
【ゲーム概要】
ラクーンシティの壊滅から6年後、エージェントとなっていた『2』の主人公レオンが行方不明となっていた大統領の愛娘を追って、ヨーロッパの寒村を訪れる物語。シリーズの親である三上真司氏がディレクションをしており、それまでのシリーズが閉ざされた空間でクリーチャーに立ち向かう抑圧の怖さをまとったアドベンチャーであったのに対し、広いフィールドで意思の疎通できない村人に追われる怖さなど、本作はアクション要素の強いシューティングに変化。武器商人からのアイテム購入やアタッシュケースによる武器所持、QTEの導入など大胆な改革が好評を博した。主人公の肩越しに敵を捕らえるTPSとFPSのあいだを取った画角が、『ギアーズ オブ ウォー』などに影響を与えていることも有名だ。
純白紳士(デスキャノン)のひとことレビュー
“怖くて先に進めない”ーー購入した当日に起きた出来事でした。それまでの『バイオハザード』をプレイしてきた私が、『4』も当然のようにクリアしようとした矢先のことです。水色の服のおばちゃんが怖すぎて、しばらくプレイできませんでした。挙句、寝ていると夢にまで出てきてうなされる始末…。そんな夜がしばらく続いたある日、悪夢を打ち破ってくれたのはプレイ動画でした。
巧みなプレイでバタバタと敵をなぎ倒していくレオンを見て、再びコントローラーを握る勇気をもらいました。それでも怖かった私は、いちばん簡単な難易度で攻略本とにらめっこしながら、何十時間もかけてクリアしたのを憶えています。
そんな私も今ではHP1ナイフクリアーもできるようになりました。最初こそ怖かった『4』ですが、慣れてくるとアクションゲームとしての完成度の高さと、良い意味でB級ホラー映画のような面白さや爽快感、そしてエロスに気づかされます。プレイしていると“ここはみんな大好きなあの映画のオマージュだな”と思い1人でニヤけてしまうことも。
皆さんもぜひ、怖いもの見たさ、そしてアシュリーのスカートの中見たさに、『4』をプレイして恐怖と面白さを体感してください。
(動画投稿:純白紳士(デスキャノン)さん)
バイオハザード4
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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2005年1月11日 | カプコン | ニンテンドーゲームキューブ |
特記事項 | ||
PlayStation 2(2005年)、Windows(2007年)、Wii(2007年※『バイオハザード4 Wii edition』)、Playstation 3・Xbox360(2011年※『バイオハザード リバイバルセレクション』に収録、2012年※単品販売)あり |
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