さまざまなゲームを最高画質で起動する実験
さて、公式に配布されているベンチマークソフトでテストするだけでも『G-GEAR』の性能が優れていることが解ったが、やはり実際に「ゲームがどのように動くのか見てみたい!」と思ってしまうのがゲーマーの性。
ということで、次はオーバークロックソフトウェア「MSI Afterburner」を用いつつ、それなりに要求スペックが高いゲームがどれだけスムーズに動くのかfpsを算出して実験してみたいと思う。基本的に画面のサイズは1920×1080で、画質は最高画質のプリセットに設定する。また、せっかくなのでGPU【※】とCPU【※】の使用率もあわせて確認していこう。
※GPU
映像の処理専門の装置を指す。これの性能が良くないと綺麗な映像が出せないし、映像処理がし辛い。正式名称はGraphics Processing Unit、略してGPU。
※CPU
中央処理装置を指す言葉で、パソコンのメモリなどの処理能力はこのCPUが優秀かどうかで決まる。正式名称はCentral Processing Unit、略してCPU。
ウルトラ画質の『サイバーパンク2077』は本体の香りと世界観がマッチ
2020年に発売されたアクションRPG『サイバーパンク2077』は、画質設定をウルトラに設定しても常時200fpsで安定して動作する。NPCがたくさんいる街中でも平均して200以上のfpsが出て快適だ。GPUは97~98%と高めの使用率だが、CPU使用率は50%以下であることがほとんど。『G-GEAR』本体の排熱もしっかり機能しており、PC本体は静かなものだった。
また記事冒頭で「近未来の香りがする」と書いたが、この匂いと『サイバーパンク2077』との親和性がすごい。ゲーム内でアラサカビルの前に行くと『G-GEAR』本体の香りと合わさって、本当にこの世界に入り込んでいるような感覚が嗅覚でも感じられた。
まるで映画と見紛う『ホグワーツ・レガシー』
名作『ハリー・ポッター』の世界で学生として生活できるオープンワールドRPG『ホグワーツレガシー』は、起動時に自動的にベンチマークテストが実施される。このパソコンではすべての設定が最高画質に推奨された状態でスタートし、垂直同期をオフにして最大fpsを360にしたところ、200以上のfpsで平均して動作した。
しかし、戦闘場面やNPCが大量に出現するエリアでは150近辺を左右したので、fps上限を120に設定すると、安定した動作を実現することができた。
GPU使用率は、オープンフィールドに出た時や処理の重そうなムービーシーンでは80~90%、CPU使用率は戦闘中で17~20%前後、処理が重くなる大人数が登場するシーンでも30%程度と、極めて安定した動きを見せてくれた。
メリナの存在感が増した『エルデンリング』
メリナが美しすぎる。
メリナでこれならラニ様とかどうなってしまうんだ……? と思うほど美しくなってしまった『エルデンリング』の狭間の地。本作のfps上限は60に設定されており、品質設定を「最高」にしても、フィールド移動、対多数の戦闘ともに安定して60fpsで行動できた。GPU使用率は一定して60%前後で、CPU使用率は12~20%前後とこちらも余裕の表情。
限界ノートパソコンで『エルデンリング』をプレイしてきた筆者にとっては、これが狭間の地の本当の美しさなのか……と感動せざるを得ない。
臨場感が半端ない『メトロエクソダス』
核戦争後の世界を舞台にしたシューティングゲーム『メトロエクソダス』は最高画質である「エクストリーム」に設定しても安定して100以上のfpsとなった。大量の敵に囲まれたとしても数値は安定しており、エクストリーム画質の妻「アンナ」と共に過酷な世界を生き延びることができそうだ。GPU使用率は99%を前後し、CPU使用率は30~40%を前後した。
『Warframe』も高画質でサクサク
強化外骨格“Warframe”を身にまとい、銀河を駆け抜ける宇宙の忍者となるアクションゲーム『Warframe』は画質設定を「最高」に設定しても安定して60fpsの状態で動けた。本作に含まれているオープンワールド系の広大なフィールド「金星」での活動でも、安定した動作を見せた。GPU使用率は50~65%前後、CPU使用率は4%~10%以上になることはほとんどなく、非常に安心して動かすことができる。
『バルダーズ・ゲート3』でガチの冒険を
2023年に「The Game Awards」などでGOTYを受賞したファンタジーRPG『バルダーズ・ゲート3』は画質設定を最高の「ウルトラ」に設定してもフレームレート上限60で安定した動作を見せた。現行するAAA級タイトルを最高画質にしただけあって、キャラクターの毛穴まで見えてくるほどグラフィックが良い。GPUは55~60%前後、CPUは13~20%を前後し、こちらも安定した動作を見せた。
『エーペックスレジェンズ』も安定
対戦ゲームの一例として、バトルロイヤルシューター『エーペックスレジェンズ』もピックアップしてみよう。画質を「高」に設定してfps上限を解放して戦闘に参加してみると、最高300fps、200近辺で動作し、最低でも160fpsが出ることが確認できた。GPU使用率は90%前後、CPUは25%前後で安定しており、快適にプレイすることが可能だった。あらかじめfps上限を160に設定しておくと、より安定して遊べた。
ちなみに、試合は普通に2位になって負けた。
『アーマードコア6』で最高画質の火花飛び散る戦場へ
お次は『アーマード・コア6』。フレームレート上限を60に設定し、画質設定を「最高」に設定してみたが、対AC戦やボスとの戦闘中も安定して60fpsが出ることが判明。GPU使用率は50~65%前後、CPUは10~20%前後でこちらも極めて安定していた。
『グランブルーファンタジー リリンク』美しすぎるキャラが細部まで…
次は『グランブルーファンタジー リリンク』。画質設定を最高品質に設定し、フレームレート上限を60に設定する。オブジェクトやキャラが多めの「花都シードホルム」や、派手なエフェクトが多発するボス戦でも安定して60fpsを記録し、GPU使用率は戦闘中が48%、花都で70前後。CPUは7~10%を左右する程度で、こちらもまだまだ余裕を感じる。
『スターフィールド』は画質設定「ウルトラ」でも問題なし
広大な銀河を舞台にしたRPG『スターフィールド』は画質設定を最高の「ウルトラ」に設定し、フレームレート上限を解放すると、フィールド移動中は160~180fps、宇宙での戦闘は180~200fpsと高い数値を記録。60fpsに上限を設定すると、より安定してプレイすることができた。GPU使用率は98~99%と高めで、CPU使用率は30~40%で動作した。
改めて最高画質でプレイしてみると、グラフィックや周囲の小物に異常にこだわり抜いた作品であることがうかがえる。
『龍が如く8』を最高画質にしてハワイを満喫しよう
次は元伝説の極道“桐生一馬”と、どん底から蘇る男こと“春日一番”の2人が主役として描かれるシリーズ最新作『龍が如く8』。画質設定を最高に設定し、フレームレートは60だと余裕で安定する様子を見せたので、一旦上限を解放してどこまで動くのか実験してみた。
その結果、人の多い商店街やビーチ、戦闘シーンでも安定して130~140fpsが出て、ムービーが流れるシーンでは160~190fpsを前後するほど。
最高画質でハワイを満喫……本作のボリュームが果てしないことは言うまでもないが、ここまで来たらほぼ旅行だ。ゲームをしているようでいて、実は旅行なんだ。
動画編集もサクサク。激重動画にもびくともしない
ゲームでこれだけの安定性を誇るということは、動画編集ソフトがどれだけスピーディに動くのか気になるところ。
筆者が使用している限界ノートパソコンでは、1時間以上の動画を編集したらカクついてしまったが、『G-GEAR』では4時間の動画や40GBを超える動画の編集でもサクサク動き、動画出力のスピードも一瞬で終わった。これだけ高性能のパソコンであれば、ゲームだけでなく動画編集やイラストなどの作業用にもうってつけとなりそうだ。スキがないぞ、『G-GEAR』……!
上記タイトル全部安定して悔しい(?)から10万人の兵士に戦争させてみる
さて、ここまでさまざまなゲームを起動してみたが、これまで決してハイスペックとは言えないノートパソコンで過ごしてきた筆者からすると……冗談抜きで世界が変わった。
今までのパソコンで筆者が見ていた世界って、いったいなんだったんだ?……と理解(わか)らされるほどの性能。クッ……『G-GEAR』強いッッ!!!勝てない!!!(?)
高スペックを要求するタイトルを起動しても全然\ブォオオオン/って排熱音を出さないし、カクつくこともない!
こうなっては、意地でも『G-GEAR』の限界を見てみたい。というわけで、最終兵器を投入する。
アルティメットエピックバトルシミュレーター(ラスボス)
最後に起動実験するゲーム、もといシミュレーターは『Ultimate Epic Battle Simulator』、これは兵士やクリーチャーを無尽蔵に生成して一斉に戦わせることができるという代物だ。そう、無尽蔵なのだ……。どんなに高性能なパソコンでも、必ず限界があるはず。
このシミュレーターを用いて、『G-GEAR』の限界を探る。画質は最高設定にして、fps上限を解放して起動。
手始めに、兵士1万体を一度に出現させてバトルさせてみる。fpsは100~120前後で安定し、まだ余裕といわんばかりの様子。1万体ごときではビクともしないということか、GPU使用率も40%以下、CPUは25~30%程度とかなり低めの数値だ。では、さらに兵士の数を増やしていこう。
次は兵士3万体を一斉に動かしてみた。さすがにfpsが40~60前後を行き来し始めたが、まだ動作は安定しており、GPUとCPUも1万体の時とさほど使用率が変わらない。fpsは落ちているものの、メモリ不足でクラッシュということにはならなさそうだ。
それでは、一気に増やしてみよう。
兵士10万体の大戦争勃発。
や……やったか!?……ついにfpsは10近辺を前後するようになり、画面がカク付き始めた。しかし、CPUやGPUへの負荷は思ったよりも少ないのか、クラッシュは起こらず。
というわけで、『G-GEAR』は兵士1万体が一斉に動いても問題なく動作することが判明し、なんと10万体出現させてもクラッシュせずに動きはする……という結果となった。
最後はお約束の爆発オチで終了。
圧倒的な性能に脱帽
結論:マジで世界が変わる。
ここまで紹介してきたように、大抵のゲームは問題なく動き、動画編集も安定した動作を見せてくれた。もちろんノートパソコンと違ってモニタやスピーカーは用意しなくてはならないが、それ以外のデメリットはほぼ感じなかったと言える。
というわけで、もしもこれからパソコンの買い替えを検討している人がいたら『G-GEAR』は本当におすすめの一品だ。重量ボディの移動と置き場所の課題さえクリアできれば、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれるマシーンであることは間違いない。
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