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【ゲーム概要】
日本の土着・民俗的な恐怖を題材とした3Dアクションゲーム第2作。舞台を日本近海の孤島・夜見島へと移し、怪異に巻き込まれてしまった主人公たちの群像劇が描かれている。敵やほかの人間の視界を盗み見ることで敵から隠れたり、謎を解いたりする「視界ジャック」システムは前作から引き継がれているが、操作するキャラクターによっては単に盗み見るだけでなく、視界をジャックしながら移動ができたり、過去の出来事を見ることができたり、視界ジャックした敵を操ることができたりと、バリエーションも増加している。
ガッチマンのひとことレビュー
『SIREN2』では主人公たちの中に自衛隊員がいたりもして、前作に比べてプレイヤー側のアクションが強くなっています。だから最初の方では一方的に敵を倒しまくれて「これ楽勝だな」って思うんですよ。でもこのゲームの面白いところは、そうして油断していると、後半で武器が通用しない強敵が出てきて絶望感に打ちひしがれていくんです(笑)。
特にハンパなかったのが、デカイ顔の犬みたいな敵キャラ(※「闇人乙式」のこと)ですね。
『SIREN』シリーズって基本的には「視界ジャック」で視界を盗めるので、そこに敵がいることが事前にわかってしまうんですね。だから、「来たら撃ち殺してやろう」という心構えで、ある意味安心して挑めるんです。でも、そいつと初めて対面したときは、そのあまりの見た目のインパクトに仰天しちゃって(笑)。
犬のような身体に対して顔面が異様に巨大なんですよ。そのくせ正面からじゃ銃が全く効かないんです。そういう意味では、前作に比べて敵キャラがバラエティ豊かだし、なおかつビジュアル面での気色の悪さは強化されています(笑)。
『SIREN2』は難易度設定もできるので、「2はクリアできた」という声をよく聞きます。とはいえ『SIREN』シリーズは全体的に、あの頃の家庭用ゲーム機の中でもとびぬけて難しいゲームだと僕は思いますね。まあ……インディーゲームまで含めるとなると、世の中にはもっと鬼畜なゲームが一杯あるんですけれど(笑)。
ちなみに、このゲームには途中で中学生くらいの女の子を助けて一緒に行動する部分があるんです。
彼女はいわゆるプレイヤーが守らなければいけない存在なんですけれども、実況中、私が手をこまねいている間に、その子が「屍人」を全滅させてたんですね(笑)。中学生なのになぜか頼れる味方みたいになっていたのがおかしくて、とても印象に残ってます。
(動画投稿:ガッチマンさん)
SIREN2
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|
2006年2月9日 | ソニー・コンピューター・エンタテインメント | PlayStation 2 |
特記事項 | ||
廉価版(2007年※『SIREN2 PlayStation 2 the Best』)あり |
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