編集部ひとことレビュー
リリース当時、テレビなどで夏の風物詩と化していた稲川淳二の怪談が楽しめるPlayStation用のソフトです。
とはいっても、選択肢によるストーリー分岐など、ゲーム的な要素はまったくなく、単純に怪談を楽しむだけのサウンドノベル。
導入など、要所で稲川淳二の姿をムービーで見ることはできますが、実際の怪談に入ると背景は1枚絵の画像に……。
肝心の音声も音割れしていて、なんだかかなり微妙な感じがあります。
それでも再生しているとついつい引き込まれてしまうのは、稲川淳二の話力と、それなりに効果的なBGMのせいでしょうか。
当時はまだDVDが普及していなかったので、こんなソフトでも一定の存在価値があった…んでしたっけ?
もし今、彼の怪談を聞きたいなら、素直にDVDを購入した方がいいんだろうなー。
稲川淳二 恐怖の屋敷
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
---|---|---|
1999年7月1日 | ビリケンソフト/ヴィジット | PlayStation |
特記事項 | ||
廉価版(2000年)あり |