陰の章『PL2:君は蘆屋道満の娘だ』
PL2ハンドアウト:
君は蘆屋道満の娘だ。
手紙を残して消息を絶った父を探し、病弱な姉と共に少納言邸を訪れたが姉ともはぐれてしまった。君の目的は父と姉を見つけ出すことである。
蘆屋さん家の仲良し姉妹
少納言邸裏の神社に住み、ほぼその敷地から出ることもなく、病弱な姉の世話と養蚕をして生きてきた陰の章主人公の『浮月(うつき)』。
手紙を残してなかなか帰ってこない父を探し、住み慣れた神社を出る大冒険に出発です。
旅の仲間は病弱な姉『暮葉(くれは)』!
いや、寝てなさい!
碌なことにならんから!
ぼっちでウォークと突然のキマシ
屋敷に入ってすぐ姉とも離ればなれになり、1人で探索することになった浮月。
陰陽師として調査に入った咲耶とは違い、呪符も持っていないので短刀1本で進んでいくしかありません。
若い女の子がこんな大惨事屋敷をウロウロしていたら、絶好のエサ間違いなし。
心細く歩いていると、お屋敷の庭にある大きな桑の木の下に人影が!
それはちょうどセーブしようとしていた咲耶の姿でした。
時系列の問題で、先に陽の章プレイをオススメしたのはこのためです。
咲耶たちが調査開始し、しばらくして浮月たちが屋敷に入る流れ。
細かく言うとまだいろいろありますが、『陽の章』が現実の時間軸である、と覚えておいてください。
ぼんやりとその姿を眺めていた浮月でしたが……。
危ういところを咲耶に助けられた浮月。
陰陽二章の主人公が邂逅します。
蘆屋さん家は大騒ぎ
咲耶と離れ、再び姉と父捜しを再開する浮月。
道中様々な恐怖を味わいつつも、その歩みは止まりません。
その間徐々に判明していく、蘆屋さん家の様子が何かおかしい。
一方無事な姿で会えた父も、不穏な物言い。
やがて浮月にも変化が現れます。
桑の木と蚕の呪いに翻弄される姉妹の物語。
それは咲耶との邂逅を経て、それでも最悪の結末へと進んでいくかのように見えました。
全てを破壊する者が現れるまでは。
九怨の章『PL3:君は安倍晴明だ』
PL3ハンドアウト:
君は都で有名な陰陽師・安倍晴明だ。
全部片付けに来た。
陰陽2つの章をクリアすることによってプレイできるようになる『九怨の章』。
満を持しての登場は、みんな大好き安倍晴明!
女体化していますが、特に説明は無いです。そういうものです。
何しろ安倍晴明なので最初っからメチャクチャ強い。
リーチが長くて攻撃力のある長刀や強力呪符を使いながら、咲耶と浮月が通った道を進撃していきます。
陰陽の章とは多少状況が変わっていたりもしますが、既に何度も通行した道、恐れることはほぼありません。
『九怨』とはそもそも何なのか?
最大の謎にして、物語の根幹。
何故少納言邸はこんな状態になってしまったのか。
古より存在する超自然の存在。
安倍晴明に勝つために、外法に手を出してでも我が道を邁進する道満。
それらに巻き込まれていく咲耶や兄弟子、少納言邸の人々。
浮月と暮葉姉妹の愛憎。
桑の木、蚕、繭、絹糸……それらの先にある『九怨』とは?
是非皆さんの手で、その謎と、この物語の結末を……。
見られねぇ!!!
いや、無理じゃないけど!
PS2だし!
ソフトも手に入りにくいし!
アーカイブ無いし!
というわけで最初に戻りますが!!
もうすぐ20周年!
そんな令和の今だからこそ!
『九怨』が!
やりたいです!
フロム・ソフトウェアさん!
アーカイブかリメイク、メチャクチャ待っています!!!
あと何気にオマケゲームの双六が面白いので、条件が揃ったら是非。
追記:
謎ほっぽりっぱなしだと気持ち悪いと思うので、ざっくり言いますと。
「9つの(繭)玉で(黒幕の)願いが叶うヤバい呪法!
オマケでいい感じに魔力の高い絹糸も付いてくる!」
現場からは以上です。