元ファミ通編集長のバカタール加藤と 「踊ってみた」で人気の217(COJIRASE THE TRIP)がお送りするトーク番組「バカタール加藤と217のゲーム定食(餃子付)」、2月14日に配信したVol.20の様子をお送りします。
今回は、『ソニック』『PSO』シリーズ開発者として知られる中裕司さんに、過去に手掛けた作品の裏話などをを語っていただきました。今明かされる、セガのオンライン対応に関わった“ある人物”の存在とは……? 当時の関係者たちのビデオ出演と共にお届けします!
バカタール加藤と217のゲーム定食(餃子付)vol.20 世界的クリエイター中裕司さんに聞く! | |||
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配信チャンネル | バカタール加藤の世界でいちばん役に立たないゲームch. | ||
配信日時 | 2017/2/14 20:00〜 | ||
備考 | チャンネル内にて、生放送を編集した動画を閲覧可能 |
217:
今回はなんと、またまたスペシャルゲストをお迎えしております!
加藤:
世界的なゲームクリエイターで、現在は株式会社プロぺ【※】の代表取締役社長、中裕司さんです!
※株式会社プロぺ
セガ(現、セガゲームス)の「クリエイター独立支援プログラム」により、中裕司を中心に設立された日本のゲーム開発会社。
217:
さっそく中さんにお話を聞いていきたいと思いますが、せっかくなので中さんのゲームのファン代表の方もお迎えしております! 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、そしてセガのゲームの大ファンでコスプレイヤーの、NRK the Hedgehogさんです!
NRK the Hedgehogさん(以下NRK):
コスプレイヤーのNRK the Hedgehogです! 中さんが隣にいる! どうしよう(笑)!
加藤:
ですよね。
217:
小包が気になるのですが(NRKさんは赤い小包を持って登場)。
NRK:
今回、私が持っているソニックグッズや、ソニックへの愛がわかるものを持ってきてほしいということで、コチラを……。
加藤:
愛を!
NRK:
私の愛を持ってきたんですが、よろしければ中さん、開けていただけますか?
217:
何だろ何だろ?
中 裕司氏(以下、中):
愛があるんですか? では……じゃーん!
加藤:
おぉー!
217:
すごーい!
NRK:
2月14日ということで、バレンタインで“ソニックチョコ”を作ってまいりました!
加藤:
これ、NRKさんの手作りですか?
NRK:
はい、手作りです! 下のケーキから、上のソニックの板チョコから全部イチから。
中:
すごい! 上手ですね!
217:
完全なる本命チョコですよ!
NRK:
なんなら絵を描くところから自分で。トレスとかじゃなくて。
加藤:
もしかしてTwitterで描かれていた絵ですか?
NRK:
そうです。
加藤:
NRKさんのTwitterを見れば、この下絵が見れますよ!
中:
ソニックの絵って、実は描くのが難しいんですよ。ソニックの公式の画をたくさん作ろうとしたときに、色んな人に頼んだことがあるんですけど、似ないんですよ。有名なキャラクターを描いている人にもお願いしたんですけど……。結局セガの上川(祐司)【※】がずっと描いていて。
※ 上川祐司
ソニックシリーズのキャラクターデザイナー。『ソニックX』のキャラクター原案をも担当する。
加藤:
最初は大島(直人)【※】さんがデザインされているんですよね。
※ 大島直人
1964年生まれ。日本のゲームクリエイター、キャラクターデザイナー。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(初代)や『NiGHTS』のキャラクターデザインを担当。
中:
そうですね、イチバン最初のおおもとは。パッケージアートとか、そういうものは、別の方が描かれていらっしゃるんですが。
加藤:
キャラデザですね。
中:
ソニックはバランスを取るのが難しいんですよ。
加藤:
確かに、顔と体のバランスとか、手足が細かったりとか。
217:
NRKさんが描いたソニックはどうですか?
中:
すごい上手ですね。とっても。
217:
本当に“好き”が伝わってきますね!
217:
NRKさんはコスプレイヤーとしてだけではなく、Twitterでもよくリツイートで流れて来るぐらいソニックのファンとして有名な方です。今回はたくさん中さんに愛を伝えていただければと思いますので、よろしくお願いします!
NRK:
よろしくお願いします!
中さんも忘れていた、ソニックの年齢
加藤:
では、全員そろったということで、乾杯行ってみたいと思います!
217:
すみません、ウチの番組はお酒や餃子をいただきながら、だらだらと喋る番組でして(笑)。
加藤:
ただ、NRKさんは“ソニックが15歳”なので……。
NRK:
はい。15歳なので、お酒は飲めないんです。
中:
15歳なんですか?
NRK:
中さんが決められた設定ではないんですか?
中:
ボクはなんか、すっごい忘れているというか(笑)。15歳でしたっけ?
加藤:
らしいですね(笑)。
コノミアキラ(以下、コノミ):
中学生ですね(笑)。
中:
形だけじゃなくて、本当に飲んでいいんですか?
217:
どうぞどうぞ。
加藤:
では中さん、どうぞよろしくお願いします。乾杯!
一同:
乾杯!
加藤:
ソニックの誕生日は……。
NRK:
6月23日ですね。
加藤:
その日、うちの嫁の誕生日なんです。
217:
へぇー、一緒だ!
中:
すごい。忘れられないですね!
加藤:
それだけ伝えて帰ります、今日は。もう酒が回ってきてるので(笑)。
中さんの情報をググってみる
217:
番組恒例ですが、中さんの情報をネットでググッてみます。
加藤:
餃子が来ました!
217:
サターンの上にケーキが(笑)!
中:
メガドラの上に乗らないから(笑)。
加藤:
さて、ネット上の中さん情報をチェックしてみましょう。
217:
Googleもバレンタイン仕様になっておりまーす(笑)。
加藤:
おぉ、本当だ。なんか、いい写真が並んでますね!
217:
まず画像を見てみましょうか。
加藤:
画像見ちゃいますか? いいですね。あ! 柴田亜美【※】先生の!(画像検索結果2段目右から2つめの画像。柴田亜美氏作のゲーム業界レポートマンガ『ドキばぐ』に登場した中さんの画像)
※柴田亜美
1967年生まれ。日本の漫画家。美容家としての側面も持つ。代表作は『南国少年パプワくん』、『ジバクくん』など。
中:
若いね。
加藤:
でも、けっこう上の方に出てきますね(笑)。