というわけで今回はセガの年末年始スペシャルセールのタイアップ記事。同セールの存在をアピールするためにセガからお小遣い1万円が与えられた【※】私、マシーナリーとも子が好きに買い物をするという企画です。嬉しい。人の金で好きに買い物していいなんて。
※編集部注:正しくは「電ファミ編集部からお小遣い1万円が与えられた」となりますが、とも子さんがとてもよろこんでいらっしゃったので、「セガから」としています。
昔、よく周囲に「芸能界入りするつもりはないが、もし『ぷっすま』に出る機会を得たら企画で勝利して赤くて大きいエスプレッソマシーンを買うんだ」とこぼしていたマシーナリーとも子としては感無量です。
ところで私は好きに買い物しますが
『電脳戦機バーチャロン マスターピース 1995~2001(以下VOMP)』はセガが誇る名作ロボットゲーム、『電脳戦機バーチャロン』シリーズの中でもアーケードゲームとしてリリースされていた初代(通称OMG)、『オラトリオ・タングラム(通称オラタン)』、『フォース』をセットにしたもの。
「バーチャロン、マジで知らん」
「昔スパロボにいた気がする」
程度の人類でもざっくりと同作の魅力を知ることができる、本セールでもマストバイなソフトとなっています。っていうか買えよ。絶対買いなさい。なぜならバーチャロンは良すぎるからです。今からその話をするからな。
※この記事は「セガ 年末年始スペシャルセール」の魅力をもっと知ってもらいたいセガさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。
バーチャロンの魅力/ロボがカッコ良すぎる
バーチャロン最大の魅力はそのロボのかっこよさであると言わざるを得ない。メカデザインを担当しているのはカトキハジメ。ヒュッケバインやウイングガンダムゼロ(EW版)のあのカトキハジメですよ!
いわゆるガンダム系アニメロボっぽくありながら、独自のスタイリッシュさ、アーケードゲームらしい強烈なキャラクター性を持つデザインは今でもまったく色褪せていない……。というか、もう2020年代に見ても「今すぎちゃうかもしれんな……」と思うくらいかっこいい。
初代で起用されたとき、本作のプロデューサーは『Vガンダム』を見て「アニメの内容はピンと来ないけど、Vガンダムの活かされ方はすごいな」と思ってカトキ氏に声をかけたというんだからすごいよね。そう、Vガンダムってすごいんだよ! すごいシステマチックなの。それに目をつけたのはエラすぎるし存分に活かされているのですごい。
このバーチャロイドたちが、ゲーム中ではまるで意志を持つロボットのように振舞うのでこれまた見惚れてしまう。なんでそんなかっこいい動きするんですか⁉︎ これはデザインの方向性もあるけど、本作が腰を据えてじっくりやるコンシューマーゲームでなく、数分でインパクトを与える必要があるアーケードゲームだったからかなーという気が勝手にしています。特にお気に入りなのは2作目『オラタン』の出撃シーンで、全キャラ本当にカッコよくてキュンと来るポーズを取ってくれる。カッコ良すぎるよ〜〜
また、その派手なデザインも「本作の戦闘は戦争が興行と化している世界観があるから」というショーマンシップから来る理由づけがされていて、そういう合理性がたまらない。ロボットSFにおけるリアル感という、いくら手を伸ばしても届かない理想。それに追いつくための手段はミリタリー的なものだけとは限らないという好例よな。
バーチャロンの魅力/BGMがかっこいい
そしてこの超魅力的なデザインが軽快な操作感を持ってスタイリッシュに動く! そこに極上のBGMと効果音が合わさって『バーチャロン』は極上の快楽物質として完成する。これはもう聞いて、見てもらった方が早い。私が特に好きなBGMたちを聞いてください。
た、たまらん。君も脳内麻薬を噴出させろ! それがバーチャロンポジティブだ。
対戦なんかせんでええ!
さて、バーチャロンと言えば対人戦も欠かせない要素の一つだ。3Dの戦場を縦横無尽に駆け抜け、移動先の遮蔽物と自らのスピードを計算し、的確に相手のスキを見抜き、最適な攻撃で敵バーチャロイドを穿つ……。『フォース』ではこれにチーム戦の要素も加わり、とてつもなく複雑な思考戦が繰り広げられる。
近年ではタニタがサポートするオンライン大会も開かれるなど、20年以上の歴史を誇るコンテンツながらまだまだ続けたいぞという気概を感じさせられるバーチャロン対戦シーンだが……。そして当然、VOMPでもオンライン対戦はできるが……。
あえて既存プレイヤーから怒られそうなことを大声で言うと対戦なんかやらんでええ!!!!
いや マジで。対戦、いっそのことやらなくていい。アーケードモードだけやって「ロボットと音楽カッコええ〜」で終わっていい。
なぜならバーチャロンオンライン世界には2桁年プレイし続けて対戦に飢えた修羅しか残っておらず……。そしてバーチャロンは(全ての対戦ゲームがそうですが)幾多の戦いを通り抜けて得た知識と、それを十全に発揮させるための自機の使いこなしと、相手を押し切るための精神力が必要になり、そしてその全てが無い買ったばかりプレイヤーは相手の修羅がいかに「初心者だからちょっとは手加減してあげよう! 新規の目を摘まずにゆっくり大木に育てるぞ!」と思っても結果的にわからん殺しされてしまって心が折れてしまうからだ。いや、折れないタフなやつもいるだろうが9割は「は?」って言いながら死ぬと思う。ゲームでよかったな。ここが戦場だったらお前は死んでいたぞ。
なので対戦のことはいっそのこと忘れましょう。アーケードモードをちょっと遊ぶだけでいいんだ。なんなら各ゲーム1、2回ずつ遊んでさ、「へぇーバーチャロンってこういうゲームなんだ。よかったですね」で終わっていいんだ。
だって……そのゲーム、年末セールで買ったんだから! 1000円ちょっとだったんだからさ! 上澄みの本当に一番上の層に小指ちょっとつけて舐めましたくらいの楽しみかたでいいんだよ! それができちゃうのが年末セールだ! どんどんちょっと舐めしていこう!
そして、数年後、忘れた頃に「そういえば昔バーチャロンって買ったなあ。ちょっとしか遊ばなかったけどまあまあ面白かったなあ」って思ってもらえれば、それでいいよ。君の記憶に残すことができれば……。
というわけでいい加減本記事の主旨である買い物を、します!
あと『電撃ファイティングクライマックスイグニッション』も持ってるけど面白いよ。
おすすめの遊び方は経験者ゼロの友達3人くらいとせーので買ってその日の夜だけ浅瀬対戦することです。こういうスナック感覚な遊び方も、セールで買うゲームの醍醐味だね。
あ、これ独自ストーリーだったんですね!? 『北斗が如く』
というわけでセガからもらった1万円をなるべく使い切っていくことにするぞ! 1万円がもらえるというのならなるべくギリギリまで使い切りたい。
「1万円オーバーしたぶんは自腹ですか?」
なんて聞いたらやぶ蛇になるだろうから、今回はギリギリ1万円未満を目指すことにするか……。まずは高めのゲームから買うぞ!
というわけでまずは原作が大好きな『北斗が如く』を買ってみたぜ!(通常価格3,839円 セール価格1,535円)
タイトルのこの部分でどうしてもリュウガ【※】を思い出してなんとも言えない表情になっちゃうぜ!
※リュウガ……泰山天狼拳の使い手。変な時期に出てきて死ぬ直前に急にユリアの兄とか言い出したうえに変な理屈で村人やトキを残虐に殺したのになんか許された感じになって強敵(とも)入りした北斗の拳屈指の凸凹した男
というわけで軽く1時間ばっかしプレイ。これがしっかりしたレビュー記事ならもっと遊ばないと流石にアレなんだけど、今回はとにかく1万円を納期までに使い切らなきゃならないので許してくれい。
個人的なこれまでの遍歴を書いておくと私、『北斗の拳』が好きだといっても出てくるゲームを片っ端からやってるかっていうとそんなわけではなく、むしろ全然やってなくておそらくPSの『北斗の拳 世紀末救世主伝説(バンダイ)』以来……いや、ちょっとアーケードの格ゲー版『北斗の拳(セガ/アークシステムワークス)』もやったか……って感じでそんなものなのよ。
あと『龍が如く』シリーズってまったくやったことがなくて! 多分このゲームって『龍が如く』のシステムで『北斗の拳』を作ってみたぜ! ってゲーム……なんですよね? いやググればすぐわかるんだろうけどこういう気持ちって調べないで書いておいたほうがいいかなと思ったんでミリしらで書いてみてます。どうなんやろ。だから「それは『龍が如く』では当然だろ!」ってことも褒めるかもしれないけどご了承ください。あい。
アクション面はなかなか快適な操作性! 弱攻撃でラッシュを仕掛け、強攻撃で崩し、秘孔をついて痺れさせて奥義で殺す、という流れは手軽に『北斗』っぽい雰囲気が味わえて楽しい。
「オート秘孔モード」の字面が笑える。自動的に秘孔を突く!
CEROはDということでゴア表現はそこそこって感じ。「Z指定だったらちゃんと肋骨とか内臓が飛び出てきたんだろうな~!」と思わんこともない。流石に無茶な願いか。とはいえちゃんと膨らんで破裂とかはしてくれるのでひでぶ感はちゃんと味わえる。
おっ、と思ったのはストーリー面。チュートリアルがシンの居城から始まったのでてっきり原作を追体験していくのかと思いきや、シンがユリアの死について詳細を話さない、シンが飛び降りない、など「ん? なんか違うし、ゲームで再現しづらいから端折ったみたいなふんいきでもないぞ!」と困惑。
さらにリンもバットも出てこないのに知らない女の子が出てきたり、ケンシロウが「まだ生きてるらしいユリアを探してる」とか言い出したりなど、この辺でようやく「あー! あーそういう感じね! 時系列はふんわりさせたゲームオリジナルの話なのね!」と察する。多分劇場版ドラゴンボールみたいな感じなんですね!
典型的なおつかいクエストが発生したりするけど、これも『北斗の拳』だと思うと「うおー! 199X年の物々交換だぜ!」と思えたりする不思議。IPの力だなぁ〜!
とりあえずケンシロウが逮捕されたところまで遊んでみたけど、ゲームオリジナルキャラクターの名前がいかにも『北斗』っぽい雰囲気だったりしていて勘所はバッチリな感じなので楽しみだぜ! そのうちクリアします!
前に仕事で遊んだけど買っちゃった 『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』
続いては『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』(通常価格4,488円 セール価格2,244円)を購入! これ、前にタイアップ記事で遊んでおもしろかったんだよね……。ときたま、「数字を増やすゲーム」をやりたくなるときってあるのでこれを機会に買っちゃったぜ!
病院がテーマの経営ゲームながら、非常にコミカルなノリで進むので軽い気持ちで遊べる本作。病気も「自撮り貴族病」や「ポッター・ホグワーツ病(おでこに傷ができる)」など「どうでもよすぎる!!!」なものばかり。
でも死ぬときは死ぬ。しかも死んだ患者はオバケになってほかの患者を襲う! ので管理人が掃除機吸い込んで退治する……といった感じでとことんユルい。でも経営シミュレーションとしてはかなり楽しめて快適な感じでいいんだこれが。セガのローカライズがまたユルッユルなのもたまらん。
久々のプレイとはいえ2周めなので1時間程度で最初の病院を☆3つ病院にできたぜ! 前回遊んだときは3つくらいしか病院経営できなかったからもっとやりたいな~。これは長~く遊べそうだね。前回のタイアップ記事もよろしくね! こいつはおすすめです。
ちょっと遊んだだけで主人公がいいヤツすぎるのはわかる! 『龍が如く7』
続いてはまだ残額に余裕があるので大きめのタイトル……。『ジャッジアイズ』シリーズとも迷ったけど、周囲での評判も良くて気になってた『龍が如く7 光と闇の行方』(通常価格9,229円 セール価格2,953円)にするぜ!
先にも言ったとおり、『龍が如く』シリーズはプレイしたことが無いんだけどこの『7』は主人公も変わったしゲームスタイルも変わった“心機一転作”らしいから多分ちょうどいいだろ。安田顕さんも好きなので楽しみだ! 横浜もね! 結構行くし! マリネリアとか結構行ってるから!
あと「サクっと育成!プレミアム成長ブースターセット」(通常価格1,000円 セール価格500円)も買ったぜ~! 他人の金でゲームを買う! はそこそこある体験だけど他人の金でDLCを買う! しかもコンテンツとかじゃなくてゲームを補助するタイプの! はなかなか無い体験だよなぁ~っ! と思って買っちゃったぜ。させてもらうかヨ、サクっと育成! をよォ~~~ッ!!
ということでとりあえず2時間ばっかし遊んでみた。と言っても導入が丁寧で2時間ではまだ横浜に辿り着けなかったぜ! それってまだチュートリアル終わってねえってことじゃん! いや、しかしこの2時間も「早くゲームをやらせてくれよ!」とダレることはなく、純粋に興味深いストーリー展開で唸らされたぜ。
何よりも感心させられたのは最初の30分での主人公・春日一番という人間の描写の仕方かな。丁寧に丁寧に「こいつはとてもいいヤツで、知識はないけど知恵は働くし機転も利く。そして義理人情に厚い」というのをこれでもかというくらいに見せてくれる。
とくに幼なじみから借金の取り立てを行う際に幼い頃からこの街で育っていることからくる交友関係の広さ、相手の吸っていたタバコに注目する観察力、そうした情報から彼の身の上と心意気を想像してみせる推理力の鮮やかさには舌を巻いたぜ。
そうした優れた洞察の末に「借金を取り立てないで見逃す」「しかし相手も立てる」をやってのけるのが凄まじい良さで、この冒頭のイベントだけでこのゲームにものすごく惹かれちゃったぜ。
また、これまでアクション形式だったバトルが昔ながらのJPRGのようなコマンド選択式になってるのも本作の特徴なんだけど(現段階で私は『北斗が如く』しかやってないんだけどさ!)、これについても一番が「死ぬほどドラクエが好きである」という理由付けをしていて笑ってしまった。いや、いいな~一番。お前、いいよ。親分にかわいがられてるのわかりすぎるよ。かわいいもん。
そんなこんなで2時間プレイした感じだと、春日がパッケージ通りの髪型になったくらいのところにしかたどり着けて無く、まだ横浜にもついてないし安田顕さん演じるキャラも出てきてないしバトルもストーリーの流れのリニアな感じでしかやってないしで正直「そんな状態でレビューめいたこと書くなや!」って状態なんだけど、すいません! 1万円使うのが趣旨の企画なんで許してください! でもほんとに春日一番がかわいいし、このゲームは今回のセールで68%オフもされててお得なんで許してください! あとでクリアするから!
さてここまでの買い物の合計金額は「7,232円」。残額はあと「2,768円」か……。
だったら『JUDGE EYES:死神の遺言』が通常価格1,980円のところセール価格1,155円だから買えるし……。『戦場のヴァルキュリア4』通常価格2,970円セール価格1,485円もいいな……。いいぞ……まだ舞える……。
そんなことを考えていた、そのとき……。
私の頭のなかに、響く声があった……。
うっ! うるさい! うるさいうるさい!
ゲームはいつか遊ぶんだ! いつか遊ぶときのためにいつでも起動できるよう買っておくべきだ!
それは……
そうだけど……
5のPC版が発売される前にクリアしちゃおうと思ってたのにまだ15時間しか遊べてないけど…………
生ハム生ビール生ポリゴン。なんでも生がいい。『SEGA AGES バーチャレーシング』
そういうわけで残額はアーケードゲームを中心に、セガの過去名作ゲーをNintendo Switchでリメイクしている『SEGA AGES』シリーズで使い切ることにしたぜ! これならちょっとずつ遊べるし金額もキレイに使い切ることができるはず!
まずはSwitchに移植されたときに周囲で話題になってたのを見て気になってた『SEGA AGES バーチャレーシング』(通常価格999円 セール価格499円)を購入!
うおおお! 見てくれよこの生ムキダシのポリゴンを! テクスチャ、そんなものはない! だがこのビジュアルが、いま見るとむしろ超クールだと思わないか!? たまらん。一応Switch版ということでポリゴン数は上がってたり60fpsになってたりと調整はされてるみたい。
このゲーム、遊んでみておやっと思ったんだけどBGMが常に流れ……ないんだよ! 基本環境音……というより車から出る音しかしねーの。なんで? って思ったけどチェックポイントを通過するたびに数秒、爽やかなBGMが流れるんだよね。
最初は「えっ、なんでそんなことを?! ずっと流しっぱなしにしてればいいのに……」と思ったんだけど、そういうものだと理解してくると、むしろBGMが流れる→ちゃんとチェックポイントが通過できてボーナスタイムがもらえてうれしい! というプラス感情に直結するようになって、音楽が流れることにモチベーションを覚えるようになる。おもしろいなー。
ただ、ただムズい。私がレースゲーム苦手ってこともあるけど全然クリアできないんだが!? 初めてゴールインしてスタッフロールを見るまで初級コースで4回ゲームオーバーになりました。なんか、ちゃんとスリップストリームとか意識しないと無理っぽい。ひー。
体感ゲームのトロの部分も移植! 『SEGA AGES G-LOC AIR BATTLE』
続いてはまったく知らないタイトルだったので『SEGA AGES G-LOC AIR BATTLE』(通常価格999円 セール価格499円)を購入! 『アフターバーナー』みたいなゲームなのかしら? と思いつつ買ってみたところそれはそのとおりだったんだけどビックリしたのが……。
うおおッ!? ゲーセンの筐体を再現している!? すげえ! そこ移植するんだ超面白い! もしかして『SEGA AGES』の体感ゲームって全部こうなの!?
効果音だけじゃなくてボタンを押したときのカチカチ音まで出るし画面が超グリグリ動くよ~! すげえな。現状でもすごすぎるし、もしかして将来VR機器とかでできたらもっと最高なんじゃないか!? すげ──楽しい。これはいいわ。
殺意がすごいバーチャルリアリティ『SEGA AGES ゲイングランド』
ガシガシ行くぜーっ! 次は『SEGA AGES ゲイングランド』(通常価格999円 セール価格499円)を買うッ! こいつは設定面で気になってたレトロゲームだ。
舞台は近未来。バーチャルリアリティ装置「ゲイングランド」に閉じ込められたプレイヤーたちが、暴走するゲームに抵抗しながら脱出を目指すというゲームで……つまりSAOみたいなモンです!
で、これまた難しいぜ! ゲームは見下ろし型のシューティングゲームで、敵を全滅させるか「EXIT」から全キャラクターを脱出させるのが目的。
自機の移動は全体的に遅く、さらに攻撃は自機の真ん中から出るとは限らず、大抵のキャラクターはやや右から発射される。連射力も限られているので、ガンガン弾を発射して並み居る敵を圧殺……なんてことはできないので狙い撃ちの能力も要求されるし、連射や射程、攻撃方向なども20種類いるキャラごとに異なる。
どの局面でどのキャラを出撃させ、どう敵を倒すか。あるいは脱出を狙うか。場合によっては誰かを犠牲にして突破口を開くか……。そんな戦略が求められるゲームとなっていて、これはもう何度も死んで敵の動きや自キャラの性能を見極めることがめちゃ大事だと思わされたぜ! これはね……深いです。どうしても1-6がクリアできねえ!
これは攻略サイトを見ながらじっくり取り組む必要があるわね……。でもこういうゲームを覚えてガンガン進められるようになると楽しいんだよな~! そのうちがんばります……
何気にいちばんドハマりしそうな空気を感じた『SEGA AGES ヘルツォーク ツヴァイ』
続いては、なんかロボットみたいなのが写ってて面白そうだし名作STG『サンダーフォース』のテクノソフトということで買ってみた『SEGA AGES ヘルツォーク ツヴァイ』(通常価格999円 セール価格499円)。
どうやらRTSらしい……? ということでまずは無理せずにチュートリアルっぽいものを再生してみたが、ここですでにガッツリしたボリュームがあるっ!チュートリアルを終わらせるのに1時間くらいかかったぞっ!
本作は兵器を生産して基地を占領し、補給線をつなげて最終的に敵本拠地を落とす……というタイプのシミュレーションゲームなんだが、生産できる兵器に航空戦力が無い。代わりに自軍と敵軍に1機ずつ、司令官が乗っているらしい飛行機「自機」「敵機」(とくにニックネームは無い模様)が存在。これはプレイヤーが自在に操作して戦場を駆け回り、ロボットに変形して敵戦力を撃破できるほか、輸送機として歩兵や戦車を運ぶこともしていくことになる。
この「自機」のシステムがシミュレーションにすごく有機的な要素を加えててめちゃめちゃおもしろいぜ!
とはいえ考えることも膨大で手を休めるヒマもなく、めちゃめちゃ難易度は高い! 敵機には対空戦力がメタになるんだがこれらは高価だし戦車には無力という面もあってどこにリソースを割くか、進軍ルートはどうするかを練るのが本当に難しい。
しかし本拠地攻略用戦力を少しずつ蓄え、一気に攻撃命令を下すなんて状況ができあがるとものすごく気持ちが盛り上がる。これはすげぇ──ゲームだな! やっぱり難しいけど!
初回プレイは40分戦い抜いた挙げ句、8割方の中継基地を抑えてたのに自軍本拠地近くの基地を奇襲され、そこから巻き返されて負けました。えっ、えっ? CPU頭良くない? そんなことすんの?
正直かなりハマってしまいそうな空気を感じ、ある意味危険だ!!! という気がしています! こんなゲームがあったとは……。
実は全然触れたことなし……『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
残金残りわずか! 最後は『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』(通常価格999円 セール価格699円)を、正直ソニックのことあんまり知らん……ということでこの機会にやってみることにした。
いや……いや知ってるよ!? 最低限は!? ソニックさんがセガの顔ってことはさ。ゲームも買ったことはないんだけど、なんか、友達の家だったか、あるいはどっかのお店の体験台だったかで1面はプレイしたことあるぜくらいの気持ちはあるんだよな。でも逆に言うとそれくらいの印象だな~~。
で、いざ遊んでみるとすごい! 難しい! えっ、ソニックってこんなに難しいんですか!?
1-3クリアして最初のボスの顔を見るまで6回くらいゲームオーバーになったんだけど……。
「リング」がダメージを追っ被ってくれるぶんマリオより死ににくそうな気がするのに!?
でもなんか死なないように慎重に行ったほうがいいかっていうとむしろダッシュしまくって波にのるようにプレイしたほうがクリアできる確率が高い……ような……。いや死ぬな!?!?!? 難しいわ! メガドライブってすごいわ。
しかし改めて遊んでみると……こう、ソニックってとにかく「圧倒的スピードによる爽快感がすごい」みたいなイメージがあったんだけど、実際に触ってみるとソニックのキャラクター性に感心させられるね。とにかく動作が細かくて驚く。
えー、1991年のゲームでしょ? この時点でキャラクターがこれだけ直接ゲームの進行には直接関係ない演技をしてくれるのって結構うれしいよねえ。
ソニックに愛着、というものがはじめて発生したのでいい加減見るか、『ソニック・ザ・ムービー』……という気持ちになりました。
いや~~というわけでここまでの合計額は9,927円となりました! うおー! 残金わずか78円まで使い切ったぜ! ありがとうセガ! というわけで1万円お買い物企画、いかがでしたでしょうか。みなさんに無事「セールだったら買ってみようか……」と思っていただけたでしょうか。ちゃんとバーチャロンは買ってくれたでしょうか。
今回の記事がみなさんの楽しい年末年始の一助になれば幸いでございます。買おうセガのゲーム! ありがとうセガ! それじゃあな。
龍が如く7 バトル救援パック
通常価格100円 セール価格50円
残金 28円
セガ
ありがとう
【あわせて読みたい】
最大90%オフ、100タイトル以上対象の「セガ 年末年始スペシャルセール」が開催。『ロストジャッジメント』、『ソウルハッカーズ2』などのタイトルが対象セガは、12月21日よりPlayStationStoreおよびニンテンドーeショップにてPS5、PS4、Nintendo Switch、3DS用タイトルを対象とした、「セガ 年末年始スペシャルセール」を開始した。