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武器×アビリティの組み合わせで60種類もの職業を選べるMMORPG『ロードナイン』の発表会が開催。パブリッシャは『LOST ARK』を手がけたSmilegate

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Smilegateは、同社の運営するPC&スマートフォン向けMMORPG『ロードナイン』の日本サービス開始に向けた新作発表会を、7月12日に東京・高田馬場にあるASH WINDER Esports ARENAで開催した。

ロードナインは、多彩な育成システムによる幅広い戦術をウリとするMMORPGだ。
ゲーム内では9種類の武器マスタリー52種類のアビリティが用意されており、その組み合わせに応じて最大60種もの職業が選べるという。

しかも防具の制限もなく、「プレートメイルを着込んで最前線で攻撃魔法をブッ放す魔術師」のような、他MMORPGではありえない多彩な戦術が行えるそうだ。

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イベント当日は開発者によるゲーム紹介のほか、Q&Aコーナーや、MMORPGで活動するインフルエンサーらを交えた体験会が行われた。既報のとおり本作の正式サービスは7月31日に開始予定となっており、MMORPGファンにとってはアツい夏となりそうだ。

文/高島おしゃむ
編集/kawasaki

圧倒的自由度の高さによる「自分流MMORPG」

イベントの冒頭に登壇したSmilegate Megaport代表取締役のペク・ヨンフン氏は、これまでSmilegateが日本で提供してきたサービスを通じて、プレイヤーからたくさんの愛情と信頼をいただいたと挨拶。

そのうえで今回のロードナインでは、先行してサービスしている韓国語版と日本語版の開発・運営チームが一丸となり、プレイヤーの声に耳を傾けながら展開すると意気込みを語った。

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Smilegate Megaport代表取締役 ペク・ヨンフン氏

続いて、本作の開発を行うNX3Gamesでプロデューサーを務めるキム・ヒョジェ氏と、Smilegate事業責任者であるハン・ジェヨン氏、そしてSmilegate日本室長のイ・ギュハ氏の3名が登壇。ロードナインの各種ゲームシステムや、日本でのサービス内容についての紹介が行われた。

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写真左から、ハン・ジェヨン氏、キム・ヒョジェ氏、イ・ギュハ氏

ロードナインは、多彩な育成要素が盛り込まれたMMORPGである。
9種類の武器マスタリーと52種類のアビリティの組み合わせによって60種類の職業が用意されており、さらにプレイヤーがカスマイズを行うことで、自分だけのプレイスタイルを確立できる。この幅がメチャクチャ広く、それによって「自分流MMORPG」を満喫できるそうだ。

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現在用意されいてる武器マスタリーも紹介された。
「剣と盾」はバランスに優れており、戦場の中心で戦える近接武器だ。敵を妨害したり、防御力を高めて自身を守ったりと、戦場における花形といえるだろう。
そこから攻撃面に寄せた武器が「大剣」だ。ダメージを与えることに特化しており、最前線で自身を強化しながら攻撃することで、単体の敵に対しては圧倒できるという。

「短剣」は、素早い移動速度と攻撃速度で、敵を迅速に倒す近接武器だ。特定の条件を満たすことで、極めて大きなダメージを与えることができ、テクニカルな一面も持っているそうだ。
それと対照的なのが「戦闘盾」で、高い防御力を備えている。自身だけでなく味方を守りながら前線で活躍できる近接武器だ。

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「弓」は、最も遠くから敵を攻撃することができる遠距離武器だ。そして「クロスボウ」は、遠距離武器の中では射程は短いものの、対象の弱体化に特化しており、爆発的なダメージを与えられるという。

「杖」は、3つの元素の力を操ることで攻撃魔法を繰り出せる遠距離武器だ。また、魔法の力を武器に宿して敵を攻撃する近接武器の「戦棒」は、味方を支援したり、敵に弱体化を与えるサポート的な役割を担えるという。
そして最後に、武器を持たずに戦うマスタリーの「素手」が用意されている。

これら9種類が用意された武器マスタリーは、プレイヤーがその気になれば、すべてを育成させられる。戦う相手や置かれた状況に応じて、戦略的に武器マスタリーを切り替えながら戦えるというわけだ。
さらに、たとえ同じ武器マスタリーでも、スキルツリーを選んだ方向性によって、戦闘スタイルは大きく変化するという。

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職業は60種類! 最初の発見者の名前が刻まれる“隠し職業”も

職業に関しては、上述のとおり計60種類が用意されている。
武器マスタリーと、ゲーム内で獲得した52種類のアビリティを組み合わせ、3つのタグを発動させることで、それぞれに対応した職業がアンロックされる仕組みだ。

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上記の画像では56種類と記載されているが、実は非公開の“隠し職業”も用意されているという。そして、この隠し職業を最初に発見したプレイヤーのニックネームが、以降ずっと登録されるというシステムはユニークだ。

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防具に関しては、布、皮、板金の3タイプが用意されている。同じタイプの部位を多く着用するとセット効果が発動するが、一方で職業による着用制限はない
もし、プレートメイルを着た魔術師が最前線でバフやデバフを蒔くといったプレイスタイルが現実的に行えれば、多彩な戦術を満喫できるだろう。

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ゲームの舞台となるエル・セラ大陸では、最初のロード(英雄)であるラディアントが革命を成し遂げたあと突然姿を消している。そういったなか、9名のロードによる覇権争いが繰り広げられているそうだ。

具体的には、ラディアントの双子の娘であるラエルとロウェインのほか、デリゲオン、クラウス、バルテス、エルドリッヒ、モリアン、カルメン、アクイラが登場。この9人が本作のタイトル名でもある「ロードナイン」というわけだ。

そして、10人目のロードとしてプレイヤーキャラの勢力が加わり、エル・セラ大陸に新たな歴史が刻まれていくことになる。

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なお、世界観に関しては東洋と西洋がミックスされたものとなっており、これを実現するべく、開発チームは世界中の名所を3Dのフォトスキャン技術で撮影。Unityの最新技術を駆使し、実写に近いハイクオリティなグラフィックスで表現しているそうだ。

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正式サービス開始後のアップデート情報も公開

正式サービス開始前のアップデート情報も公開された。
最初に紹介されたPvPコンテンツの「ロードアリーナ」は、1vs1だけでなく、パーティ編成による5vs5や、ギルド同士による30vs30用意もされているとのこと。シーズンごとのランキングも集計されるとのことで、タイマンからGvGまで幅広く楽しめそうだ。

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MMORPGに欠かせないRvRコンテンツの「拠点戦」「占領戦」は、現在の開発チームが議論を重ねながら開発中とのこと。というのも、戦う相手はローカルサーバーだけでなく、ワールド規模まで拡大できないか検討しているとのことなのだ。もし実現できれば、相当激しいバトルが期待できるだろう。

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ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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