Electronic Arts(以下、EA)は、今年6月に開催が予定されている世界最大のゲーム見本市「E3」(Electronic Entertainment Expo)にて、プレスカンファレンスを実施しないことを明らかにした。EAの公式サイトにて公表されたもので、「今年はプレスカンファレンスも省略して、ライブストリームを行うことにしました」と伝えられている。
毎年、E3の開催直前には大手ゲーム企業のプレスカンファレンスが実施され、大作ゲームの新情報やサプライズ発表があるのが通例となっている。EAは2010年のE3から発表会を途切れることなく開催してきたが、10回目となる今年は実施されず見送られることとなった。
また、EAは2016年からE3への出展自体も取りやめており、同年より独自のイベント「EA Play」を毎年6月に実施している。今回の発表によれば、今年の「EA Play 2019」ではトークセッションの時間を短くして、ゲームプレイにより重点を置くという。およそ1時間で情報を集約して伝えるプレスカンファレンスが実施されない代わりに、イベント開始から2日間にかけてライブストリームを配信していく。
なお、今年のE3においては、2018年11月にソニーが参加を見送る方針を明らかにすることでも話題となった。E3 2019は現地時間の6月11日から13日まで、例年どおりロサンゼルスのコンベンションセンターにて開催予定となっている。
文/ishigenn