ゲームや映画を専門に公式ライセンスグッズを販売するオンラインストアMerchoidは、ロールプレイングゲーム『Fallout』シリーズに登場するウェアラブルデバイス「Pip-Boy」をモチーフにしたスマートウォッチ、「Fallout: Nuclear Powered Smartwatch」の予約販売を開始した。価格は142.99ドルで、2019年3月の発売を予定している。
ストアページによると、ゲーム内で数々のテクノロジーの開発元として登場する超巨大企業、Vault-Tec社と共同開発された21世紀のデバイスで、オペレーティングシステム「Pip-OS V1.0.1」を搭載しているという設定。この形式番号は『Fallout 3』で主人公が幼少期を過ごしたワシントンDCのシェルター「Vault 101」に由来するものと考えられる。
対応OSは、iOS 9.0およびAndroid 4.4以上で、Bluetoothにも対応。電話やメッセージ、カメラはもちろん、タッチスクリーンで同期したミュージックライブラリにもアクセスできる。このほか天気予報やアラーム、カレンダーといったスマートフォンの基本的な機能はほぼ完備している。また、フィットネストラッカーとして歩数や心拍数、睡眠状態をモニタリングできることに加えて、ムーブアラート機能も付いている。
ちなみに原子力スマートウォッチという物騒な名前だが、実際の動力はリチウムイオン電池なので、ウェイストランド各地に散らばる廃車のように爆発したり、Rad値の上昇によって被爆したりする心配はない。
ライター/Ritsuko Kawai