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「悪魔城ドラキュラ」IGA手がける2D横スクロールアクション『Bloodstained』が2019年に延期へ。PS Vita版の開発中止も決定

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 『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーとして知られるIGAこと五十嵐孝司氏は、自身が制作指揮する『Bloodstained: Ritual of the Night』の発売を2019年に延期すると発表した。あわせてPlayStation Vita版の開発中止も明らかにされている。

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(画像は505 Games | Bloodstainedより)

 『Bloodstained』は、『悪魔城ドラキュラ』シリーズの流れを汲む探索型2Dアクションゲーム。プレイヤーは錬金術師によって“体が結晶化する”という呪いを掛けられたミリアムとなり、かつての親友だったジーベルに誘われた悪魔の住まう城にて死闘を繰り広げることになる。
 敵から得られるシャードや錬成、初調理時には永続的にステータスをアップする料理システム、Unreal Engine 4で描かれる2.5Dグラフィックなどが特徴だ。

 2015年にKickstarterで開発資金を募るクラウドファンディングが実施され、6万4867人から554万5991ドル(およそ6億8000万円)を集めることに成功した。
 ただし当初は2017年にリリース予定となっていたものの幾度か発売が延期されており、その間に開発にDICOやモノビットといった会社が加わったり、Wii U版が開発中止になりNintendo Switch版が新たに制作決定になったりしている。

 五十嵐氏はデベロッパーアップデートにて今回の件について報告。延期の一番の理由として、今年6月に配信された支援者向けのベータ版より得たフィードバックから、さらにクオリティレベルを上げる必要があると判断したと説明した。

 またPS Vita版の制作中止については、実機の製造中止とサポート停止が発表されたためだと伝えている。PS Vitaに関しては、今年5月に海外でPS Vita用の物理カード生産終了が報じられたが、国内ではPS Vitaの物理カードの生産は継続される予定となっている。
 PS Vita版をKickstarterのクラウドファンディングにて選択したユーザーにはFangamerからメールが届く予定となっており、払い戻しか別機種版が選択できるとのこと。

 Kickstarterでの成功にて約束されていたインティ・クリエイツ手がけるレトロスタイルのアクションゲーム『Bloodstained: Curse of the Moon』は、今年6月に無事リリース済みとなっており、本家の方も無事発売されることに期待したい。
 『Bloodstained: Ritual of the Night』は、PS4、Xbox One、Nintendo Switch、ニンテンドー3DS、Windowsにて505 Gamesより2019年リリース予定となっている。

文/ishigenn

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ライター
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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