。割ったら年間300でしょ?
山本:
1日1曲?
柳原:
伝説で、「3日間で70曲作った」という話が合ったでしょ。
田中:
その話言わす? 駆け出しの頃なんで、いい仕事なんか来ないんですよ、普通は。
そんなとき、ある作曲家の先生が仕事ができなくなって、いきなり電話かかってきて、ちょっと来てくれと。行ったら「6日後にレコーディング」と言われて「あ、そうですか」で、76曲、オーケストラ。
「あ、やります」って。76曲を3日半で作って、なんと打ち込みまでやった。
志倉:
それ、なんでギネス申請しないんですか。
山本:
ほんとですね。
高橋:
RPGの音楽をお願いするときも、わりと短い期間で曲数多いじゃないですか。そういうのも(あるんですよね)。
田中:
植松くんに「『ファイナルファンタジー』どのくらいで書いたん?」って1回聞いたんですよ。「4カ月くらいかかってます」って言われて、逆に「『サクラ大戦』どのくらいで書いたん?」って言われて「10日や」って。
高橋:
『天外魔境』から、広井王子さんと一緒になって、『サクラ大戦』までそのままですよ。
(『サクラ大戦 檄!帝国華撃団』をピアノで弾く)
柳原:
コレを聴いて魂を揺さぶられないわけがない。作品はこれだけあります。
山本:
『ワンピース』!
志倉:
『ジョジョ』ね。
田中:
『ゲートキーパーズ』『かいけつゾロリ』『ああっ女神さまっ』『暗殺教室』も、ですよ。最近で言うたらね。現役でしょ? 懐かしの人じゃないよね。
山本:
コメントでありましたが『ジョジョ』のオープニングが10,000曲目だったという。
田中:
そうそう。あんたええ振りするなあ。9,990曲目くらいのときに、この仕事が来て、すごい調整したのよ。
柳原:
そこに着地するように!? パラシュート、めちゃうまいですね。
田中:
そう。すごい調整したのよ。先に『ジョジョ』をせなあかんのに、後でやったらええやつをどんどん先にやって調節したのよ。そして『ジョジョ』を10,000曲目にした。
高橋:
逆に、1曲目って何ですか?
田中:
そこ、難しいこと聞くなあ。あまり覚えてない。最初に作曲したのは、アニメの曲ではあまり覚えてない。でもテレビのCMはトヨタのカローラだったかなぁ……いろいろあるんですけど、その辺は覚えている。CMって大変ですよ。やったことあります?
志倉:
何度かあります。
田中:
クライアントがいっぱい並んで、あーでもない、こーでもない、言うんですよ。「ちょっと暗いな」とか「明るいな」とか。2時間くらいやってて、社長が『ちょっと聴かせろ』言うて聴かせたら、『これいいじゃないか』言うたらそれに決まって。
志倉:
こういった業界の裏側も聞けちゃう。
田中:
裏側めちゃくちゃ知ってますよ。だから私が一番面白いのは座談なんです。楽屋の話が一番面白い。
柳原:
そういう会もまた開きたいと思います。
志倉:
アニソンの作家っていっぱいいるじゃないですか。1人ずつ、この人(田中さん)に語らせたら大変なことになります。
柳原:
2時間でおさまらへん。
田中:
さっきも志倉と(他人の)悪口の言い合いや。
志倉:
言うとくけど、言い合いではなく、自分は聞いてるだけや。
田中:
「ようあんな奴がアニソンの作曲やっとるな」って言うとったやん。
志倉:
事故に巻き込むのはやめてください。
田中:
君は炎上慣れてるやんか。誰かまとめーや。
柳原:
よう、それだけ暴走してまとめえって言うなあ。
志倉:
関西の人やから、ちょっとした間にもうるさいからネ。
田中:
あと、オチのない話はせんといて。
柳原:
頼むから自分に手綱を持たせてください。
(田中のゲーム音楽の一覧が出る)
田中:
やっぱり『天外魔境』と『サクラ大戦』と、『GRAVITY DAZE』でしょうね。
柳原:
『サクラ大戦』は、ゲームから音楽が世に出るというのの走りと違います?
高橋:
『天外』が、当時のバラエティとかによく使われてたんですよ。
柳原:
あ、そうか。当たり前に聴いてるけど。
田中:
『サクラ大戦』なんか、同じ曲を700曲くらい書いたよ。歌だけでね。で、BGMは1,000曲くらい書いた。
山本:
(TV番組の)「開運!なんでも鑑定団」とかは?
田中:
「鑑定団」は(番組側が)勝手に使ってるんです。鑑定しているときの「♪チャンチャカチャンッ」ていうやつも。
山本:
え、そうなの?
田中:
あれ、私が即興で弾いたやつ。ね、みんな知らんでしょ? 知らんこと多いね。
柳原:
当たり前に聴いてる曲でも、先生が作った曲って世の中にいっぱいある。
田中:
そうですね。私は物覚えがよくて、10,000曲あってもわりと覚えている。だから音源を聴けば、あのときどうだったとか、シチュエーションを思い出す。テレビから流れてきたら、『お、ボクの曲、ボクの曲』って振り返る。
高橋:
振り返る回数多いだろうなあ。
田中:
ちょっと散らかしたからまとめて。
柳原:
ちょっと、曲をいろいろ聴いていきたいんやけども、何が聴きたい?
山本:
私は『ワンピース』になっちゃいますよ。
田中:
では『ウィーアー!』を。歌ってもらってもええよ。
(『ワンピース/ウィーアー!』をキーボードで弾き語り)
山本:
楽しい。
柳原:
視聴者のみんな、すごい『ウィーアー!』言うてる。
田中:
ゆーてゆーて。中途半端なイジリせんといて。
柳原:
素晴らしい。
田中:
世界中で歌うんですよ。12月23日にパリでオーケストラコンサートやるんですよ。その最後に『ウィーアー!』を全員立って日本語で歌いますよ。
柳原:
日本語なんですね。
田中:
世界中の人みんなそうです。一番面白いのはね、歌の一番はみんな完璧に歌えるんです。『♪ありったけの〜』って。二番がわかれへんねん。
柳原:
“あるある”ですね。
田中:
一番困るのは、二番を一番の歌詞で歌うねん。
志倉:
アニメだけ観てるとね。
田中:
で、半分、二番グダグダになるねんけど、また『ウィーアー!』でゴーーーっと。
柳原:
みんなで探りながらね。カラオケに行ったら歌われへんとか。
志倉:
あ、こんな歌詞なんやーって、カラオケで。
田中:
でもどこ行っても、ほんとに日本語で歌ってくれるんですよ。
柳原:
そりゃそうでしょうね。
田中:
志倉君、やっぱりアニソン界に入ってよかったと思わない? だって日本の音楽で世界に発信しているの、やっぱりアニソンですよ。
柳原:
けっこう占めてますよね。
田中:
「クールジャパン」というのが何のためにあったのか。ゲームとアニメのための言葉じゃないか。それを勝手に他の分野の奴が、違う意味で広めて何してんねん。ほんで予算もつけへんし。
志倉:
経済産業省の皆さん、見てますか?。
田中:
悪いけどこの番組、経産省の人は見てないと思う。
柳原:
次行きましょうよ、『ジョジョ』。
田中:
もう、“徐々”にやろう。
柳原:
何ゆーてるんですか。
田中:
『ジョジョ』、歌うのもええんやけど、ちょっとだけ解説するね。
柳原:
いろいろなお話があるらしいんですが。
田中:
これ、お仕事が来たんです。「『ジョジョ』のテーマソング書いてください」と。ところがこれ、ずいぶんいろんなところでプレゼンしたらしく、うまくいかんかってんて。
荒木先生が「これ違う」「これ違う」言い出して。で、ウチに来たのが締め切りの2週間前。
志倉:
最後の砦だ。
田中:
私は、“業界の駆け込み寺”と言われている。
柳原:
受け止めるのが素晴らしい。
田中:
それでまあ、「え、そんだけしか時間ないの? わかりました」言うて、パッと作って、悪いけど作った時間が2時間くらいかな。で、デモテープちゃんとしたのを作って自分で歌を入れて持って行ったら「一発OKです」って。
柳原:
すげーな。
田中:
何カ月も何してたんや、キミら、と。
柳原:
そうは言っても、まあいろいろあるから。
田中:
そら、何かあったからこそ、コレがある。そもそもね、荒木先生に「何がいいんですか?」と聞いたら「『宇宙戦艦ヤマト』みたいなんを作ってもらおうか」と言うたんやって。
柳原:
ああいう重低音の?
田中:
ベタなヤツ。で、私がやったときのテーマは「ダサカッコいい」やからね。ダサイけどカッコいい。
柳原:
いや、ダサいところあんまりないです。
田中:
『ジョジョ』、1回やってみますか。
(ジョジョの弾き語り、初めだけ)
田中:
ここで「ジョジョ」って言うんですけどね。打ち合わせのとき、担当者に「『ジョジョ!』とか掛け声やめてくださいよ。ダサくなるからやめてください」言われて「わかりました」言うて。でも面白いから入れとこう、と。
柳原:
一応、デモで入れる分にはね。
田中:
デモ入れて聴いたら「おー、これいいですね」って。担当者に「君なにゆーてんねん」と。
柳原:
いやでも、出来上がったものを聴いて初めて(よさがわかる)ということもあったんでしょうね。
田中:
だから、その判断がつかなかったんだけど、作曲家の皆さん、人に言われた通りやるのではなく、「ちょっと外す」。
柳原:
いいと思ったモノはね。後で引くことはできるから。
田中:
向こうの言う通りにやるんやったら、誰でもできるやん。
志倉:
わしもやっとるわ。
田中:
君、自分で自分に注文付けとんちゃうん。ま、いいか。
(『ジョジョ』の演奏はじめる)
田中:
と、初めの部分は誰でも書けます。
志倉:
まあ、ここは、ボクも書けなくはないかな?
柳原:
いや、そーかもしれんけど。
田中:
いや、もっとええのんが書けると思ってるやろ。
志倉:
(アホっぽく)うーん。
柳原:
やめときなさい。何でアホになるの。簡単に言うけど、ハンパないですね。
田中:
これ、とっかかりが作詞だったんです。“詞先”と“曲先”って、世の中にあるんですね。普通この頃、99%“曲先”なんです。私は“詞先”が好きなんです。ずっと栗林さんの詞を読んでね、この中に正解があるはずやと思って。詞の中に。昔、ミケランジェロという人がですね、大理石を見たらダビデが見えた、と。
柳原:
中にあった、と。
田中:
俺が掘り出しただけや、と。それそれ。
志倉:
わかりやすいんか、わかりにくいんか、どっちなんや。
田中:
ミケランジェロ田中と呼んでください。時間がないようなので。曲の進行についてもやりたいんやけど、それは自分の番組があったときにやるわ。皆さん、よろしくね。
最後、「♪その血の運命〜」って後の『♪ジョ~~~ジョ』って2小節、まあ1小節半伸ばす。テレビでは2小節バージョン、でもCDを買うとオトクになっておりまして、なんと4小節伸ばす。「それ、どっちにしよう?」ということになって、まあイントロ縮めればいいことやけど、やっぱりディレクターさんもよくわかっていて、「これはCD用に取っておきましょう」って。
あともう1つ『その血の記憶』という曲があるんですが、DIOのザ・ワールドで9秒止まるんですけど、CDを買っただけではそれはない。ちゃんとアニメ観ないと。46、47、48話だけは9秒間歌が止まる。すごいよ。
それも神風動画さんが、すごい愛情があって、『それ、やりましょう』と。だってフォーマットから変えなあかんねん。たいへんやそんなん。
(『ジョジョ』のその部分、演奏)
田中:
これは初めから仕掛けてる。ネットでははじめ「なに、この曲?」言われたわ。「ちょっとわけわからん」と。でも最終的には46話を見て世論がギャッとひっくり返って。
柳原:
そういう意味だったのか、と。
田中:
皆さん、『その血の運命』いきましょう、途中から。
(『ジョジョ/その血の運命』演奏)
田中:
名言があってね。「ジョジョは1日1回」。皆さん、カラオケ行っても『ジョジョ』は1日1回。ノド壊すからね。
山本:
せっかく、「ゲッチャ」に来てくれたので、この雰囲気を作曲してくれませんか?
田中:
そんなん、こうや(雑にキーボードを鳴らす)。
山本:
ひどい。
柳原:
もっと何かあるやろ。
田中:
散らかってるやん。
柳原:
一番の原因、あんたやん。
田中:
ぴったりやったやん。これ以上に正解ないわ。