Chucklefish Gamesはカントリーライフシミュレーション『Stardew Valley』のスマートフォン版を発表した。10月24日にiOS版が、現在開発中のAndroid版もその後リリースされる予定だ。
価格は960円、アプリ内購入は用意されていない。iOS版は本日10月10日から予約を受け付けている。iPhoneやiPadでプレイできるが、詳しい互換性に関してはiTunesのページで確認してほしい。日本語ローカライズも用意されている。
スマートフォン版『Stardew Valley』はタッチパネル操作に合わせてUIが変更されている。PC版のバージョン1.3までのシングルプレイコンテンツが含まれており、iTunesを使ってPC版のセーブデータをiOS版に転送することもできる。ただしModには未対応であり、PC版のセーブデータにModが含まれていた場合、互換性に問題が出る可能性があるという。バージョン1.3で追加されたマルチプレイモードには対応していない。
ConcernedApeことEric Barone氏によって開発された『Stardew Valley』は、『牧場物語』に影響を受けたカントリーライフシミュレーションだ。のどかな田舎暮らしを可愛らしいピクセルアートで描いている。プレイヤーは荒れ果てた牧場を復活、経営するだけでなく、採鉱や魚釣り、村の住人達と仲良くなって結婚したり、モンスター退治のような戦闘も楽しめる。用意されたコンテンツはとにかく膨大で、1日はあっという間に過ぎてしまう。
ゲームは高い評価を受け、2016年にPCでリリースされて以降、PS4、Xbox One、PlayStation Vita、Nintendo Switchとさまざまなプラットフォームに移植され、多くのファンに愛されている。今回リリースされるモバイル版はさらに多くのファンも生み出すだろう。
文/古嶋誉幸