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【今日は何の日?】『ファイナルファンタジーXII』が発売された日(2006年3月16日)。ガンビットによる自動戦闘が『FF』シリーズの新たな可能性を感じさせた

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3月16日は『ファイナルファンタジーXII』(以下、『FF12』)が発売された日だ。

『FF12』は、2006年3月16日にスクウェア・エニックスから発売されたプレイステーション2用ソフト。

『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_001
(画像は『ファイナルファンタジーXII』公式ページより)
『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_002
(画像は『ファイナルファンタジーXII』公式ページより)

『FF12』は、『ファイナルファンタジー タクティクス』と同じく、イヴァリースという世界を舞台としている。各タイトル間での直接的なストーリーのつながりはほとんどないのだが、世界設定などに共通項がある。

『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_003
(画像はFINAL FANTASY公式@FinalFantasyJPより)

ゲーム中には人間以外にもさまざまな種族が登場し、街中で共存している。また、ゲームに登場する主要な都市の王都ラバナスタや帝都アルケイディスといった街並みは細部まで作りこまれており、そういった街並みを歩いているだけでも『FF12』の世界にどっぷりと浸れるだろう。

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(画像はFINAL FANTASY公式@FinalFantasyJPより)

街の外のフィールドもフル3Dで描かれており、『FF12』ではモンスターのシンボルに近づくと画面切り替えがないままに戦闘に突入する「シームレスバトル」となっている。シリーズでは、オンライン専用の『FF11』に続いてのシームレスバトルの採用で、以降『FF14』『FF15』なども同様だ。

『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_005
(画像はMyNintendoStore『ファイナルファンタジーXII THE ZODIAC AGE』より)

『FF12』を語るうえで欠かせないのが、ガンビットシステムだ。キャラクターごとに、”現在の状態などに応じてどう行動するのか”をセットし、自動で戦闘を行っていくというシステムだ。

”特定のHP以下になったらケアル”、”火に弱い敵にファイア”など、条件や行動はプレイヤーが決められる。完全にガンビットに任せることもできれば、必要な操作はプレイヤーが手動で行なうこともできるので、バトルの手助けになるシステムだと思えばいい。

慣れるまでは頭を悩ませるかもしれないが、ボスに合わせてガンビットを組んでばっちりハマったときなどは、何物にも代えがたい満足感が得られる。『FF12』にはHPが5000万を超える規格外の裏ボスもいるが、ガンビットのみで討伐するといったやり込みをするプレイヤーも存在していた。

『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_006
(画像はMyNintendoStore『ファイナルファンタジーXII THE ZODIAC AGE』より)

練りこまれた世界設定や玄人好みのガンビットなどで、コアな人気を得ているのが『FF12』と言えるだろう。シリーズの最高傑作として挙げるプレイヤーも多い。

2007年8月には北米版をベースとした『ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』が、さらにHDリマスター版である『ファイナルファンタジーXII THE ZODIAC AGE』が2017年7月にプレイステーション4で、のちにSteam、Xbox One、Nitendo Switchなどで発売されている。

『ファイナルファンタジーXII』の発売日は2006年3月16日。「ガンビット」による自動戦闘が特徴の作品_007
(画像はMyNintendoStore『ファイナルファンタジーXII THE ZODIAC AGE』より)

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