Focus Home InteractiveとSaber Interactiveは、オフロードトラックシミュレーター『MudRunner 2』を正式発表した。対応プラットフォームはPCとコンソール。
対応コンソールの詳細は明かされていないが、参考として前作『Spintires: MudRunner』はPC、PS4、Xbox Oneでリリースされており、Nintendo Switch版が現在開発中であると伝えられている。
『MudRunner 2』は、泥まみれになりながらオフロードを走破するトラックシミュレーター『Spintires』シリーズの3作目にあたる。
舗装されたコースでタイムを競い合うレースゲームではなく、サンドボックスタイプのドライブシミュレーターだ。ゲームではトラックを運転して丸太を製材所まで運搬することが主な目標となる。
プレイヤーは事前調査で最適な進路を探索し、雪解け水と腐敗した植物でぬかるんだ泥濘地帯や、岩肌むき出しの山岳地帯、海岸や洪水で増水した川の中といった過酷なロシアの大地をトラックでひた走る。
泥濘でタイヤがスタックすればウインチを使って脱出し、山道で車が横転すればクレーン車で助けに行く。そういったリアルなオフロードドライブを楽しめるゲームプレイが、『Spintires』シリーズの大きな魅力となっている。
『MudRunner 2』では前作までで好評を博したこれらの要素を、新たな機能を交えてさらに拡張するという。
『MudRunner 2』の発表にあたりFocus Home InteractiveのJurgen Goeldner社長は、「Saber Interactiveと密接に協力し、プレイヤーに究極のオフロード体験を提供したい。」と新作への意気込みを表明している。
※前作『Spintires: MudRunner』のトレイラー。とにかく汚泥まみれの道を悪戦苦闘しながら進むのが本作の魅力である。
この秋にはアメリカを舞台にした『Spintires: MudRunner』のDLC『Spintires: MudRunner American Wilds』のリリースも控えており、さらに拡張を続ける『Spintires』シリーズ。
さらなる続報は2019年第一四半期に実施されるプレスイベント「What’s Next de Focus」で発表される予定だ。新作ではどのような進化を見せてくれるか今後の続報に期待したい。
文/古嶋 誉幸