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「ガッツリなホラーじゃないので入門編としていいかも」『F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-』【ホラゲレビュー百物語】

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画像は【ホラー】-F.E.A.R. -実況プレイpart1【FPS】修正版より
画像は【ホラー】-F.E.A.R. -実況プレイpart1【FPS】修正版より

【ゲーム概要】

 近未来の世界を舞台としたFPSゲーム。ホラー系タイトルでありながらモンスター系の敵は一切登場せず、霊体や超能力者、そして同じ人間との戦いによる恐怖が描かれている。プレイヤーは少数精鋭の特殊部隊「First Encounter Assault Recon」通称『F.E.A.R.』の新人隊員となり、大手軍産企業アーマカム・テクノロジー(ATC)社を巡る怪事件を追いかけていく。一定時間のみゲーム中のすべての物体の動きを遅くできる「スロー・モー」はプレイヤーだけが持つ特殊能力で、発動させれば敵を正確に殲滅することができる。

編集部ひとことレビュー

 緊迫する侵入ミッションと、思いがけず心に強い衝撃を受けるようなショッキングな恐怖体験をお望みなら、本作が最適でしょう。FPSということで常時主観視点で進行するため、臨場感という点においてはもうバツグンです。他作品の追随を許しません。10年以上前のゲームだけど、グラフィックはキレイかつリアルだしね。

 主観視点のホラゲと言えば、近年では『P.T.』や『バイオハザード7 レジデント イービル』が話題で記憶に新しいけど、この『F.E.A.R.』は、そういった作品の先駆けとも言える作品(言い過ぎ?)なんじゃないかなと。

 チカチカする蛍光灯。薄暗い通路を進んだ先には血みどろの死体。突然の敵の襲撃……と、周囲を警戒しながら少しずつ進む探索シーンは、超絶にドキドキもの! ときおりインサートされる回想シーンや、フラッシュバックする謎の少女の幻影に驚いたりしているうちに、没入度は俄然深まり、気付けば主役になりきる自分が!!

 加えて主人公は、「スロー・モー」というまんま時間の動きをスローにできる特殊能力を駆使して戦うことも可能で、これがなかなかに気分爽快なのです。

 ミリタリーに少しのホラー要素をプラスし、さらには異能の力も扱えるという本作。ガッツリとしたホラーじゃないので、入門編として体験してみたいって人にもいいかも。

(動画投稿:丸腰侍さん)

F.E.A.R. -First Encounter Assault Recon-

発売年月日開発元/発売元プラットフォーム
2005年10月18日Monolith Productions/ライブドア(日本語版及びディレクターズエディション)、イーフロンティア(廉価版)Windows
特記事項
廉価版(2008年)あり

(C)2006 Monolith Productions, Inc. All rights reserved. Published by Vivendi Games, Inc. under licence from Monolith Productions, Inc. F.E.A.R. is a trademark of Vivendi Games,Inc.Sierra logo are registered trademarks of Sierra Entertainment, Inc.in the U.S. and/or other countries. MONOLITH and the MONOLITH Logo™&(C)Warner Bros. Entertainment inc. Developed by Day 1 Studios,LLC. All other copyrights and trademarks are property of their respective owners.

 

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