「稲妻」で倒した執行官の“教え子”と出会ってしまう。てっきり責め立てられると思っていたのに
「スネージナヤ」で新たに登場するキャラクター・オデット。白鳥のように美しいバレエを踊るトップバレリーナでありながら、「ファデュイ」として戦闘もこなす。二面性を持つクールビューティーです。
【キャラクタートレーラー】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) August 11, 2026
オデット「無垢への挽歌」
別れを告げた。暖かい炉火と窓辺の夢に詫びながら——
これから歩む道は、冷たい朝の霜の先に続く道だから。#原神 #オデット #上坂すみれ #スネージナヤが来る #原神スネージナヤ pic.twitter.com/QUns6zgkRc
そして彼女は、執行官第八位のシニョーラの教え子でした。「稲妻」編の御前試合でシニョーラを打ち倒したのは、ほかならぬ旅人です。この事実を知った瞬間の気まずさといったらありません。
初めて出会ったのは、洞窟に取り残された人たちを救出する場面。オデット自身は、旅人がシニョーラの死に関わっていたことを知りませんでした。それを明かしたのは、隠し通せないと判断したタルタリヤです。
てっきり責め立てられるだろうと思っていたのですが、「あなたの判断は正しかった」と、彼女は旅人の選択を肯定してくれたのです。それどころか、この国の問題のために旅人が駆け回っていることを知ると、感謝までしてくれる。
聞けば、師弟の仲はさほどよくなかったのだそうです。厳しく指導され、すれ違いも多かった。それでも「恩があることは変えようのない事実ですわ」と語ります。自分と母が生きていくためには「ファデュイ」に加わり、シニョーラの指導を受けるしかなかったのだといいます。
意外にも、オデットは師の死を受け入れていました。ただ、最後にすれ違ったまま別れてしまったことだけを悔いている。
その姿を見ていると、「(シニョーラを)倒す以外の方法はなかったのか……」と今さらながら後悔が押し寄せてきます。
とはいえ、人の命を削る道具「邪眼」を「稲妻」で流通させ、多くの民を苦しめたシニョーラ。その悪行を思い返せば、やはりあの決断は避けられなかったはず……(嗚呼、哲平……!)。

そしてじつは、シニョーラのほうもオデットを想っていました。
「ファデュイ」が、この子からバレリーナとしての生活を奪ってしまった。そう考えていたシニョーラは、自分が死んだら「双界の炎」で「ファデュイ」の記憶を消し、自由にバレエを踊ってほしいと願っていたのです。
それを知ったオデットが選んだのは、記憶を消さないことでした。「ファデュイ」としての顔も捨てず、すべてを引き受けて生きていく。そして最後に、前を向いて歩き出すため、シニョーラの墓の前でバレエを踊ります。
師の最期のやさしさを知ったうえで、すべてを受け入れて前に進む。かっこよすぎます。
統括官ピエロが落とした特大の爆弾。パイモンとは、500年前からの知り合いだった
そして今回、物語に特大の爆弾を落としていったのが「ファデュイ」の統括官であるピエロです。
厳格な佇まいで、いかにもおそろしい雰囲気を纏っている人物。そんな彼が「スネージナヤ」序盤、雪のなかで旅人とはぐれたパイモンを助け出し、小屋まで連れていってくれます。
親切です。親切なのですが、そこからが妙でした。彼はただ、雪が降るのを眺めているだけ。何もしてこないし、話しかけてもこないし、質問にも答えない。やがて毛布だけ置いて、去っていったそうです。
パイモンいわく「危険や悪意は感じなかったけど、少しも相手をしてくれなかったから寝ちゃった」。
そしてもうひとつ、妙なことがありました。パイモンはピエロを知らないのに、ピエロのほうはパイモンの名前を知っていたのです。

助けてくれたのはありがたいのですが、謎が深すぎる。
「ファデュイ」の統括官ともあろうお偉いさんが、雪のなかに急に現れて手を差し伸べてくれる。それならもっと雑談してくれたり、あたたかいスープでも出してくれたりしてもいいのに……というのはわがままでしょうか。
……と、この時点では、そう思っていました。
なぜピエロがパイモンの名前を知っていたのか。その理由が、物語の終盤で明かされます。
なんと彼は、「カーンルイア」(500年前に滅亡した国)の生き残りだったのです。
「ナド・クライ」において、「ファデュイ」が月の破片を空から引きずり下ろすという規格外の技術が描かれましたが、あれは500年前のカーンルイアで初めて用いられたもの。そして当時のピエロは、その技術を用いて天空の島から「天空の島の創造物」であるパイモンを地上へ連れ出していたというのです。
その後、パイモンはピエロの宮殿に住むことになります(衝撃)。しかし当時の彼は「賢者」フロプタチュールとの争いに気を取られており、パイモンのことをほとんど無視していたそうです。
ただ、カーンルイアの厄災という「狂気の時代」を経ても唯一狂わなかったパイモンに対し、今のピエロは「守るべき存在」だと考えているのだとか……。
とはいえ、雪のなかで助けておきながら毛布を置いて去っていくあたり、500年経っても距離感は変わっていないようですが。
普段は旅人と一緒にいる最高の仲間、パイモン。旅人と出会う前にこんなかっこいいおじさま仲間がいたなんて、ちょっとだけ、ちょっとだけ嫉妬してしまいます。
「スネージナヤ」の実装により、とうとうテイワット大陸に存在する七国すべてに足を踏み入れることになりました。まさに『原神』における記念すべき一大アップデートと言えるでしょう。
まだまだ関わりの少ない執行官たちも多く、彼らのストーリーが明らかになるのが楽しみですね。それぞれが凄惨な過去、己の正義、そして深い業を背負う彼らが、この国の現状にどう立ち向かうのか。今後どう物語に絡んでくるのかも大きな見どころです。
厳しい暑さが続くこの夏は、極寒の地「スネージナヤ」で涼やかなゲーム体験を味わってみてはいかがでしょうか。
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