編集部ひとことレビュー
ホラーゲームの代名詞「バイオハザード」シリーズの1作目。“そこを歩く、という恐怖”というキャッチコピー通り、まるでお化け屋敷に迷いこんでしまったかのようなドキドキを体験できます。
ゲーム発売当時はまだ小学生だったので、ゾンビと遭遇するだけで怖いし、ゾンビ犬が窓ガラスを突き破って華麗に登場したときは、驚きのあまりコントローラーを投げ捨てたほど。その中でも最も怖かったのは、マップ移動時の扉を開ける、階段を昇降するといった演出です。散々ゾンビに襲われて恐怖を感じている中でのこの演出はズルい。先が見えない不安感が煽られて、開けなかった扉がどれほどあったかわかりません。
また、シーン毎に切り替わる“固定のカメラ視点”というのも独特で、思わぬ場所からゾンビが現れたり、死角からうめき声だけ聞こえたり、プレイヤーを一瞬足りとも安心させない仕組みが満載です。
ゲームキューブ版以降では、映像が美しくなり臨場感が増しただけでなく、倒したゾンビが超強力になって蘇る新要素が追加され、恐怖も手応えもパワーアップしてます。でも、何より怖いのは本作をプレイすると高確率で夢にゾンビが出てくること。皆さま、やり過ぎにはご注意を!
バイオハザード
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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1996年3月22日 | カプコン | プレイステーション |
特記事項 | ||
セガサターン版(1997年)、Windows版(1997年)、ディレクターズカット(1997年)、ディレクターズカット デュアルショック対応Ver.(1998年)、グラフィックやマップの異なるリメイク版『biohazard』(2002年/GC、2008年/Wii)、HDリマスター版『biohazard HD REMASTER』(2014年/PlayStation 3・Xbox360、2015年/PlayStation 4・XboxOne・Windows)あり |
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