「日本を代表するゲームキャラクターは?」と言われ、あなたは誰を想像するだろうか。
当然、人によってナンバーワンキャラクターは異なるだろうが、こういう質問をされ、頭の中で“青くてトゲトゲした姿のクールなアイツ”を想像する人も多いのではないだろうか。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ──。
セガを、いや名実ともに日本を代表するゲームキャラクターであるソニックは、ゲームの第1作が1991年にメガドライブで発売。これまでになかったハイスピードなゲーム性が評価され、国内だけでなく、海外でも絶大な人気を博したアクションゲームシリーズだ。
その『ソニック』シリーズは、2021年で誕生30周年を迎えることとなった。
そこで、電ファミニコゲーマーでは、シリーズ30周年を記念し、シリーズを支えてきたキーマン2名によるインタビューを掲載。
ご協力いただいたのは、シリーズの初期から『ソニック』シリーズのゲーム開発に関わるゲームクリエイターの飯塚隆氏、そして、もうひとりは、ソニックに“声”という命を吹き込み続けている声優、金丸淳一氏だ。
シリーズに20年以上も関わり続けるおふたりは、30年の節目で何を想うのか。金丸氏がソニックの声優に選ばれた理由や、ソニックを演じるうえでのこだわり、そしてさまざまなエピソードを伺った。
ここでしか見られないエピソードが満載の対談は、ファンならずとも必見の内容。ぜひご覧いただきたい。
金丸淳一だからこそ演じられたソニックというキャラクター
──1991年に第1作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』が発売してから、2021年で30周年を迎えることとなりましたね。
金丸氏:
ソニックのように、まばたきするあいだにビュンと過ぎ去った30年でした。定期的に『ソニック』シリーズのゲームに参加させていただいていてブランクは感じていないので、「もうこんなに経ったの?」という感じです。
飯塚氏:
本当にあっという間ですね。私がセガに入社したのが1992年で、最初にシリーズに携わったのが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』のテストプレイでした。いまだからこそ言えますが、入社当時はセガのアーケードゲーム開発が志望だったんです。ですが、家庭用ゲームの開発チームに入ることになったため、内心はガッカリしていたんです。
アーケードゲームをやりたいのにって思って……。ですが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』をプレイして、ソニックのカッコよさに惚れ、家庭用ゲームの開発に魅力を感じました。こんなゲームが作ってみたいと。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は単にテストプレイのお手伝いだったのですが、そのあとすぐに『3』開発の誘いがあったので、ふたつ返事で「やります」と答えさせていただきました。
それ以降は金丸さんと同じく、私もつぎのタイトルつぎのタイトルと、ずっとソニックとお仕事させていただいているので、気がついたら30周年経っていた、という気持ちです。
──当初、ソニックにはボイスはなかったわけですが、初めてボイスが付いたのは1998年の『ソニックアドベンチャー』でしょうか?
飯塚氏:
そうですね。これまでのソニックはドット絵でボイスもありませんし、彼がどうやってしゃべるのか誰もわからなかったので、最初は本当に苦労しました。何度もミーティングを重ねて、やっとベースとなるキャラクターが作れたことを、よく覚えています。
じつは、最初はソニックに声をつけるのに、すごく抵抗があったんです。ですが、この先シリーズを盛り上げていくにはボイスが不可欠だと思い、最適な声優さんは誰なのか、本当に長い時間をかけて探しました。
ネームバリューとかじゃなくて、ソニックにピッタリ合う声質の声優さんを選ぼうというのをコンセプトに、声優さんのサンプルボイスが収録されたデモテープを数えきれないくらい聴きました。
金丸氏:
そうだったんですか!?
──金丸さんもご存じなかったんですか!?
金丸氏:
その辺りの話は初めて聞くと思います(笑)。
飯塚氏:
それまでのソニックは、日本以上に海外で人気を博していたので、英語交じりを口癖にしようという意図がありました。
なので本当に難航したといいますか、英語交じりにしゃべるという設定があるので、英語をしゃべったときのイントネーションなども気になりますし、なかなか決めることができませんでした。
──そんななか、金丸さんのデモテープに出会ったと。
飯塚氏:
金丸さんの声が収録されたデモテープを聴いて、「この人だ!」と確信を持ちました。本当にドンピシャだったんです。
金丸氏:
当時、べつの海外ドラマの収録をしていて、収録終わりにスタッフの方から、「ちょっとサンプルボイス撮らせてほしい」と言われたんです。それまではソニックの声のオーディションをやっていると知らなかったわけですが、そのときに撮った声を飯塚さんが聴いたんじゃないかなと想像しています。
──初めてソニックの台本を読んだときはどのような印象でしたか?
金丸氏:
僕は、「なかなか一筋縄ではいかないヤンチャ坊主だな」というのが第一印象でした(笑)。デザイン面では、青いハリネズミというキャラクター性に心惹かれるものがありました。ファンの方はご存知だと思いますが、ソニックはキメ台詞を“英語、日本語”の順番に言うクセがあるんですよね。さらに、日本語の部分は、「おいでなすった」とか、「願い下げだぜ」とか、江戸っ子のような口調になって、おもしろいキャラクターだなと。
──金丸さんは英語がとても流暢ですので、そういう意味でもソニックにピッタリですよね。海外での生活をされていたのでしょうか。
金丸氏:
日本で暮らしていましたが、回りに外国人がすごく多かったので、自然と英語がしゃべれるようになりました。また、横田米軍基地や、英会話の教師のアルバイトをしていたというのも、英語が得意になった理由だと思います。
これまでも、これからも、ソニックと走り続ける
──そんな出会いを経て、おふたりは20年以上もソニックとつき合ってきたわけですね。長い年月となりますが、印象に残っているセリフや出来事などがあれば、教えてください。
飯塚氏:
セリフで言えば、たとえば「A piece of cake! 楽勝だぜ!」っていうセリフがあるんですけど、「A piece of cake」という時点で、“朝飯前”とか“楽勝”っていう意味なんです。でも、そのあとにあえて「楽勝だぜ」というセリフを続けています。よくよく考えるとちょっとヘンなセリフではあるのですが、それがソニックらしさになっているかなと。
金丸氏:
僕覚えているのは、「No, Sweat! ちょろいもんだぜ!」っていうセリフがあって、それがすごくおもしろくてよく覚えています。「ちょろいもんだぜ!」って、そんなに使わない言葉ですよね(笑)。それがおもしろくて。
あと、ソニックのボイスは元気に発音するアクション系のセリフが多いのですが、逆にやさしく語りかけるようなボイスは少ないのでニュアンスに苦労した記憶があります。覚えている単語としては「smile」。「笑って」という意味ですが、ふだんと違うやわらかいソニックを演出するのに苦労した記憶があります。でも、ファンの皆さんも、その「smile」というセリフを気に入ってくださっている人が多くて、苦労した甲斐はあったのかなと。あのセリフは何度も撮り直しましたよね? 飯塚さん?
飯塚氏:
いや、その収録のとき、私はいなかった気が(笑)。
金丸氏:
そうでしたっけ(笑)。そのほかだと、ソニックがかつてないダメージを受けたときのリアクションを撮ったことがあって、「これソニック大丈夫なの?」と思いながら収録したボイスがありました。たしか『ソニックフォース』のボイスだったと思います。
──飯塚さんはいかがですか?
飯塚氏:
たくさんありすぎるので、ひとつというのは選びづらいのですが……。印象に残ったエピソードで話すと、先程も言ったように、『ソニック』シリーズは海外ですごく人気が高いタイトルなんです。それを実感したのは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の開発後に、ニューヨークのメイシーズパレードという有名なイベントでソニックの巨大バルーンが参加した時ですね。それを見た人が歓声を挙げてくれたりするほどで。日本から遠く離れて暮らしている方々がこれほどソニックを愛してくれているというのは、本当にうれしかったですね。
金丸氏:
あと、ゲームのボイス収録って、要所要所のセリフに対して声を当てるので、ドラマやアニメと違って全体図が見えにくいですよね。だから、ゲームが完成したときに全容が見えたときは、いつも感動します。こういうお話だったんだとか、ラスボスってこういうやつだったんだとか。
──たしかに、ゲームの収録は独特な文化がありますよね。
金丸氏:
これは余談なんですけど、昔に家電量販店でちびっこが『ソニック』のゲームをプレイしていたのを後ろから見ていたことがありました。小さい子なので、なかなかステージを攻略できていなかったんです。そしてミスを何度かしたときに「くっそーソニック!」って言ったのに合わせて、僕がイタズラで「悪かったな!」ってソニックの声でしゃべったことがありました。当然、その子は僕のことを知りませんし、すごくびっくりしていて。あのときのちびっこの顔は、いまでも覚えています。
──いきなり自分に対してソニックがしゃべったとしたら、びっくりしますよね(笑)。
ソニック=金丸淳一、海外声優も金丸氏がベースに
──飯塚さんにお伺いしたいのですが、20年以上にも渡って開発のキーマンとして関わられていますが、とくに印象に残っているタイトルはどれになりますでしょうか。
飯塚氏:
個人的にですが、『ソニックアドベンチャー2』は印象深いです。ライバルのシャドウが初登場の作品で、最初はライバル関係で死闘をくり広げていた相手と最後は共闘するというのは、これまでの『ソニック』にはなかったドラマチックな展開だったと振り返って思います。ソニックとシャドウの掛け合いとか、ラスボス戦の盛り上がる部分は、自分でも作っていてすごく楽しかったです。
金丸氏:
僕も覚えています。話が出ると、あれもこれもといろいろなことを思い出してきますね。30年の重みがあるので。
──金丸さんはいかがでしょうか。
金丸氏:
ゲームではないのですが、映画の『シュガー・ラッシュ』の収録は印象深かったです。いまだから言えることかもしれないんですけど、最初にソニックの台本をいただいたとき、言い回しが全然ソニックっぽくなかったんです。本来であれば、声優が制作側に台本についてアレコレ言うのはご法度ではあるのですが、ちょっとこのままだとダメだなと思って。そこで、まず飯塚さんに連絡を取って、飯塚さんからオーケーをもらえたら、収録現場で監督に進言しようと考えました。その後、監督にお話をさせていただいて、「じゃあそこは直しましょう」と言っていただけたので、本当によかったなと。
──金丸さんの熱意が、作品のセリフを変えたんですね。
金丸氏:
たしか「~~してくれたまえ」みたいなセリフが書いてあって、ソニックならそういう言いかたはしないよなと思ったんです。そのままだとファンの方も違和感を感じるソニックになっていたはずなので、失礼ながら修正を提案させていただきました。
──そのエピソードがとくに印象に残っているんですね。これほど長きに渡ってソニックが愛されている理由には、どんなものがあると思いますか?
飯塚氏:
ソニックって完全無欠のスーパーヒーローではないんですよ。ちょっと生意気で、ちょっとエッジーなところがあって。だけどクールでカッコいい。そういったちぐはぐさも評価されているんじゃないかと思っています。金丸さんの声も、ちょっとエッジーな感じを出していただいていますしね?
https://twitter.com/SonicOfficialJP/status/1408062951769010180
金丸氏:
(笑)。出ていますかね?
飯塚氏:
海外版の『ソニック』作品を作る際には、もちろん海外の声優さんをアクターに選出していますが、ソニック役の声優については、金丸さんの声をベースにして選出しているんです。
──なるほど。ソニック=金丸さんの声だからですね。
飯塚氏:
海外版のソニックの声優さんは何度か変わっているのですが、いつも選ぶ基準は、“金丸さんの声に合っているか”。英語もフランス語もイタリア語もドイツ語も、ここだけは変わらない基準なんです。
金丸氏:
そのお話、音響監督さんに聞きました。それを聞いて、すごく誇らしいと感じています。
飯塚氏:
あと、ソニックって絶対にネガティブなことを言わないんですよ。どんなに苦境に立たされても、どんなに劣勢であってもつねにポジティブ。そこもソニックの魅力にひとつです。つねにポジティブなところは、自分も見習わないとなって思いますね。
──続いては金丸さんにお伺いしたいですが、ソニックを演じるうえで、“ここだけは外さない”という演技のこだわりはありますでしょうか。
金丸氏:
飯塚さんも言っていましたが、“ちょっと生意気でちょっとエッジーで”というのは外さないポイントです。また、エッグマン役を演じていた大塚周夫さんからは、「悪役もだたの悪役で終わるとつまらない。なんかツッコミどころがあったりしないと。だから金丸も、生意気なだけじゃなくてどこか愛されるポイントを持つと、おもしろくなるぞ」と言っていただいたことがあって、その要素も忘れないようにしています。スピード感があってクールなキャラクターですが、心の柔らかい部分も見せられるように心掛けているのですが、それもファンの方に喜んでいただけている要素なんじゃないでしょうか。
──なるほど。もう20年以上もそういった志のもとソニックを演じられていますが、当時と比べて演じかたが変わった点などはありますでしょうか。
金丸氏:
とにかく、声のクオリティーは変えちゃいけないと思って、ボイストレーニングはずっと続けています。ボイストレーニングの先生が、歌だけじゃなくて芝居の発声のしかたにも長けている方で、「こうするとソニックの声が出しやすいよ」とか、「収録中に風邪気味なときはこういう声の出しかたをするといいよ」といったアドバイスをいただいたこともありました。そういえば、ゲームの収録でどうしても声が出せなくって、早退させていただいたことが1度だけありましたよね。
飯塚氏:
覚えています。のど飴とか漢方とかを口に入れてなんとかがんばっていただいたのですが、どうしても収録できなくてスケジュール組み直したんですよね。
金丸氏:
あのときは本当にご迷惑をおかけいたしました……。
──30年のなかには、そういった苦労されたエピソードもあるんですね。ソニックはゲームだけでなく、アニメ化もされていますが、ゲームとアニメで演じかたに差はあるのでしょうか。
金丸氏:
『ソニックトゥーン』など、アニメ版はアメコミテイストな作品もあって、おもしろいですよね。僕の場合、最初のころはゲームの収録をする機会のほうが少なかったので、アニメでどう演じるのかよりも、むしろゲームをどう演じるのかというのに苦労しました。たとえば、ゲームだと「とぅ!」といった掛け声ひとつ取っても、いろいろなパターンを用意しますよね。「いまのはレベル4の「とぅ!」なので、つぎはレベル6でお願いします」みたいな指示はアニメには少ないので、当時はすごく勉強になりました。
飯塚氏:
ゲームの場合はビジュアルがない状態で収録するのがほとんどなので、なかなかたいへんですよね。絵がない状態で「とぅ!」という声をたくさん撮っていかないといけないので。
金丸氏:
キャラクターを崩さず、パワーの調整をしていくのは、ちょっと格闘技みたいなニュアンスがある気がします。あと、アニメで印象深いといえば、ナックルズがいきなりマッチョになってびっくりしたことがありました。
飯塚氏:
それは『ソニックトゥーン』だけですよ(笑)。
──ソニックのボイスを収録するうえで、開発の方と金丸さんとで、「ここはこうしたほうがいい」といった議論が発生することはないのでしょうか。
飯塚氏:
はじめてソニックを演じていただいたときは、「こういうキャラクターですよ」というのはお伝えしていますが、もうすでに金丸さんのその声がソニックそのものなので、もはやキャラクター作りの話はしていません。本当に最初だけでした。
──金丸さんの声を得たことで、ソニックのキャラクター性に変化を与えたと思われますか?
飯塚氏:
金丸さんの声でソニックというキャラクターが固まりましたから、変化を与えたというよりは芯を得たと言ったほうが正しいかもしれません。先程もお話ししたように、海外の声優さんを選ぶときは、金丸さんのソニックをベースに“生意気な声”というのを基準にするようになりましたし。
金丸氏:
脚本の方のおかげもありますよ。ちょっと江戸っ子っぽいような言い回しと英語交じりにしゃべるクセがあるといった設定が、僕の声にシンクロできたのかなと思います。
飯塚氏:
ここ最近のタイトルは、海外版でも日本語音声に切り換えてプレイできるんです。海外では、日本語の意味はわからないけど金丸さんの声にして遊んでいる人も多いみたいですよ。
金丸氏:
そうなんですか? それってすごくありがたいことですね。
──『ソニック』シリーズの今後のお話もお聞きしたいです。シリーズではアクションゲームでの展開が多いですが、今後はどんなチャレンジをしてみたいと考えられていますか?
飯塚氏:
アクションゲーム以外ではレースゲームが、ソニックの“速い”というコンセプトと親和性が高くて人気が高いです。『ソニック』シリーズはファンの層も広がってきていますし、アクションゲームやレースゲーム以外にもいろいろなチャレンジをしていきたいと考えています。
──ソニックといえばさまざまなコラボレーションも話題となっていますね。
飯塚氏:
我々としては、ソニックをいろいろなコンテンツに使っていただくことは大歓迎なので、ぜひお声がけいただきたいです。直近では、2021年6月に『マインクラフト』とのコラボレーションが発表されました。全世界で愛されている『マインクラフト』とコラボレーションすることができてほんとうにうれしいですし、今後もいろいろなコンテンツとごいっしょできたらと考えています。
──今後もソニックの活躍の広がりに期待したいです。最後になりますが、ソニックとシリーズのこれからの発展に向けて、意気込みをお聞かせいただけますでしょうか。
金丸氏:
いつまでも皆さんの気持ちを捕まえて離さないキャラクターでいることを目指して、ソニックといっしょに走り続けていきたいと思っています。
飯塚氏:
ソニックの創世記から携わらせていただいて、自分としては28年間もソニックといっしょにいることができました。今年で30周年となりますが、ここがゴールじゃなくて、これからも10年、20年と続くタイトルになるようにがんばりたいと思います。自分はそのころにまだゲームクリエイターでいるかわからないですが、金丸さんはそのときも声をやってくださると思います(笑)。
金丸氏:
(笑)。ついていきます! これからも青いクールなヤツをよろしくお願いします。(了)
金丸さんの提案によって映画『シュガー・ラッシュ』のソニックのセリフが変わったというエピソードは、ソニックへの愛情があるからこそ生まれた逸話だろう。職業的に声をあてていたとしたら、「ソニックらしさ」はないがしろにされていたのかもしれない。
「金丸さんの声でソニックというキャラクターが固まりましたから、変化を与えたというよりは芯を得たと言ったほうが正しいかもしれません」。この飯塚さんの発言は、ふたりのソニックに対する想いを明確に表している。
『ソニック』シリーズが生まれて30年。セガの看板キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグは、当時と変わらぬ生意気さとクールさで、多くのゲーマーを魅了している。過去作をプレイするときや新作を遊ぶときには、ソニックの言い回しや演技により注目してみるといいだろう。ソニックがなぜこんなに生き生きとしているのか、なぜ世界中で愛されているのか、きっとその答えがわかるはずだ。