猫マグロのひとことレビュー
このゲームは一言で表すと「恐怖の塊」といえるゲーム。ホラーゲームにおいて重要な「プレイヤーに恐怖感を与える」という点を、これでもか! というほど研ぎ澄ました作品だ。
ありとあらゆる恐怖演出がプレイヤーに襲い掛かってくるだろう。しかもそれら1つ1つが細かく作りこまれており、驚かされるのはもちろん、良くできていると感心してしまうことすらあるだろう。
ゲームを進めれば進めるほどその恐怖演出が作りこまれていき、その全体の完成度はプレイヤーに「この先には他にどんな恐怖があるのだろう」とワクワクさせてしまうほどだ。
さらにその恐怖演出の中に潜むストーリーが秀逸。このゲームの登場キャラクターはかなり少なく、具体的なストーリーの背景や説明もあまりない。一見すると、シンプルなストーリーのように思えるが……。ストーリーの核心は、皆さまの目で直接見ていただきたい。
ここで魅力を語りたい! と私も思っているのだが、本当にこのゲームは「実際にプレイして確かめてください」と薦めたくなる作品になっている。ストーリーの核心を知ることができれば、このゲームの完成度の高さを改めて知ることができるだろう。
完成されたさまざまなスタイルの恐怖演出。その恐怖演出の先に待ち受ける完成されたストーリー。ゲーム中に一切飽きを感じさせない雰囲気作り。まさに夢中でプレイできるホラーゲームとなっているのがこの作品だ。
魔女の家
発売年月日 | 企画・制作 | プラットフォーム |
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2012年10月3日 | ふみー | Windows |
特記事項 | ||
なし |
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