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レトルト「見たら死ぬ『呪いのビデオ』のゲーム版!?」『ナナシ ノ ゲエム』【ホラゲレビュー百物語】

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画像は【ニコニコ動画】プレイすると一週間以内に死ぬゲーム【実況】1日目より

【ゲーム概要】
 プレイすると1週間以内に死んでしまうという「呪いのゲーム」の謎を解くアドベンチャーゲーム。プレイヤーはDSを縦に持ち、主観視点で現実の世界を探索して情報やアイテムを集める「3Dモード」と、DSを横に持ち「呪いのゲーム」を実際にプレイしていく「2Dモード」を交互に進めていく。さまざまな恐怖や怪奇現象が襲いかかってくる3Dモードだけでなく、2Dモードでプレイする「呪いのゲーム」も、一見ファミコン時代を彷彿とさせるオーソドックスなRPGでありながら、画面の文字化けやチラつき、BGMの不協和音、現実世界とのリンクといった不可解な要素で構成された不気味な内容となっている。

レトルトのひとことレビュー

 ストーリーを公式サイトで読んで、一気に惹かれました。だって、7日以内にクリアできない人は現実世界で死んでしまうんですよ。「呪いのビデオ」のゲーム版ですよね。

 しかも、作中作として登場してくるゲームがレトロゲームだったんです。もう、それが僕好み(笑)。しかも、それがどんどんバグっていって、そのゲームで起きたことが主人公たちの身の回りでも起きていく。そのゲームの開発者のストーリーがホラーになっているのも、よく出来ていました。

 実況もすごく盛り上がりました。なにせ7日間でクリアしないといけないので、一日一日と追い込まれていくんです。まあルートの回収で15日目くらいまでやったので、みんなに「7日過ぎてるよ」とかツッコまれましたけど(笑)。

 あと、実況の中で名物キャラクターが生まれたんです。大山法基教授という人が『トリック』の上田みたいなトンデモ教授で、もう強烈。最後はとんでもないことになってるのに、なぜか飄々としているから「お前タフだなあ」みたいな(笑)。

 ちなみに、このゲームの2作目では1作目で少しだけ残っていた伏線を回収していて、そっちもめちゃくちゃ面白かったです。ニンテンドーDSの作品なので、あまり実況されてないんですが、本当にオススメのゲームです。

(動画投稿:レトルトさん)

プロフィール
 ゲーム実況者。フリーゲームの実況に定評がある。基本的にはのんびりプレイで、オカルトホラーやホラーゲームに耐性があり、1人だけで夜暗い部屋でのプレイができる鋼の心の持ち主。名前の由来は、『メダロット』シリーズの“怪盗レトルト”から。

ナナシ ノ ゲエム

発売年月日開発元/発売元プラットフォーム
2008年7月3日スクウェア・エニックスニンテンドーDS
特記事項
なし

(C)2008 SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved.

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