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葛葉ライドウに、萌えるっ!!『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』で、十四代目葛葉ライドウの魅力に心を掴まれてしまったのですが……

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『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』、ちょっと早く遊ばせていただきました!

あの葛葉ライドウが2025年に蘇ることで話題沸騰中の本作ですが……実は私、オリジナルの『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』を遊んだことがなかったのです。ただ、タイトルとして気になってはいました。そんなところに飛び込んできたリマスター! なんたる僥倖!

なので、私は普通に「葛葉ライドウ初体験」という……オマエ、先行プレイでその状態許されるのかよという感じで恐縮なのですが、その代わりに新鮮な感想を含めてお届けできればと思います。実際、リマスターでも「葛葉ライドウの衝撃」はひしひしと伝わってきました。

大正を舞台にした世界観、ライドウへの萌え、悪魔と戦うバトルシステム、ライドウへの萌えライドウへの萌えライドウへの萌え……そんな感じで書いていきます。

【ライドウ】『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』レビュー・評価・感想:葛葉ライドウに萌える!!_001

文/ジスマロック
編集/実存


まず、「葛葉ライドウ」の話がしたい

【ライドウ】『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』レビュー・評価・感想:葛葉ライドウに萌える!!_002

今作の主人公は、十四代目葛葉ライドウ。
まず、この「葛葉ライドウ」の話がしたい。
逆に、葛葉ライドウの話をしない限り、この作品のことも語れない……気がする。

主人公だから、作品のコアな要素を担うのは当然だと思うのですが……もうライドウに関しては存在自体が世界観を語っていると言ってもいいと思う。まず、「葛葉ライドウ」という名そのものが襲名性で、代々悪魔召喚師<デビルサマナー>としてその名を受け継いできた。まずこの設定がカッコいい。

そして超國家機関・ヤタガラスより帝都の守護を拝命され、人知れず悪魔召喚師<デビルサマナー>として戦いに身を投じていく……もう、超絶カッコいいと思う。特に「超國家機関・ヤタガラス」という固有名詞がいい。

【ライドウ】『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』レビュー・評価・感想:葛葉ライドウに萌える!!_003
(画像は登場人物 – RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚 – 公式サイトより)

そしてこのビジュアル!

金子一馬氏のセンスがこれでもかと炸裂しているビジュアル!!

学ランの上からマントを纏い、銃と刀を装備し、悪魔を封じた「封魔管」を持つ……もう、シビレまくり。「ライドウは管から悪魔を召喚する」ということはなんとなく知っていたけど、ここに銃と刀も装備しているのが、もう……ね……。最高だと思います。

しかも、実際にゲーム内で動くと余計にカッコいい。
走るとマントがはためくし、管を指で挟んでバシッと決めポーズ(?)を取る。ああ、ライドウかっこいい……しかもこれでCV杉田智和……ライドウのビジュアルに惹かれてしまった時、もう間違いなく買うべきだと思います。

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放て、ライドウキック

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そんなライドウの戦う姿……「バトル」も今作はちょっと特徴的。

『真・女神転生』や『ペルソナ』シリーズを含め、どちらかというとターン制やコマンド制のイメージが強いアトラスのRPGですが……なんと今作はアクションRPG。襲いくる悪魔たちを、ライドウの華麗なアクションでバッタバッタとなぎ倒せ!

どうやらこのアクション周りが、PS2で発売されたオリジナル版とは違うらしいので、一応オリジナル版を買って軽く試してみたのですが……なんかこう、サクサク動くようになってますね。すごい配慮した言い回し。アクションの爽快感が、しっかりと増しています。

剣と銃だけでなく、敵の攻撃を華麗に回避する攻撃もあれば、「紅蓮印」などの術も使える。葛葉ライドウらしいアクションは残しつつ、ちゃんとこう……スタイリッシュに気持ちよく楽しめます! すごい配慮した言い回し!!

2作目の『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』のシステムをベースにしていることもあり、そこの完成度はご心配なく……だそうです!

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お馴染みの「悪魔会話」も、ちょっと特殊な感じです。敵に近づき、そのまま封魔管に直接封じ込める!場合によっては会話が発生し、回答によっては能力が上昇するなんてことも。

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封魔管に封じ込めた悪魔は、そのまま「仲魔」として使役できます。

最大2体まで召喚して、協力して戦ってくれる。
回復が得意な仲魔もいれば、攻撃が得意な仲魔もいる。お気に入りの仲魔を使うのもアリだし、バトルのバランスを考えて編成するのもアリ。ここの「どの仲魔と戦うか」を決めるのも今作の楽しいところです。

そんな仲魔との共闘に、実は「新システム」が搭載されています。
それが、「MAGドレインバトル」

仲魔が使う、「アギ」や「ディア」などの特技には、ライドウが所有している「MAG(マグネタイト)」というエネルギーが必要になります。この「MAG」が枯渇してしまうと、仲魔たちは特技が使えなくなってしまうのです。ライドウが何もしないと、あっという間にMAG切れを起こしてしまう。

それを解決するために、「弱刀攻撃」と「強刀攻撃」というシステムがあります。

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基本的に、MAGはライドウの攻撃によって稼ぐことができます。

その攻撃にも「強弱」が存在しており、与えるダメージは低いけどMAGを奪える「弱刀攻撃」と、与えるダメージは高いけどMAGを奪えない「強刀攻撃」のふたつがあります。つまり、ここがちょっとした駆け引きの要素なのです。

敵がひるんだら、やっぱりライドウで強力な攻撃を叩き込みたい。でも、強刀攻撃ばかりでは、MAGが足りなくなって仲魔も動けなくなってしまう。かといって、ずっと弱刀攻撃ではダメージも伸びない。この、「どうMAGを維持するか」というリアルタイムなリソース計算の面白さがあります。

やっぱり、強力な特技であればあるほどMAGもゴッソリ持っていかれます。
強い仲魔に任せて、ライドウは弱刀攻撃でMAGを稼ぐことに徹するか。それとも仲魔の特技はほどほどにしつつ、ライドウ自身で強刀攻撃を叩き込んでいくか。編成も含め、いろいろ戦略性があります。

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個人的には、「殺魔一閃(せつまいっせん)」というシステムがお気に入りです。

戦闘中に敵が見せる隙をつくことで、渾身の一撃を繰り出せるというシステムなのですが……なんかたまにライドウが飛び上がってキックするんですよ。まさしく「ライドウキック」というか、本家と妙に語感が似てる感じになります。

他にも、特定の条件を満たしてライドウの「情熱<スピリット>」が高まることで発動できる、「スピリット剣」なんかも便利です。なにしろ敵全体に大ダメージを繰り出せるので、超便利です。

特徴的なシステムはそのままに、ライドウらしさのあるアクションをより強化……果たしてキックはライドウらしさなのだろうか。わからない、ここだけ初プレイだからライドウっぽいのか全然わからない! とにかく、アクション面はより磨きがかかってますよ!

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派手な演出で敵全体を攻撃!!……という感じです。

キャラが……「萌え」です

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このゲーム……とにかくキャラが「萌え」だと思うんですよ。

葛葉ライドウのプロフィールとか、すごいと思いました。

生年:不明 /齢:十代後半 /職業:デビルサマナー兼探偵見習い /身長:五尺七寸八分(175cm) /体重:十七貫(65kg) /住居:矢来区鳴海探偵社に住み込み /好物:蜜がたっぷりの大学芋 /特記:本名を葛葉一族に奉納し第十四代目葛葉ライドウを襲名

「好物:蜜がたっぷりの大学芋」て!
「好物:蜜がたっぷりの大学芋」て!!

あとサラッと書かれている「十四代目は冷静で物静か(恥ずかしがり屋)」の火力もすごい。

実際、作中でもライドウが美形であることは何度も触れられていて……そんな美形が学校に通っていて……好物:蜜がたっぷりの大学芋で……冷静で物静か(恥ずかしがり屋)で……ライドウ、かわいいっ! 作中でやたらとモテることへの納得感がすごい!!

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あとは、「ゴウト」ですよ。
もうこれ、満場一致でかわいいでしょう。かわいい黒猫でCV中田譲治って……まあゴウトって多分譲治さん猫役シリーズの筆頭格ですよね。

しかも今作、ストーリー中はずっとフルボイス!
だから、「ゴウト(CV中田譲治)」をこれでもかと堪能できる!
というか、ライドウは寡黙なので基本ゴウトがしゃべりっぱなし!

なんというか、その演技も相まって愛らしさが増しているというか……ゴウトって甲斐甲斐しいヤツなんですよ。献身的だし、最高の相棒だし……もうライドウとゴウトのかわいさで『RAIDOU Remastered』はどこまでも戦っていけるッ! 初プレイのオマエが何を偉そうにって感じですが。

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何気に、ゴウトのプロフィールもすごくいい。「好物:猫じゃらし……ではなく、鯖の煮込み」て。

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個人的に、「鳴海」が好きなんですよね。
ライドウが身を置いている「鳴海探偵社」の所長で、ゴウトに並ぶメインキャラクターだと思うのですが……こいつが中々にいいキャラしてる。

たぶんあの俳優をイメージしてるんだろうなというビジュアルといい、飄々とした感じといい……作品の味わいを深めてるキャラですよね。あと、CV子安武人。

最近、個人的に『ペルソナ2 罪』を遊んでいたから、私の中では勝手に鳴海とタッちゃんでW子安です。だからもう、鳴海も確実にフルボイスの恩恵を受けているキャラだと思います。どのキャラも、演技がすごくいい。

以前発売されたドラマCDを元にしたキャスティングらしいとは聞いているのですが、逆にドラマCDが気になってくるくらいに抜群のキャスティングな気がします。「この話をフルボイスで楽しめる」というだけで、ものすごいパワーアップなんじゃないかと思います。

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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