「ファインダー越しに幽霊を見つめるのは“恐楽しい”」『零~刺青ノ聲~』【ホラゲレビュー百物語】

画像はテクモ 零~刺青の聲~公式サイトより
画像はテクモ 零~刺青の聲~公式サイトより

【ゲーム概要】
 和風の3Dアクションアドベンチャー『零』シリーズの3作目。プレイヤーはフリーのカメラマン「黒澤怜」と若手ノンフィクション作家「天倉螢」、そして第1作の主人公の1人「雛咲深紅」の3人を操作し、現実世界と悪夢の世界を行き来しながら、物語を進めていく。深紅以外にも第1作、第2作からの登場人物や、その関係者が登場し、まさに“PS2で発売された3作品の集大成”とも言える内容となっている。

編集部のひとことレビュー

 『零』シリーズは、愛らしいヒロインたちが純和風の幽霊に立ち向かう人気のホラーアクション。
 その3作目(実際にはリメイク版などがけっこうあるのだが……)に当たるのが『零〜刺青ノ聲〜』だ。

 もちろん本作でも、これまでのシリーズどおり、除霊できる力を持つカメラ“射影機”が探索の強い味方。これを使ってファインダー越しに見える幽霊を撮影して撃退するという独特な戦闘スタイルが人気の秘密となっている。
 幽霊たちに大ダメージを与えるには、ギリギリまで接近した状態の一瞬での撮影“フェイタルフレーム”を狙わなければならないのがキモ。ただでさえ恐い幽霊をファインダー越しにジッと見つめなければならない恐怖は、体験した者でないと説明できない“恐楽しい”瞬間だ。

 物語は、フリーの写真家である主人公の黒澤怜が、とある幽霊屋敷で死んだはずの婚約者を見かけたことをきっかけに、悪夢の世界へ迷い込んでしまうことで動き出す。夢の中でさまよう屋敷は、都市伝説である“眠りの家”とそっくりなのだが……。
 怜は悪夢の中を探索しながら、自身に現れた青い刺青の謎に迫っていくことになる。

 操作できるキャラクターは怜のほかに、雛咲深紅、天倉螢の合計3人で、章ごとに切り替わりながら物語は進んでいく。
 ちなみに深紅は第一作『零〜zero〜』の主人公。今回の事件に、いったいどんな関わりがあるというのか……。

 純和風ホラーゲームとして海外でも人気が高い本シリーズ。プレイで真夏にヒンヤリできることは間違いない。

(動画投稿:囲炉裏さん)

零~刺青ノ聲~

発売年月日開発元/発売元プラットフォーム
2005年7月28日テクモPlayStation 2
特記事項
廉価版(2006年※旧廉価版『零〜刺青ノ聲〜 PlayStation 2 the Best』、2007年※新廉価版『零〜刺青ノ聲〜 PlayStation 2 the Best』)あり

(C) TECMO,LTD.2005

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