ガッチマンのひとことレビュー
もともと「超理不尽な難易度」と聞いてやってみたんですが、これは人生で一番辛かったゲームになりました(笑)。
内容については、動物の人形が迫ってくる部屋で警備員をしていて、左右にある扉を開け閉めするんですが、扉を閉めていれば襲われないけど、その間に電力が消費されていて、停電しちゃうとゲームオーバー。うまく電力を節約させながら、朝の6時まで生き延びるというものです。
それだけ聞くと、「人形の何が怖いの?」と思ってしまうのですが、実際にやってみたら……もう怖いこと怖いこと。ミスをすると、ものすごい爆音と共に人形がドアップで襲ってきて、心臓が飛び上がるくらいビックリするんですよ。しかもホラーとしての予想の裏切り方が実に上手くて、ちょうどこちらが油断したタイミングでくるんです。
このゲーム、開発者が「クリア不可能」と言っているオール20という難易度があるんですけれど、当時生放送でクリアしていた人は1人だけだったんですね。それで「俺でもいけるんじゃないか」と思って、2人目を目指してチャレンジしたんですよ。
そのときの実況動画はぜひ見て欲しいんですが、自分でもヤバいと思うくらいものすごく洗練されたマウスの動きをしています(笑)。18分間ひたすら一定のリズムで「閉じる、開ける、電気を点ける、カメラを見る」を繰り返しているんですが、0.5秒以上電気を点けちゃうと電力が朝まで持たないので、人形が消えるタイミングを予測しながら操作しています。もう、本当に一瞬でも判断が遅れたらゲームオーバーなんですが、特に狐の人形がやっかいでした。油断していると、高速で部屋に駆け込んでくるんです(笑)。
12時間かけて初めて朝の4時まで生き延びたときは、緊張で手の震えが止まらなかったですね。動画を見ると、「震えるな俺の手……大丈夫だ……何も怖いことなんかない……」と自分で自分の手を叩きながら励ましていて、なんだか鳥人間コンテストみたいになっています(笑)。結局クリアできたんですが、その直後に本気で体調を崩しましたね。
Five Nights at Freddy’s
発売年月日 | 開発元/発売元 | プラットフォーム |
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2014年8月8日 | Scott Cawthon | Windows(STEAM) |
特記事項 | ||
iOS版(2014年)、Android版(2014年)あり |
(C)2014 Scott Cawthon