スクウェア・エニックスは、PS4・Xbox One向けタイトル『キングダム ハーツIII』において、ゲーム内に登場するキャラクター「オラフ」の日本語版吹き替え声優を交代すると明らかにした。
『キングダム ハーツIII』は2019年1月25日に発売されたアクションRPG。スクウェア・エニックスとディズニーが協力して開発しているシリーズで、さまざまなディズニーキャラクターが登場することが大きな特徴だ。本作には『アナと雪の女王』の世界を舞台にしたワールドも存在し、その中には原作でもおなじみの「オラフ」という雪だるまのキャラクターが登場する。オラフの日本語版吹き替え声優は、2019年3月12日に麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたピエール瀧氏が担当していた。
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、『アナと雪の女王』に登場するオラフの日本語版吹き替え声優をピエール瀧氏から交代するというニュースリリースを発表しているため、スクウェア・エニックスもそれに倣う形で声優の変更を行うものと思われる。また、これに関連したゲームのアップデートが実施されることも決定。アップデートの詳細は後日発表予定となっている。
ピエール瀧氏が逮捕された波紋はゲーム業界にも広がっており、セガゲームスが『JUDGE EYES:死神の遺言』を販売自粛し、結果として価格が高騰するといったことが起きている。
ライター/渡邉卓也