2月20日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、傘下のゲーム開発スタジオであるBluepoint Gamesを閉鎖することが明らかになった。Bloombergがこれを報じている。
同スタジオは『ワンダと巨像』や『デモンズソウル』といった、過去の名作のリメイクやリマスターを手がけたことで広く知られている。
SIEの広報担当者がBloombergに対して出した声明によると、今回の閉鎖決定は最近実施されたビジネスレビューに基づくものであり、来月には正式にスタジオが閉鎖される見通しだ。この決定に伴い、同スタジオで働いていた約70名の従業員が職を失うことになるという。
テキサス州オースティンに拠点を置くBluepoint Gamesは、2006年に設立されたゲーム開発スタジオ。『ICO』や『ワンダと巨像』、『GRAVITY DAZE』など、プレイステーション向けのリマスター移植やフルリメイクをメインに手掛けてきた。
2020年にPS5向けに発売されたリメイク版『デモンズソウル』が成功した後、2021年にSIEが買収、PlayStation Studiosの一員となった。その後は2022年発売『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の共同開発などにも携わっていた。
海外ゲームフォーラム「ResetEra」に掲載された、スタジオビジネスグループCEOであるHermen Hulst氏から従業員に向けたメールによれば、開発費の高騰や業界成長の鈍化、プレイヤーの行動変化といった経済的な逆風により持続可能なゲーム開発が難しくなっており、ビジネス見直しの一環として、3月のスタジオ閉鎖に至ったと説明されている。
またHermen氏はこの決定が決して容易なものではなかったと強調。Bluepoint Gamesの才能あるチームと技術力がPlayStationコミュニティにもたらした貢献に対して感謝の意を示すとともに、影響を受ける従業員に対しては可能な限り新たな機会を提供できるよう努めるとしている。
